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福永凌太選手インタビュー(2回目)|「この景色を覚えていたいなと思えるようなものをくださって」パラ陸上 400m T13で銀を加え、金1・銀2で大会を終えて【アジアパラ2026・ONE HEART WORLD】

アジアパラ競技大会最終日の2026年10月24日(土)、オアシス21(名古屋市東区)のONE HEART WORLD「アスリートセレブレーション」に、パラ陸上の福永凌太選手が登壇しました。福永選手がこのステージに立つのは、21日の1組目に続いて2回目。前回のあとに走った男子400m T13の銀メダルが加わり、走幅跳の金、100mの銀と合わせて金1・銀2で大会を終えました。中京大学時代から7年を愛知で過ごした福永選手に、2回目のステージと、大会を終えた今の気持ちを聞きました。

ミックスゾーンで3つのメダルと花束を手にするパラ陸上の福永凌太選手
名前福永凌太(ふくなが・りょうた)選手
競技パラ陸上 T13(視覚障害のクラスで、見えにくさがもっとも軽いクラス)
今大会男子走幅跳T13=6m93で金(21日)。男子100m T13=10秒72で銀(20日)。男子400m T13=47秒98で銀。金1・銀2
経歴滋賀県野洲市出身。中京大学で十種競技をしていて、大学4年で初めてパラの大会に出て転向。パリ2024パラリンピックの400mで銀。2025年11月からセレスポ所属

ステージでは「僕にとってご褒美の時間をくださって、本当にありがとうございます」

ステージでは、司会から3つのメダルを祝われて、2回目の登壇をこう振り返りました。

福永 僕は今日ここに2回目の登壇になるんですけど、その時よりもメダルを1つ増やして戻ってくることができました。ありがとうございます。皆さんの声援やったり、思いが本当に僕に力をくれました。3種目出場というのは僕にとってもすごく挑戦だったんですけど、皆さんの力で、皆さんの応援の力でまたやり遂げることができました。僕にとって覚えておきたいなって思える景色、そんな時間を、僕にとってご褒美の時間をくださって、本当にありがとうございます。

ステージ終了後、福永選手に個別取材させていただきました。

2回目のステージは「ご褒美の時間だったな、幸せな時間だったな」

――21日にもお話を聞きましたが、そのあと400mでメダルを加えて、最終日のステージにも上がりました。大会を終えて、いかがですか。

福永 本当にさっきの壇上でも言ったと思うんですけど、本当に僕にとってはもうご褒美の時間だったな、幸せな時間だったなっていうふうな。

「400メートルの予選の前はちょっと久々に吐きそうな気持ちになりましたね」

――3種目で表彰台に上がる中で、どの種目のときが大変でしたか。

福永 今大会は本当に、すごく全体的に落ち着いていて、本当に会場を楽しむっていうことがすごくできてた試合ではありました。ですが、一番しんどいので言うと、やっぱ400メートルの予選の前はちょっと久々に吐きそうな気持ちになりましたね(笑)

でもそれはなんか、やっぱり400メートルってシンプルに距離に怖かったというか、きつい距離なので、それに対してそういう気持ちになったんですけど、1本走った後は、決勝とかはもうすごく落ち着けて走れました。

ミックスゾーンで話すパラ陸上の福永凌太選手
ミックスゾーンで話す福永凌太選手

「一緒にワクワクできるような人たちを増やしたい」

――さまざまな国内大会に出ている中で、この大会だからこそ、ということはありましたか。

福永 国内大会だからこそで言うと、やはり普段なかなか僕の活躍とか、僕がやっている活動だとか、届けられない人、届けにくい人たちに、すごくそういった人たちに届けやすい場所だったかなっていうふうに思います。

そういった意味で本当に、やっぱり僕自身は自分のことを知ってもらって、僕のことをファンになっていただいて、一緒にワクワクできるような人たちを増やしたいと思っているので、そういった意味では、すごくいい試合になってくれたかな、大会になってくれたかなと思います。

次の目標は「ロスのパラリンピック」。「その選手たちと勝負したい」

――次の目標を聞いてもいいですか。

福永 次は大きなもので言うと、やはりロスのパラリンピックが一番大きなものです。そこでの種目はまだ検討ではあります。今、僕の格上の選手がまた新しく出てきたり、もともとの選手もおられたりするので、そういった選手たちともすごくモチベーションやリスペクトの気持ちがすごくあるので、本当にそこでその選手たちと勝負したいというふうに思います。なので、そこまで自分の実力を高めていければなと思います。

