10月17日(土)、名城公園(名古屋市北区)で行われたアジアパラ競技大会の聖火リレー「グランドゴール」。最終ランナーの風間俊介さん、最後のリレーの先頭を走った清水由紀さん、司会を務めた三代目 J SOUL BROTHERSの山下健二郎さんの3人が報道陣の囲み取材に応じました。

この記事では、囲み取材で3人が答えた「楽しみにしていること」「選手へのメッセージ」に、ステージ上で話した走り終えた直後の言葉を加えて、質問ごとにまとめました。
| 風間俊介さん | 俳優。NHKでリオ2016パラリンピックの現地レポーター、平昌2018の現地キャスターを務め、Eテレ「パラマニア」「フクチッチ」の司会も。この日は最終ランナー |
|---|---|
| 清水由紀さん | 刈谷市出身の女優。名古屋観光文化交流特命大使。この日は17時の回の先頭を走った |
| 山下健二郎さん | 三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー。この日はグランドゴールの司会 |
走ってみて:清水さん「本当に自分の力になる」、風間さん「これからが本番です」

清水さんは、最終ランナーの到着を待つステージで、司会の山下さん・丹羽真由実さんの質問に答えました。
――走ってみていかがでしたか?
清水:最高でした!
――何が最高?
清水:沿道で応援をしてくださった皆さんが、「行ってらっしゃい」とか、「本当頑張ってね」って声をかけてくれるのが、本当に自分の力になるんだなっていうのをよく分かったので、身に染みたので、きっとこの力がまた選手たちにつながるんだろうなっていう気持ちになりました。
――重かったですか?
清水:気持ちが重かったです(笑)
――実際に走ってみて、この重み、手の感じはどうでしたか?
清水:手の感じは本当ずっしりはするんですけど、でも全然、その重みっていうより、皆さんのこの声援でどんどん気持ちが乗っかってるっていう感じが感じられて、もう本当になんか、しっかりちゃんとこの火を届けなくちゃいけないなっていう、そういう気持ちで責任感みたいなものを感じました。
――沿道の方、結構距離も近かったんですか?
清水:そうなんですよ。近くまで寄ってきてくださって、「清水さーん」と呼びかけてくれたりとか、その場すごい嬉しかったです。

風間さんは、聖火皿に点火したあとのあいさつで、走った思いをこう語りました。
風間:最終聖火ランナーという大役を務めさせていただきました風間俊介です。僕はずっとパラスポーツを愛してきて、このアジアパラ競技大会もとてもとてもこの名古屋で行われるのを楽しみにしていました。そして僕らがつないだこの火というのは、本当に多くの人たちの思い、願い、すべてが込められた火を全員でつないできました。そしてこの思いというのは、今までのパラ競技の歴史の重みもしっかり感じて、火を届けようという思いで走らせていただきました。なのでこれからが本番です。ここから選手たちの躍動がスタートしますから、この火に託した思いを皆様も受け取ってもらって、全力で選手たちを応援していきたいなと思っています。

楽しみにしていること:清水さん「車いすラグビー」、風間さん「ついに日本で、名古屋で」、山下さん「街全体が一つに」
囲み取材では、まず司会から清水さんと山下さんに「この大会のどんなところを楽しみにしているか」が問われ、風間さんも続けて答えました。
清水:私は愛知県出身ということもあって、やっぱりこのアジアパラ競技大会が愛知県で行われるということがとても光栄に思ってますし、誇りだなと思っています。なので、やっぱり自分の出身である刈谷でも車いすラグビーが行われるということで、やっぱりそこは絶対に見逃せないなという気持ちと、やっぱり注目している選手も他にもいらっしゃるので、そういった皆さんの応援にちょっと駆けつけられたらなっていう気持ちでいっぱいです。
風間:車いすラグビー、パリ大会の時最高だったんで、今もう絶好調にノリに乗ってるチームなので、めちゃくちゃ面白いはずですよ。
清水:やっぱりみんなが注目してる競技にもなってきてるなって感じているので、ぜひもうこれは頑張っていただきたいと思ってます。
風間:アジアパラ競技大会は、長年パラリンピックの取材をさせてもらっている中で、やっぱり見逃せない選手たちが今の状態だったりとか、このアジアの中でどういう位置づけなのか、そして世界に向けてどうアピールしていくのかっていう大切な大会で、いつも注目してきました。その大会がここ名古屋で行われるっていうことが、僕としてはやっぱり、取材をさせてもらったからこそ、ついに日本で、名古屋でっていう熱い思いがあるんですよね。なので本当に、東京大会、東京パラリンピックの時に無観客で、自国開催の時に多くの声援を受けることができなかった、その悔しさとかを持っている選手、そしてそれも知らない選手もいるかもしれないけど、けど今回は大きな声援の中で大きく羽ばたいていってもらいたいなと思っています。

