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名駅のビル街を山車が進む!花車神明社祭の「二福神車」を見てきた【名古屋市中村区】

名古屋駅近くのビル街を、からくり人形を載せた山車がゆっくりと進んでいきました。10月11日(日)、名古屋市中村区名駅5丁目の神明社の祭礼「花車神明社祭(はなぐるましんめいしゃさい)」で、山車「二福神車(にふくじんしゃ)」が町を曳かれました。たくさんの人が綱を引き、曲がり角では人の力で山車の向きを変えていきます。山車の中から響く小鼓の音とあわせて、雄大さと荘厳さを感じる時間でした。

花車神明社祭で名駅のビル街を曳かれる二福神車。正面の赤い幕に「下花」の文字

花車神明社祭とは?毎年10月第2土・日、山車は3輌

花車神明社祭は、名古屋市中村区名駅5丁目にある神明社の祭りです。毎年10月の第2土曜日・日曜日に開かれます。今回は10月11日(日)の午後に訪れました。

祭りに出る山車は、「唐子車(からこしゃ)」「二福神車(にふくじんしゃ)」「紅葉狩車(もみじがりしゃ)」の3輌です。どの山車もからくり人形を載せています。

3輌それぞれの山車行事は、名古屋市の無形民俗文化財に指定されています。1973年(昭和48年)に有形民俗文化財に指定され、2014年(平成26年)に無形民俗文化財へ切り替えられました(名古屋市の市指定文化財一覧より)。

祭りの始まりは江戸時代

祭りの始まりは江戸時代です。あいちの山車まつり(あいち山車まつり日本一協議会)によると、花車神明社祭はかつての広井村の祭りです。広井村などの町内は、三之丸天王祭(現在の那古野神社の祭礼)に出る車楽に献灯するため、「見舞車」と呼ばれる小型の山車を出していました。明治以降も地元の天王祭として続き、今は10月の第2土曜日・日曜日が祭礼日になっています。

写真の山車は「二福神車」 赤い幕の「下花」が目印

今回見た山車は、3輌のうちの「二福神車」です。正面の赤い幕に、黒い字で「下花」と書かれているのが目印。あいちの山車まつりの山車図鑑に載っている二福神車の写真と同じ幕です。山車の保存会は「下花車二福神車保存会」です(名古屋市の文化財一覧より)。

山車図鑑によると、二福神車の水引幕は白地に金糸の波(波濤)。からくり人形は「恵比寿と大黒」「ざい振り人形の唐子」「からくり仕掛けの宝袋」を載せています。もとは三之丸天王祭の車楽に献灯する山車でした。

二福神車のまわりを歩く法被姿の人たち(花車神明社祭)

山車のすぐそばにいる人たちの法被の背中には、赤い丸に「福」の字が入っていました。

ほかの2輌との見分け方

  • 二福神車:正面の赤い幕に黒い字で「下花」。水引幕は白地に金の波模様
  • 唐子車:幕に「内屋敷」の文字
  • 紅葉狩車:赤い大幕に金糸で「紅葉狩」。左右と後ろは赤い枠に白地で鹿

ビル街を人の力で曳き、曲がり角では力強く向きを変える

二福神車は、オフィスビルが並ぶ名駅の通りを進みました。山車の前には綱が長く伸び、法被姿の大人も子どもも一緒に歩きます。

名駅のビル街の通りを進む二福神車と、法被姿の人たち

交差点で曲がるときは、山車のまわりに集まった人たちが車体を押して、力強く向きを変えていました。大きな山車が少しずつ向きを変えていく様子に、沿道の人たちがカメラを向けていました。

交差点で二福神車の向きを変える人たちと、カメラを向ける沿道の見物客

山車の中から小鼓の響き

赤い幕の下、山車の中では、着物姿の人たちが小鼓を打っていました。ビルに囲まれた通りに小鼓の音が響き、山車の雄大さと荘厳さを間近で感じられました。

白地に金の波模様の水引幕を付けた二福神車と、山車の中で小鼓を打つ人たち

10月17日(土)の名古屋まつりでも二福神車のからくりが見られる

二福神車は、10月17日(土)の第72回名古屋まつりにも登場します。久屋大通公園のエンゼル広場で、12時〜13時と14時〜15時に「山車囃子とからくり披露」があり、紅葉狩車・二福神車・唐子車・福禄寿車の4輌が出ます(名古屋まつり公式サイトの久屋大通公園会場リーフレットより)。エンゼル広場の山車の企画は雨天中止です。

今年の名古屋まつりは、郷土英傑行列などの行列を行いません。名古屋まつりのほかの企画や、10月18日までの名古屋のイベントはまとめ記事で紹介しています。

花車神明社祭の概要とアクセス

項目内容
祭り花車神明社祭(はなぐるましんめいしゃさい)
開催日毎年10月の第2土曜日・日曜日
会場神明社(名古屋市中村区名駅5丁目)
アクセス地下鉄桜通線「国際センター」駅から徒歩6分
駐車場なし
山車唐子車・二福神車・紅葉狩車の3輌
文化財名古屋市指定無形民俗文化財(花車神明社祭の山車行事)
地図Googleマップで見る
公式情報あいちの山車まつり 花車神明社祭

よくある質問(FAQ)

  • 花車神明社祭はいつ開かれる?

    毎年10月の第2土曜日・日曜日です。会場は名古屋市中村区名駅5丁目の神明社です。

  • 会場へのアクセスは?駐車場はある?

    地下鉄桜通線の国際センター駅から歩いて6分です。駐車場はないため、電車で行くのがおすすめです。

  • 花車神明社祭の山車は何輌?

    唐子車(からこしゃ)、二福神車(にふくじんしゃ)、紅葉狩車(もみじがりしゃ)の3輌です。どの山車もからくり人形を載せています。

  • 二福神車はどうやって見分ける?

    正面の赤い幕に、黒い字で「下花」と書かれているのが目印です。水引幕は白地に金糸の波模様で、からくり人形は恵比寿と大黒などを載せています。

  • 花車神明社祭は文化財?

    3輌それぞれの山車行事が、名古屋市の無形民俗文化財に指定されています。1973年に有形民俗文化財に指定され、2014年に無形民俗文化財へ切り替えられました。

  • 名古屋まつりで二福神車は見られる?

    2026年10月17日(土)、久屋大通公園エンゼル広場の「山車囃子とからくり披露」(12時〜13時、14時〜15時)に、紅葉狩車・唐子車・福禄寿車とともに出ます。雨天の場合は中止です。

※掲載情報は2026年10月11日時点のものです。祭りの日程や内容は変更になる場合があります。お出かけの前に最新の情報をご確認ください。写真は2026年10月11日にしゃちほこニュースが撮影し、写っている人の顔はぼかしています。

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しゃちほこニュース編集部は、名古屋の店舗・イベント・おでかけスポットを、原則として現地での取材・撮影(飲食店は実食)をもとに記事にしている編集チームです。運営は名古屋市ブランドパートナーのウェブスマ(名古屋市中村区名駅)。大手ニュースサイトでの配信経験を活かし、価格・営業時間・アクセスを現地で確認したうえで一次情報として掲載しています。取材依頼・情報提供はお問い合わせページからお寄せください。