「この景色を覚えていたいなと思えるようなものをくださって」

――最後に、応援してくれているファンの方々に一言お願いします。

福永 今回、本当に僕自身、本当に地元開催、前回もお話ししましたけど、学生時代とそれ以外数年過ごした愛知県でということもありますし、本当に普段届けられない、なかなか届かない人たちも僕のことを見てくださって、すごく応援してくださる声、本当に「福永選手」って声が本当に届いたので、それが僕の力になりました。僕の背中を押してくれました。本当にこの景色を覚えていたいなと思えるようなものをくださって、本当にありがとうございますってお伝えしたいです。

――ありがとうございました。

金1・銀2のメダルを下げて花束を持つ福永凌太選手
金1・銀2のメダルを下げた福永凌太選手

福永凌太選手のプロフィール

パラ陸上T13(視覚障害のクラス)の選手。滋賀県野洲市出身。中京大学では十種競技に取り組み、大学4年で初めてパラの大会に出て2020年に転向しました。パリ2024パラリンピックの男子400m T13で銀メダル。大学から社会人の最初まで7年を愛知で過ごし、2025年11月からセレスポに所属しています。愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会では、20日の男子100m T13で銀、21日の男子走幅跳T13で6m93の金、男子400m T13で銀と、出場3種目すべてでメダルを取りました。21日のONE HEART WORLDで聞いた1回目のインタビューはこちらの記事にあります。

ステージのあとにファンにサインをする福永凌太選手
ファンにサインする福永凌太選手

2回目のステージを「ご褒美の時間」と呼び、「400メートルの予選の前はちょっと久々に吐きそうな気持ちになりました」と笑いながら振り返った福永選手。学生時代を過ごした愛知の大会は、普段は「届けにくい人たち」に自分のことを届けられる場所でした。会場で聞こえた「福永選手」の声が「僕の背中を押してくれました」。次の目標は、ロサンゼルスのパラリンピックで「その選手たちと勝負したい」。

ONE HEART WORLDはどんなイベント?

ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)は、第5回アジアパラ競技大会の大会公式セレブレーション・ファンゾーンです。10月18日(日)から24日(土)まで、オアシス21のアジアパラ競技大会ライブサイトの中で開かれ、入場は無料でした。19日から24日はオリンピアン・パラリンピアンが日替わりで登壇する「レジェンドアスリートトークショー」、20日から24日はメダリストや出場選手を迎える「アスリートセレブレーション」がありました。日別の登壇ゲストと時間割はONE HEART WORLDの記事、ライブサイトのステージや体験コーナーはライブサイトの記事にまとめています。

名称ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)
期間2026年10月18日(日)〜24日(土)
最終日24日の時間10:00〜10:45 アスリートセレブレーション、17:15〜18:00 レジェンドアスリートトークショー、18:00〜 閉会式の中継
会場オアシス21(名古屋市東区東桜1-11-1)アジアパラ競技大会ライブサイト内
入場料無料
公式サイトoneheartworld-aichi-nagoya2026.org

前日23日のONE HEART WORLDは23日のレポ、22日は22日のレポ、21日は21日のレポ、アスリートセレブレーション初日の20日は20日のレポにあります。

この日(10月24日)のONE HEART WORLD全体の様子は24日のレポにまとめています。同じ日にミックスゾーンで話を聞いた、ほかの選手のインタビューはこちらです。

よくある質問(FAQ)

  • 福永凌太選手の今大会の結果は?

    男子走幅跳T13で6m93の金メダル(21日)、男子100m T13で10秒72の銀(20日)、男子400m T13で47秒98の銀。金1・銀2で、出場3種目すべてでメダルを取りました。

  • 福永選手が一番きつかった種目は?

    「400メートルの予選の前はちょっと久々に吐きそうな気持ちになりましたね」と話しました。1本走ったあとの決勝は「すごく落ち着けて走れました」。

  • 福永選手の次の目標は?

    ロサンゼルス2028パラリンピック。「種目はまだ検討」としながら、「格上の選手」たちと「勝負したい」と話しました。

  • 福永選手はONE HEART WORLDに何回登壇しましたか?

    2回です。10月21日(火)のアスリートセレブレーション1組目と、最終日の10月24日(土)10時25分ごろからの2組目に登壇しました。

※この記事は2026年10月24日にオアシス21のONE HEART WORLDで行ったミックスゾーンの囲み取材と、ステージでの発言をもとにしています。発言は本人の言葉のままで、口ぐせのみ省いています。

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