山下:今日僕は名古屋に入ったんですけど、名古屋駅降りて、ここまで来るまでに本当に街全体が非常に盛り上がっている感じがして、近づいてくるたびに公式のウェアを着ている方が増えて、そして今日のステージも楽しみにしている方、聖火を見たい方がたくさん集まってきて、街全体が一つになっている感じがしました。僕もスポーツ見るのもすごい好きなんですけども、そのパラ競技ならではの競技を非常に注目してまして、ボッチャだったりとか、その面白さですね。
世の中の皆さんに、素晴らしいものだという魅力を広めていけたらと思っております。あと、中高でバスケット部だったので、車いすバスケですね。本当に当たりがすごいんですよね。車いす同士がガッシャンってぶつかって、すごく迫力のあるエネルギッシュなスポーツですので、ぜひそういうところに注目してほしいと思います。

清水さんはステージでも、注目している競技を聞かれて「もう私、愛知県の刈谷出身なので、車いすラグビーが行われるということで、それも注目してますし、パラ陸上も私見に行く予定をしているので」と、会場へ足を運ぶつもりだと話していました。
選手へのメッセージ:風間さん「僕の願いはそれだけです」
続いて報道陣から、アジアパラに出る選手へのメッセージを求める質問があり、3人がこう答えました。

風間:本当に選手たちにとって大会というのは、今までの努力っていうのを見せる場所だと思います。努力をしてきたけれども、それが実を結ばないことっていうのもあるというのが勝負の厳しい世界だと思ってます。でも、今までやってきた時間、今までやってきた努力っていうのを信じて、思いっきり大会で飛躍してもらえたらなと、僕の願いはそれだけです。
清水:今おっしゃったように、その瞬間瞬間のために皆さんが戦ってきて、今までの練習があると思います。なので、その今までの成果を自分を信じて、ぜひ自分の競技に向かって集中して頑張っていただきたいです。ただ、それを後押しできるのが私たちの力なんだろうなと思っているので、その後押しを私たちでできればなと思っております。
山下:アスリートの皆さんの一生懸命な姿って、本当に熱くなるというか、スポーツの世界ってやっぱり勝敗がつくものですから。勝敗がつくものなんですけども、でもその中に、一生懸命やっている姿を見て、より多くの方々が勇気をもらったりとか、応援してくれるような瞬間っていうのがたくさんあると思いますので、ぜひそういう一生懸命やっている姿をたくさん見てほしいなという思いでいっぱいです。
風間さんはステージでhitomiさんのライブのあとにも「皆様が応援すれば応援するほど、大会の規模や盛り上がり、そして選手たちの躍動というのは輝いていくと思うので、みんなでしっかりと選手たちを応援していきましょう」と呼びかけ、山下さんは「ぜひ皆さん、会場に行って、みんなで盛り上げていきましょう」と締めくくりました。
囲み取材は5分ほどでしたが、3人の言葉はどれも「会場に来て、声を届けてほしい」という一点に向いていました。東京パラリンピックが無観客だったことに触れた風間さんの「今回は大きな声援の中で大きく羽ばたいていってもらいたい」という言葉は、聖火を受け取った名古屋の観客への呼びかけでもあります。アジアパラ競技大会は18日(日)に開幕します。
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よくある質問(FAQ)
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風間俊介さんはアジアパラの聖火リレーで何をしましたか?
2026年10月17日(土)、名城公園で行われた聖火リレーの最終ランナーを務め、グランドゴールのステージで聖火皿に点火しました。あいさつでは「これからが本番です」「全力で選手たちを応援していきたい」と話しました。
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清水由紀さんはどの競技に注目していますか?
出身地の刈谷市で行われる車いすラグビーと、パラ陸上です。パラ陸上は会場に見に行く予定だと話しました。
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山下健二郎さんがすすめるパラ競技は?
ボッチャと車いすバスケットボールです。中学・高校でバスケットボールをしていた山下さんは、車いすバスケについて「車いす同士がガッシャンってぶつかって、すごく迫力のあるエネルギッシュなスポーツ」と話しました。
取材:2026年10月17日、名城公園 北園広場(名古屋市北区)。肩書は取材時のものです。