
大学のキャンパスといえば、授業の合間に一息ついたり、仲間と語り合ったりする「ラウンジ」は欠かせない存在。
名古屋市昭和区にある中京大学の名古屋キャンパスにて、学生と企業がパートナーとして協働し、空間を一から練り上げた「中京大学 学生ラウンジ改修プロジェクト」がついに完成!
2026年3月30日(月)、その全貌がいよいよお披露目されました。
企業3社と22名の学生による「産学連携」の新しい形
このプロジェクトの最大の特徴は、学生と企業が対等なパートナーとして取り組んだ「共創」にあります。
学部を横断して集まった22名の学生たちが、オフィス設計のプロである企業3社(イトーキ、コクヨマーケティング、丸天産業)とチームを組み、半年以上にわたるワークショップを重ねてきました。

中京大学の学生たちが、企業との協働を通じて課題抽出からデザインまでを担う、極めて実践的な教育プロジェクトとなりました。
「数値だけでは見えない思い」を形に。イトーキチームの徹底したこだわり
プロジェクトの中でも、イトーキとタッグを組んだ学生チームは、「実地調査」に膨大な時間を割きました。

「ラウンジに通い詰め、利用者にアンケートを配りました」と語るのは、参画した心理学部の学生さん。
統計的な数値だけでは見えない、自由記述欄に書かれた「もっと集中したい」「クッションが欲しい」といった学生たちの切実な願いを丁寧に拾い上げました。
半年間のうち、前半のすべてをこの「コンセプトづくり」に費やすほど、学生と企業のプロが本気で向き合いました。

完成した空間を前に、「CGで見ていた時よりも素材の暖かみが伝わってくる。実物の方がずっといい!」と、自分たちが信じたコンセプトが形になった喜びに、学生たちの顔もほころんでいました。
プロから学んだ視点と「母校に爪痕を残す」誇らしさ
丸天産業とタッグを組んだチームの学生さんは、「普段接することのない一回り上のプロの方々と深く対話できたことが一番の経験になった」と振り返ります。

自分たちにはない的確な視点に助けられながら、ラウンジ全体の統一感を保ちつつ、いかに個性を出すかという「配色の塩梅」で何度も議論を重ね、納得のいく答えを導き出しました。
「自分たちで作ったことで大学への愛着が一段と深まった。卒業しても『ここは自分が作ったんだ』と自慢したい」
そんな声が上がるほど、学生たちにとってこのラウンジは、単なる空間以上の「一生モノの思い出の場所」になりました。
30年ぶりの大改修!「経験」が作るこれからのキャンパス
今回のプロジェクトでは、センタービル内にある4箇所のラウンジを改修。
これらの場所が本格的に生まれ変わるのは、なんと約30年ぶりとのことです。
学生自らが企業と共に「自分たちの居場所」を創り上げたこの経験は、学生にとって大きな財産になったようです。

数十年後の同窓会で、かつて自分たちがデザインしたこの場所で再会する――。
そんな未来すら想像させる、瑞々しい熱意の詰まった空間。
八事の街に誕生した新しい拠点が、これからどんな交流や学びを生んでいくのか楽しみです。
【イベント情報】
イベント名: 「中京大学 学生ラウンジ改修プロジェクト」完成お披露目会
開催場所: 中京大学 名古屋キャンパス センタービル(愛知県名古屋市昭和区八事本町101-2)
開催日: 2026年3月30日(月)
内容: 大学長による挨拶、プロジェクト参画学生と企業による完成ラウンジ解説ツアー、質疑応答など※本施設は中京大学の学生・関係者向けの施設です。
※掲載情報は公開時(2026年3月30日)のものです。