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ONE HEART WORLD 5日目レポ|荒木絵里香さん・松田丈志さん・宇山賢さん・廣瀬誠さん・池崎大輔さんのトークショーに大村知事も登場。西田杏さん・髙桑早生さん・大島健吾さんら9人のアスリートセレブレーション【アジアパラ2026・10月22日】

アジアパラ競技大会5日目の2026年10月22日(木)、オアシス21(名古屋市東区)のONE HEART WORLDに、バレーボールの荒木絵里香さん、競泳の松田丈志さん、フェンシングの宇山賢さん、パラ柔道の廣瀬誠さん、車いすラグビーの池崎大輔さんの5人が登壇しました。18時30分からのレジェンドアスリートトークショーには、大会組織委員会会長の大村秀章愛知県知事もスペシャルゲストとして加わりました。19時からのアスリートセレブレーションには、パラ水泳、パラパワーリフティング、パラ陸上、パラテコンドーのメダリストと入賞選手の9人が、2組に分かれて登場しました。

日時2026年10月22日(木)18時30分ごろ〜19時40分ごろ
会場オアシス21(名古屋市東区)アジアパラ競技大会ライブサイト
トークショー荒木絵里香さん(バレーボール)、松田丈志さん(競泳)、宇山賢さん(フェンシング)、廣瀬誠さん(パラ柔道)、池崎大輔さん(車いすラグビー)、スペシャルゲストの大村秀章知事
セレブレーション1組目(19時ごろ)山本恵理選手(パラパワーリフティング女子50kg級6位)、日野雄貴選手(パラパワーリフティング男子80kg級5位)、水上真衣選手(パラ水泳女子50m自由形S8銀・100m自由形S8銅)、西田杏選手(パラ水泳女子50mバタフライS7金)
セレブレーション2組目(19時25分ごろ)工藤俊介選手(パラテコンドー男子K44 -70kg級銀)、中川もえ選手(パラ陸上女子200m T47 4位・100m T47 5位)、近藤元選手(パラ陸上男子走り幅跳びT42/T61/T63金)、髙桑早生選手(パラ陸上女子100m T64金)、大島健吾選手(パラ陸上男子100m・200m T64金)
ONE HEART WORLDのステージに並ぶ荒木絵里香さん、松田丈志さん、宇山賢さん、大村秀章知事、廣瀬誠さん、池崎大輔さん
左から荒木絵里香さん、松田丈志さん、宇山賢さん、大村秀章知事、廣瀬誠さん、池崎大輔さん

大村知事「バリアフリーの共生社会を名古屋から、愛知から作っていきたい」

トークショーの5人は、そろってオリンピック・パラリンピックのメダリストです。荒木さんは北京2008からロンドン、リオ、東京とオリンピック4大会に出場し、ロンドンで銅メダル。松田さんはオリンピック4大会に出て、北京・ロンドン・リオで合わせて4つのメダルを取りました。宇山さんは東京2020の男子エペ団体で、日本フェンシング史上初の金メダル。廣瀬さんはパラリンピックのアテネ2004とリオ2016で銀メダル。池崎さんはリオ2016・東京2020で銅、パリ2024で金メダルを取った車いすラグビー日本代表の中心選手です。荒木さんには10月15日の集火式でも話を聞いています(荒木絵里香さんのインタビュー)。

最初に、日本で初めて開かれるアジアパラ大会の意義を聞かれた大村知事。

大村 私は開会式で申し上げましたが、やっぱりアジア大会、アスリートが躍動しました。そして、このアジアパラ大会で、障害を持ったパラアスリートの皆さんが躍動するその姿を、生でライブで、多くの皆さんに会場に足を運んでいただいて応援をしていただきたいな。

そのことがですよ、やっぱりこの我々が、パラスポーツをしっかり応援をして、そしてまたこの社会が、障害を持った人も健常者もみんな一緒になって活動していく、そういうバリアフリーの共生社会を名古屋から、愛知から作っていきたい、そんな思いで今回取り組んでおります。

