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アジアパラ聖火リレー最終日を現地取材|風間俊介さんが点火、hitomiさんのライブ、リレーを走った舟阪育枝さん・神戸浩さん・大堂秀樹さんの言葉【名古屋】

10月17日(土)、アジアパラ競技大会の聖火リレーは最終日を迎え、名城公園(名古屋市北区)で9時・13時・17時の3回のリレーと、フィナーレの「グランドゴール」が行われました。15日に鶴舞公園で31の自治体の火から生まれた聖火は、16日の白川公園を経て、この日の夜、およそ230人のランナーがつないだ火としてゴールの聖火皿にともされました。

閉会前にそろった登壇者とウズミン
グランドゴールでの集合写真

しゃちほこニュースは朝から夜まで名城公園で取材しました。誰が走り、走り終えて何を話したのか。1日をまとめてお伝えします。

舟阪育枝さんから富川悠太さんへ聖火を受け渡す瞬間
朝の回、舟阪育枝さんから富川悠太さんへ

9時の回:舟阪育枝さんから富川悠太さんへ、名古屋出身の2人がつないだ

朝9時の回は公園入口をスタートとゴールに走りました。PRランナーとして走ったのは、トヨタ自動車女子ソフトボール部「レッドテリアーズ」の内野手・舟阪育枝さんと、元「報道ステーション」キャスターで、いまはトヨタ自動車の「トヨタイムズ」でキャスターを務める富川悠太さん。舟阪さんから富川さんへ、トーチの火が受け渡されました。

沿道に手を振りながら走る富川悠太さん
沿道に手を振りながら走る富川さん

走り終えた2人に話を聞くと、富川さんは「僕は名古屋生まれですし、先祖代々愛知県出身なので、ここで聖火リレーを走るっていうのはものすごく光栄で、なんか先祖に導かれたような、そんな感覚で走らせていただいた」。舟阪さんも「私も名古屋出身なので、名古屋でまずこういう大会が行われることもすごく嬉しいですし、そこで私もスポーツをやっているので、一緒に盛り上げたいなという気持ちで走った」と話しました。

ゴールのあと、2本のトーチを高く掲げる富川悠太さんと舟阪育枝さん
走り終えて、2本のトーチを高く掲げる2人

2人の座談会は別の記事にまとめています。富川さんの「めっちゃ楽しいんですよ、挑戦していると」、舟阪さんの「怖がることはもったいない」という言葉は、そちらで全文を読めます。

富川悠太さん・舟阪育枝さん座談会|「めっちゃ楽しいんですよ、挑戦していると」「怖がることはもったいない」聖火をつないだ名古屋出身の2人が語る挑戦【アジアパラ2026】

13時の回:俳優の神戸浩さん、誕生日の大堂秀樹さん

13時の回は、名古屋市出身の俳優・神戸浩さんと、名古屋市生まれでアジアパラ競技大会の日本代表でもあるパラ・パワーリフティングの大堂秀樹さんが、PRランナーとして走りました。

前のランナーから聖火を受け取る神戸浩さん
前のランナーからトーチへ火を受け取る神戸さん

神戸さんは、毎晩ペットボトルを持って練習していたそうですが、本番のトーチは「持ったら重たいのね」。それでも走り終えると「なんだ、もう終わりか」。会場には、神戸さんが「大好きな師匠」と呼ぶラジオパーソナリティーのつボイノリオさんが応援に駆けつけ、半世紀来の2人の冗談まじりのやりとりが続きました。神戸さんはアジアパラを見に来る人へ「健常者も障害者も一緒で頑張ってるんだから」「自分も応援に行きますから」と呼びかけました。

前のランナーから聖火を受け取る大堂秀樹さん
前のランナーからトーチへ火を受け取る大堂さん

この日が52歳の誕生日だった大堂さんは、競技歴30年。「地元開催で、試合も出れるだけでもラッキーだけど、さらに聖火リレーもやらせてもらって、至れり尽くせりじゃないですか。こんな人生ね、送れる人ってそうそういないんで、本当いい人生です」。今大会の位置づけを聞かれると「まだ終わりたくない」「ここからもうひと息頑張りたい」と話しました。

