名古屋・栄の愛知県美術館で、企画展「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」が2026年10月4日(日)まで開催中です。スウェーデン国立美術館の全面協力による約80点で、19世紀末から20世紀初頭の「黄金時代」をたどる日本初のスウェーデン絵画展。当日券は一般2,000円、中学生以下は無料です。8月1日に行ってきたので、展示室の様子と撮影OKのフォトスポットをレポートします。

展示はすべてスウェーデン人作家!約80点の「黄金時代」
本展は「100%スウェーデン」がキーワード。展示作品はすべてスウェーデン人作家によるもので、すべてスウェーデン国立美術館(ストックホルム)の所蔵品です。中日新聞社創業140年記念の展覧会でもあります。
1870年代後半、スウェーデンの若い画家たちはフランスに渡り、写実主義や外光派を学びました。やがて彼らは故郷に帰り、北欧の風景と暮らしに目を向けます。1880年代から1915年頃までのこの時期が、スウェーデン絵画の「黄金時代」と呼ばれています。
展示は6章構成。「スウェーデン近代絵画の夜明け」「パリをめざして―フランス近代絵画との出合い」「グレ=シュル=ロワンの芸術家村」「日常のかがやき―“スウェーデンらしい”暮らしのなかで」「現実のかなたへ―見えない世界を描く」「自然とともに―新たなスウェーデン絵画の創造」と進みます。国民的画家カール・ラーション、劇作家としても知られるアウグスト・ストリンドバリの絵画も並びます。

見どころは「光」。水色の壁に浮かぶ《テューン島のホーガ盆地》
会場でまず足が止まるのが、カール・ノードシュトゥルム《テューン島のホーガ盆地》(1897年)です。淡い水色の壁面に1点だけ掛けられ、正面から向き合うように設計されていました。もこもことした白い雲、なだらかな緑の盆地、その真ん中にぽつんと赤い家。北欧の高い空がそのまま切り取られたような1枚で、本展のメインビジュアルにもなっています。
他にもニルス・ブロメール《草原の妖精たち》(1850年)、カール・ラーション《カードゲームの支度》(1901年)、グスタヴ・フィエースタード《冬の月明かり》(1895年)、アウグスト・ストリンドバリ《ワンダーランド》(1894年)などが出品されています。夏の暑い名古屋で、雪と月明かりの北欧に涼みに行くような感覚でした。

椅子に座って撮影OK!スウェーデンの食卓フォトスポット
会場前には、カール・ラーション風のスウェーデンの部屋を大きくプリントした背景パネルと、赤いテーブル・椅子を組み合わせたフォトスポットが設置されています。テーブルの上にはカップとソーサー、キャンドル、パン、フルーツ、花瓶の花。「イスに座って撮影OK!」と案内があり、食器や小物には触らないよう注意書きが添えられています。
ガラス張りの窓から自然光が入るので、スマホでもきれいに撮れます。北欧のダイニングにお邪魔したような1枚が撮れるので、入館前か鑑賞後に立ち寄るのがおすすめです。
音声ガイドはJUJUさん、図録は3,300円。限定グッズも
音声ガイドのナビゲーターは歌手のJUJUさん、ナレーションは声優の日野聡さんです。料金は会場レンタル版が1台650円(税込)、アプリ配信版が700円(税込)。
公式図録はA4変形・248ページで3,300円(税込)。出品作品を全点カラー図版で収録し、作品解説とコラムが付きます。会場内の特設ショップでは、スウェーデンの「幸せを運ぶ馬」ダーラナホースのあみぐるみや、ミナ ペルホネンの特製バッグ「fred」なども数量限定で販売されています(バッグの購入には本展のチケットが必要。ブルーグレーは7月14日時点で売り切れ)。
名古屋で“200%スウェーデン”。関連イベントもチェック
名古屋市美術館では「スウェーデン・テキスタイル 暮らしと自然に息づく北欧デザイン」が2026年9月6日(日)まで開催中。絵画とテキスタイルをはしごすれば、名古屋で“200%スウェーデン”を楽しめます。
愛知県美術館の関連イベントは、学芸員によるスライドトーク(展示説明会)が8月15日(土)、9月4日(金)、9月20日(日)に予定されています。詳細は公式サイトでご確認ください。
アクセスは地下鉄「栄」駅から徒歩約5分
会場は愛知芸術文化センターの10階。地下鉄東山線・名城線「栄」駅から徒歩約5分です。名古屋駅からは東山線で栄駅へ、金山駅からは名城線で栄駅へ。車の場合は名古屋高速都心環状線「東新町」出口から3分、アートパーク東海駐車場が利用できます。
鑑賞のあとは栄でごはん、という人も多いはず。栄エリアのお店はHAERA「KOUGEI」のランチ記事や、栄駅からHAERAへ濡れずに行ける最短ルートでも紹介しています。
よくある質問(FAQ)
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スウェーデン絵画展はいつまで愛知県美術館で開催していますか?
2026年10月4日(日)までです。休館日は月曜日と9月24日(木)ですが、8月10日(月)と9月21日(月・祝)は開館します。
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スウェーデン絵画展の観覧料はいくらですか?
当日券は一般2,000円、大学生1,200円、高校生700円、中学生以下は無料です。本展のチケットで会期中の愛知県美術館コレクション展も観覧できます。
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愛知県美術館へのアクセスは?
会場は愛知芸術文化センター10階です。地下鉄東山線・名城線「栄」駅から徒歩約5分。名古屋駅からは東山線、金山駅からは名城線で栄駅に向かいます。
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音声ガイドはありますか?
あります。ナビゲーターは歌手のJUJUさん、ナレーションは声優の日野聡さんです。料金は会場レンタル版が1台650円(税込)、アプリ配信版が700円(税込)です。
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会場で写真撮影はできますか?
会場前に、椅子に座って撮影できるスウェーデンの食卓を再現したフォトスポットがあります。展示室内の撮影可否は会場の掲示やスタッフの案内に従ってください。
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何点くらいの作品が展示されていますか?
約80点です。すべてスウェーデン人作家の作品で、すべてスウェーデン国立美術館(ストックホルム)の所蔵品です。
開催情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 展覧会名 | 中日新聞社創業140年記念「スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき」 |
| 会場 | 愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階) |
| 住所 | 〒461-8525 名古屋市東区東桜一丁目13番2号 |
| 会期 | 2026年7月9日(木)~10月4日(日) |
| 開館時間 | 10:00~17:00(金曜日は20:00まで/入館は閉館の30分前まで) |
| 休館日 | 月曜日、9月24日(木)※8月10日(月)、9月21日(月・祝)は開館 |
| 観覧料 | 当日券/一般2,000円・大学生1,200円・高校生700円・中学生以下無料 |
| アクセス | 地下鉄東山線・名城線「栄」駅から徒歩約5分 |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 主催 | 愛知県美術館、NHK名古屋放送局、NHKエンタープライズ中部、中日新聞社 |
| TEL | 052-971-5511(代) |
| 公式サイト | 愛知県美術館 展覧会ページ/展覧会特設サイト |
※掲載情報は公開時(2026年8月1日)のものです。最新の情報と異なる場合があるため、ご来館の際は公式サイトやSNS等で事前確認をおすすめします。