もう半ばを過ぎましたね。本当に盛り上がっておりますので、最後まで皆さんしっかり応援をしていただきますようにお願いいたします。

マイクを持って話す大村秀章知事。左は宇山賢さん、右は廣瀬誠さん
話す大村知事(中央)。左は宇山賢さん、右は廣瀬誠さん

松田さん「この愛知・名古屋アジア大会、アジアパラ競技大会を成功させることが、やっぱり次につながっていく」

司会によると、松田さん、廣瀬さん、荒木さんの3人は、大会のアスリート委員会のメンバー。副委員長の松田さんは、準備にかかわってきた立場からこう話しました。

松田 アスリート委員会としてもですね、もう3年前ぐらいからですかね、結構長くこの大会に向けてさまざまな議論をしてきてですね。そしてこのアスリート委員会の中に、オリンピアンもいればパラリンピアンもいるという、このメンバーの中で、競技のことであるとか、会場のことであるとか、本当に長年準備してきました。こうやって皆さんにお披露目できて、皆さんと一緒にこのパラスポーツを楽しめる瞬間が来て、本当に嬉しく思っています。

今、知事がおっしゃっていただいた通り、スポーツを通して、ボーダレスな社会をみんなで作っていく、そういう考えるきっかけになれば嬉しいなというふうに思います。

こうやって現場で皆さんとこの熱気を共有できるのが、最も我々としても嬉しい瞬間で、やっぱり東京オリンピック・パラリンピックは、コロナ禍で無観客という中でやってきましたから、やっぱりこの愛知・名古屋アジア大会、アジアパラ競技大会を成功させることが、やっぱり次につながっていくと思うので、ぜひ皆さん、最後まで一緒に盛り上げていきましょう。

ステージに並ぶ荒木絵里香さんと松田丈志さん
荒木絵里香さん(左)と松田丈志さん

廣瀬さん「もしこういうのがあるなら、もう一回現役復帰してもいいかな」

アスリートと観客が近い距離で触れ合える場は、選手から見てどうか。現役の池崎さんと、パラ柔道の廣瀬さんに聞きました。

池崎 僕はまず現役なんですけど、僕がもしこの場にいたとして、メダルを取って、こうやって皆さんの前でお話しできる機会があるのであれば、本当に「ありがとう」と言いたい。またその応援が力になり、このメダルが取れたっていう。この本当に近い距離で皆さんと接することができる環境っていうのは、本当に素晴らしいことであって、(より)選手のことを知る、また競技のことを知るきっかけになるんじゃないのかなと思っているので、こういう取り組みっていうのは本当に素晴らしいなと思ってます。

車いすでマイクを持って話す池崎大輔さんと、隣に立つ廣瀬誠さん
マイクを持つ池崎大輔さん(右)と廣瀬誠さん

廣瀬 本当に今、池崎さんが言ってた通りで、本当に選手としてもすごく嬉しいですね。僕は現役を引退したんですけど、今までの大会でこんなふうに会場じゃなくて、街の中で一般の方と触れ合う、メダリストと触れ合うという機会が全くなかったので、こういう会場ではないところでメダリストが祝ってもらえる、一緒にこういう空気を共有できるっていうのがすごく嬉しいなと思っています。

マイクを持って話すパラ柔道の廣瀬誠さん
廣瀬誠さん

荒木さん「本当に今のアスリートが羨ましいなと心から思いましたね」

荒木さんと宇山さんは、アジア大会の期間中に久屋大通公園で開かれたメダリストのセレブレーション「ONE ASIA WORLD(ワン アジア ワールド)」にも出演しました。

荒木 本当に今のアスリートが羨ましいなと心から思いましたね。実際に触れ合って、直に接する機会というのは、アスリートにとっても幸せなありがたい時間ですし、皆さんで一緒に楽しい時間を過ごせることが本当に幸せです。

マイクを持って笑顔で話す荒木絵里香さん
話す荒木絵里香さん

宇山 本当に羨ましい瞬間を過ごしているなと思って見てました。なかなかですね、アスリートは毎日トレーニングで非常に厳しい環境の中で、まだ切磋琢磨しているものですから、なかなか社会との接続、つながりというものを感じづらい環境にいるんです。まさにこういうところで、自分が頑張ってみんなが喜んでくれてよかったと、このスポーツの力を直接顔を見て感じることができる、あの瞬間というものがすごく羨ましいなと思いつつ、今回もですね、パラもしっかりやっていただいて、本当に選手たち幸せだなと思います。

マイクを持つ松田丈志さんと宇山賢さん
松田丈志さん(左)と宇山賢さん

大村知事「これはね、日本で初めてなんですよ」

大村知事はONE ASIA WORLDを「あれもね、442人のメダリストに来ていただいてね、毎日毎日雨多かったんだけど、もう大盛況でしたね」と振り返り、オアシス21のONE HEART WORLDについて続けました。