聖火を受け取り、前のランナーと2本のトーチを高く掲げる大堂秀樹さん
火を受け取り、2本のトーチを高く掲げる大堂さん

2人のインタビューも、それぞれ別の記事で全文を紹介しています。

17時の回:清水由紀さんから始まり、風間俊介さんがゴールへ

最後のリレーは17時にスタート。日の入りを過ぎ、暗くなっていく公園の中を31人がつなぎました。先頭を走ったのは刈谷市出身の女優で、名古屋観光文化交流特命大使を務める清水由紀さん。最終ランナーは、NHKでパラリンピックのキャスターも務めた俳優の風間俊介さんです。

先にステージへ上がった清水さんは、司会に走った感想を聞かれて「最高でした!」。「沿道で応援をしてくださった皆さんが『行ってらっしゃい』とか『本当頑張ってね』って声をかけてくれるのが、本当に自分の力になるんだなっていうのをよく分かったので、きっとこの力がまた選手たちにつながるんだろうなっていう気持ちになりました」と話しました。

17時の回の先頭で走り出す清水由紀さん
17時、最後のリレーの先頭で走り出す清水さん

グランドゴール:夜宵の演舞で開幕、hitomiさんのライブ、そして点火

北園広場のグランドゴールは17時30分ごろに開式。司会は三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎さんと、フリーアナウンサーの丹羽真由実さんです。

グランドゴールの司会を務めた山下健二郎さんと丹羽真由実さん
司会の山下健二郎さんと丹羽真由実さん

オープニングは、名古屋市中区を拠点に活動するよさこいチーム「夜宵(やよい)」。司会からは、今年の夏の第28回にっぽんど真ん中祭りでどまつり大賞・内閣総理大臣賞を獲得したチームと紹介され、約4分半の演舞で会場を沸かせました。

グランドゴールのオープニングを飾ったよさこいチーム・夜宵の演舞
オープニングを飾った夜宵の演舞

あいさつに立った組織委員会の村手聡事務総長は、アジアパラ競技大会が16年前に始まって今回が第5回で、日本では初めての開催だと紹介。「それぞれの人の思いを乗せて、どんどん膨らんだ思いを乗せて、ここ最終ゴールに来ていただけるこの聖火でございます」と話しました。愛知県の江口幸雄副知事、名古屋市の中田秀夫副市長も登壇し、中田副市長は改築された瑞穂陸上競技場でのパラ陸上について「昼からの部は午後3時半から9時ぐらいまでだいたいやってますので、お仕事早めに切り上げて見に来てくれると、とても嬉しいです」と呼びかけました。

あいさつする組織委員会の村手聡事務総長
あいさつする村手聡事務総長

続いて、1994年デビューのシンガーソングライター・hitomiさんのスペシャルライブ。そのあと、ステージに上がった清水さんと会場が見守る中、暗くなった公園の向こうからトーチの火が近づいてきました。

スペシャルライブを行うhitomiさん
hitomiさんのスペシャルライブ

「風間さーん、おかえりなさーい」という観客の声に迎えられてステージに着いた風間さんが、聖火皿に点火。およそ230人のランナーがつないだ火がともりました。

聖火皿に点火する風間俊介さん
聖火皿に点火

その後、風間さんによるあいさつがありました。

僕はずっとパラスポーツを愛してきて、このアジアパラ競技大会もとてもとてもこの名古屋で行われるのを楽しみにしていました。そして僕らがつないだこの火というのは、本当に多くの人たちの思い、願い、すべてが込められた火を全員でつないできました。そしてこの思いというのは、今までのパラ競技の歴史の重みもしっかり感じて、火を届けようという思いで走らせていただきました。なのでこれからが本番です。ここから選手たちの躍動がスタートしますから、この火に託した思いを皆様も受け取ってもらって、全力で選手たちを応援していきたいなと思っています。

風間俊介さん
あいさつする風間俊介さん
あいさつする風間さん

清水さんも「この火が最後、この聖火皿につながれて、選手の皆様へ熱い思いが皆さんの気持ちと一緒につながっていくと、私も信じています」「明日から皆さん、精一杯声援を送りましょう」とあいさつ。

あいさつする清水由紀さん
あいさつする清水さん

2人には愛知県産の花束と、大会マスコット・ウズミンのぬいぐるみが贈られ、ステージに現れたウズミンも加わってフォトセッションが行われました。

花束を手にした清水由紀さんと風間俊介さん、ウズミンとのフォトセッション
花束を手に、ウズミンも加わってフォトセッション

終盤にはサプライズでhitomiさんが再びステージへ。風間さんは「すごい盛り上がってた」と話し、hitomiさんは選手たちに「ここまで皆さん、たくさんの練習を重ねてこられたと思います。思いっきり大きなジャンプ、発揮して頑張っていただきたいと思います」とメッセージを送りました。

再びステージに立ったhitomiさんが、風間俊介さんにマイクを向けて歌う場面。後ろにウズミン
再びステージに立ったhitomiさんが、風間さんにマイクを向けて

最後は登壇者と観客全員で記念撮影をして、18時15分ごろに閉会。聖火皿の火は、翌18日の開会式が行われる名古屋市瑞穂公園陸上競技場へ運ばれます。

閉会前にそろった登壇者とウズミン
閉会前、登壇者がそろって。右から丹羽真由実さん、中田秀夫副市長、江口幸雄副知事、hitomiさん、清水由紀さん、風間俊介さん、山下健二郎さん、村手聡事務総長、ウズミン

グランドゴールのあとの囲み取材で、風間さん・清水さん・山下さんが語った「楽しみにしている競技」と「選手へのメッセージ」は、別の記事にまとめています。

風間俊介さん・清水由紀さん・山下健二郎さんインタビュー|グランドゴールの3人がアジアパラの選手と名古屋に語ったこと

あすから7日間、アジアパラ競技大会が始まります

愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会は、10月18日(日)の開会式で開幕し、24日(土)までの7日間、愛知県内の会場で行われます。聖火リレーで走った人たちの言葉に共通していたのは「会場に来て、声援を送ってほしい」ということでした。東京パラリンピックは無観客でしたが、今回は客席からの声が選手に届きます。

およそ230人のランナーがつないだ火がともる聖火皿
およそ230人がつないだ火がともる聖火皿

初めてパラスポーツを見る人には、清水さんが注目する車いすラグビー(刈谷市で開催)、山下さんが「車いす同士がガッシャンってぶつかって、すごく迫力のある」と話した車いすバスケットボール、山下さんが名前を挙げたボッチャ、そして平日の夕方以降にも見られるパラ陸上(瑞穂)が入り口になりそうです。会場の日程や観戦のしかたは、公式サイトの競技日程で確認してください。栄のオアシス21では、24日までライブサイトも開かれています。

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よくある質問(FAQ)

  • 10月17日の名城公園の聖火リレーでは誰が走りましたか?

    9時・13時・17時の3回で、PRランナーは舟阪育枝さん・富川悠太さん(9時)、神戸浩さん・大堂秀樹さん(13時)、清水由紀さん・風間俊介さん(17時)でした。最後のリレーは清水さんから始まり、最終ランナーの風間さんがグランドゴールの聖火皿に点火しました。

  • グランドゴールでは何が行われましたか?

    よさこいチーム「夜宵」のオープニング、組織委員会の村手聡事務総長・愛知県の江口幸雄副知事・名古屋市の中田秀夫副市長のあいさつ、hitomiさんのライブのあと、最終ランナーの風間俊介さんが到着して聖火皿に点火しました。司会は山下健二郎さんと丹羽真由実さんです。

  • 聖火はこのあとどうなりますか?

    グランドゴールで聖火皿にともされた聖火は、10月18日(日)に名古屋市瑞穂公園陸上競技場で行われる開会式に運ばれます。大会は18日から24日(土)までの7日間です。

取材:2026年10月17日、名城公園(名古屋市北区)。肩書は取材時のものです。

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