大村 今回、パラ大会はね、このオアシス21にね、こんな特設ステージを作らせていただいてね、毎日毎日こうして、アスリートの皆さんとのトークショーをやった上でですよ、この後も今日は9人ですかね、今日もたくさんのパラアスリートの皆さんに来ていただいて、また皆さん交流していただくということなんで、これは日本で初めてなんですよ。こんな取り組みをしたの。

試合が終わった後に、また多くの皆さんと、こうして交流させていただくというのを作ったのは、これは、もう日本のスポーツ関係者、それからJOCの皆さんも、本当にいいことやってくれたということで、大喜びでおられます。これ、また「名古屋モデル」ということでね、これが全国にも、それから世界にもね、こうして発信していければ、こんな嬉しいことないなというふうに思っております。

ステージで話す大村秀章知事、廣瀬誠さん、池崎大輔さん
左から大村知事、廣瀬誠さん、池崎大輔さん

サイン入りウェアのプレゼントと、フラワーエスコート選び

トークのあとは、オフィシャルパートナーのアシックスが提供したTEAM JAPANのオフィシャルスポーツウェアに、5人全員が直筆でサインを入れてプレゼント。池崎さんと宇山さんが客席から選んだのは、4歳の子と、一番後ろでジャンプしながら手を突き上げていた中学生でした。中学生は野球を頑張っているそうです。

客席から選ばれた子どもにサイン入りのウェアを手渡す池崎大輔さん
サイン入りのウェアを手渡す池崎大輔さん
サイン入りのウェアを受け取った2人とレジェンドアスリート、大村秀章知事の記念撮影
ウェアを受け取った2人と、レジェンドアスリート、大村知事

続いて、このあと登場する選手に花束を渡す「フラワーエスコート」を、5人と大村知事が客席から選びました。「水泳やってる人」「車いすラグビーを見に行った人」「バレーボール好きな方」と呼びかけながらの人選に、客席からは大きなアピール。大村知事の音頭で「おめでとう」の練習、荒木さんの名前を借りた「えりかー!」の名前コールの練習もして、5人と知事は客席に移り、選手を迎えました。

手をかざして客席を見渡す廣瀬誠さんと池崎大輔さん
客席を見渡す廣瀬誠さん(中央)と池崎大輔さん(右)

アスリートセレブレーション1組目。山本恵理さん「この私が今住んでいる名古屋ということで、本当感無量でございます」

19時ごろ、1組目の4人が登場しました。パラパワーリフティング女子50kg級で63kgを挙げて6位の山本恵理選手、男子80kg級で190kgの日本新記録を出して5位の日野雄貴選手、パラ水泳女子100m自由形S8で銅、50m自由形S8で銀メダルの水上真衣選手、そして女子50mバタフライS7を37秒04の大会新記録で制した西田杏選手です。会場から選ばれたフラワーエスコートが、愛知県産の花のブーケを手渡しました。愛知県は花き産出額が63年連続日本一の花の産地です。

フラワーエスコートから花束を受け取る1組目の4人
フラワーエスコートから花束を受け取る1組目の4人

山本 私、名古屋市在住でございます。本当にこんな素敵なことはないと思ってまして、この競技(を)始めて10年目になるんですが、初の総合大会に出させていただきました。世界選手権とかね、このパラパワーリフティングではあるんですけれども、この総合大会で、東京のパラリンピックを目指して始めて、やっと出られたのが、この私が今住んでいる名古屋ということで、本当感無量でございます。地元の皆さんに、本当に皆さんに応援していただいて、競技できたことが何よりも一番印象に残ったかなと思っています。

アスリートセレブレーションのステージに車いすで登場する山本恵理選手
ステージに登場した山本恵理選手

日野 私も愛知県、みよし市在住です。この数ヶ月、愛知県で練習をさせていただいてるんですけれども、街の様子やその環境であったりというところに、必ずこのアジアパラ競技大会をいろんなところで目にしました。それをモチベーションに、この約9年ぶりですかね、9年ぶりに日本新記録を更新しまして、これから僕もメダルをしっかり取れるように進んでいきたいと思います。応援ありがとうございました。

ステージに並ぶパラパワーリフティングの山本恵理選手、パラ水泳の水上真衣選手、西田杏選手、パラパワーリフティングの日野雄貴選手
左から山本恵理選手、水上真衣選手、西田杏選手、日野雄貴選手

水上 3年前の前回の(杭州の)アジアパラ大会は0.3秒で選考会で日本代表を逃してしまって、すごい悔しかったんですけど、その次に名古屋で、地元日本であるということで絶対行きたいと思って、5月に選考会があったんですけど、それで無事に日本代表を獲得することができて、昨日まで練習をしっかり積むことができました。

水上選手は21日、100m自由形の1時間後に50m自由形の決勝を泳ぎ、3位の選手と0.02秒差で銀メダルを取りました。

西田 私は東京2020、2021年に東京で開催されたパラリンピックにも出場しているんですけど、当時コロナ禍ということもあって、無観客の中で、声援のない中での開催だったので、今回この日本、名古屋でたくさんの日本の方が応援してくださる中で泳げて、とても幸せな気持ちでいっぱいです。

金メダルを掛けてステージに立つ西田杏選手
金メダルを掛けてステージに立つ西田杏選手

松田さんが水泳の2人に聞いた「陸にいる時と水にいる時の自分の感覚の違い」

ここで、競泳の松田さんから水泳の2人に質問がありました。

松田 我々にしかわからない感覚で言うと、我々、陸が苦手なんですよ。僕、引退して10年経ってやっと陸に慣れてきたんですけど、やっぱ水中の方が楽なんですよね。パラスイマーの皆さんも、例えば障害があっても、水の中に入ると自由自在に体を動かせるじゃないですか。その陸にいる時と水にいる時の自分の感覚の違いとか、なんかあれば教えていただきたいです。

西田 私は左手も短いんですけど、今、見てわかる方だと思うんですけど、義足を右足に履いています。こんな感じで、本当の自分の足は膝ぐらいの長さなんですけど、義足を使っているということもあって、やっぱり水の中だと浮力で自分の体が自由に動かせる感覚は、小さい頃からすごい感じていて、それが好きで水泳をここまで続けてこれたのかなって思ってます。

水上 私は母のお腹の中にいるときに脳梗塞を起こして右半身麻痺なんですけど、リハビリのために(水泳を)始めたのがきっかけです。やっぱり陸の中にいるとすごい体が硬直してしまって、今も結構体が力んでるんですけど、水の中にいると大きく体を動かすことができるので、本当に水の中ってすごい気持ちいいなと思ってます。

松田さんは「水の中最高なので、皆さんも泳いでもらいたいなと思います」。続けて司会が、パラパワーリフティングの日野選手と山本選手に、名古屋の応援をどう感じたかを聞きました。

日野 正直、パラパワーリフティングって、そんなすごく有名な競技ではないので、いろんな試合で、ものすごい歓声を浴びるということは、正直僕の経験ではあまりなかったんです。でも今回、舞台に立った瞬間に、ものすごい迫力の歓声を浴びました。僕の中で、あまり試合中にニコニコしたりすることがないんですけど、心の底から楽しくなっていって、その楽しさとやる気が日本新記録につながったのかなと思います。

山本 私、もともとパラ水泳から始まってるので、水泳の話を聞かれるのかと思っちゃって。私は、実は昨年の8月に名古屋市に移ってきたんですよ。東京に住んでたところから。それで、名古屋の方々に迎え入れていただいて、すごいところだなと思ったのが、名古屋の人って一旦迎え入れると、むちゃくちゃ温かいです。一旦入ってきて私のことを知っていただくと、みんなが「あの人パラパワーリフターだ」って言ってくれて、本当に今回初めて実は会った人も、自治会の人まで応援に来てくれて、本当に名古屋って温かいなって思ったんですよね。

なので、1年ここに住まわせていただいて、練習して、先ほど日野選手もおっしゃってましたが、皆さんパラパワーリフティングってどんな競技かわかんないですよね。重たいもの持ち上げる競技。女子で、私50kg級なんですけど、自分の体重よりも重たいものを持ち上げております。重たいものを持ち上げるだけではなくて、重たいものを美しく持ち上げる、そんな競技です。ぜひ今回をきっかけに皆さんに見ていただけたらなと思いますので、まだまだこの名古屋でファンと仲間を増やしていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。

車いすで客席に手を振る山本恵理選手
客席に手を振る山本恵理選手

2組目。大島健吾さん「地元の愛知で2冠ができたというのは、すごく嬉しいなと思います」

19時25分ごろ、2組目の5人が登場しました。パラテコンドー男子K44 -70kg級で銀メダルの工藤俊介選手、パラ陸上女子200m T47の予選で日本新記録を出し、決勝4位の中川もえ選手、男子走り幅跳びT42/T61/T63を6m51の大会新記録で制した近藤元選手、女子100m T64を13秒43の大会新記録で制した髙桑早生選手、そして男子100m・200m T64をどちらも大会新記録で制した大島健吾選手です。中川選手は開会式で日本選手団の旗手を務めました。

工藤 金メダルを取れなかったことは本当に悔しいですが、この大勢の中で、皆さんの前で戦えたということを本当に誇りに思っております。ありがとうございました。

中川 そうですね、メダルまで届かなくて悔しい思いもあったんですが、日本記録も更新することができて、開会式から本当に競技場でもたくさんの声援をいただけて、頑張れたなと思います。

日の丸の小旗と花束を手にするパラ陸上の中川もえ選手
ステージのあと、ミックスゾーンで日の丸を手にする中川もえ選手

近藤 2大会連続、大会新記録で優勝することができて、本当に嬉しいです。本当に皆さんの応援もあって、サポートもあって、優勝することができました。ありがとうございました。

髙桑 本当に陸上競技場、毎日あったかく、いや熱いくらいの声援をいただいて、すごく幸せいっぱいな空間で競技させてもらいました。本当にありがとうございました。

大島 地元の愛知で2冠ができたというのは、すごく嬉しいなと思います。応援ありがとうございました。

ライブサイトでファンのサインに応じる大島健吾選手
ファンのサインに応じる大島健吾選手

廣瀬さんから髙桑さんへ。髙桑さん「家族が競技場まで見に来てくれたっていうのがすごく嬉しかったです」

最後に、レジェンドを代表して廣瀬さんが、今シーズン限りで引退する髙桑選手に質問しました。

廣瀬 髙桑選手に一つ質問したいんですけども、今回で現役引退ということで、競技生活お疲れ様でした。僕も最後引退の時には、子どもたちに自分の姿を見せたいなということで、そういう思いで最後の大会に臨んだんですけども。髙桑選手、今回このアジアパラ競技大会に臨むにあたって、「自分の姿をこの人に見せたかった」「こういう思いでこの大会に臨んだ」ということがあれば、ぜひこういう人たちに伝えて聞かせてほしいなと思います。

髙桑 やはり日本での開催ということで、家族が競技場まで見に来てくれたっていうのがすごく嬉しかったです。また、見てほしい姿、最高の姿を見せることができたので、本当に良かったです。

引退したあとにやりたいことは、と重ねて聞かれて。

髙桑 本当に私はパラ陸上に育ててもらったので、これからは外からパラ陸上、またパラスポーツを応援する立場になれるように励んでいきたいなというふうに思ってます。河合長官が、「パラスポーツやってる人、パラリンピアンは、引退してからどんな振る舞いをするかっていうので、本当の真の価値が決まるんだ」って言ってたので、また一緒に盛り上げていきたいと思うので、よろしくお願いします。

ウズミンのぬいぐるみと花束を手にする髙桑早生選手
女子100m T64の金メダルを手にする髙桑早生選手

髙桑さんが名前を挙げた河合長官は、パラ競泳の金メダリストで、2025年10月にスポーツ庁長官に就いた河合純一さんです。

会場全体の「おめでとう」コールで、この日のアスリートセレブレーションは19時40分ごろに終了。ステージを降りた選手たちは、客席から見て右手のエリアで、サインや写真に応じました。ステージではそのあと、21時までパブリックビューイングが続きました。

ライブサイトのサインウォールにサインし、指をさす西田杏選手
ライブサイトのサインウォールにサインする西田杏選手

「これはね、日本で初めてなんですよ」。試合を終えた選手を街の真ん中で祝う取り組みを、大村知事は「名古屋モデル」と呼びました。「もう一回現役復帰してもいいかな」と廣瀬さんが笑い、荒木さんは「今のアスリートが羨ましい」。この日登壇した選手のうち、西田杏選手、山本恵理選手、髙桑早生選手、大島健吾選手の話は、それぞれのインタビュー記事で紹介しています。アスリートセレブレーションは23日(金)まで、トークショーは24日(土)まで続きます。

ONE HEART WORLDはどんなイベント?

ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)は、第5回アジアパラ競技大会の大会公式セレブレーション・ファンゾーンです。10月18日(日)から24日(土)まで、オアシス21のアジアパラ競技大会ライブサイトの中で開かれ、入場は無料です。19日から24日はオリンピアン・パラリンピアンが日替わりで登壇する「レジェンドアスリートトークショー」、20日から23日はメダリストや出場選手を迎える「アスリートセレブレーション」があります。日別の登壇ゲストと時間割はONE HEART WORLDの記事、ライブサイトのステージや体験コーナーはライブサイトの記事にまとめています。

名称ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)
期間2026年10月18日(日)〜24日(土)
時間19〜23日 18:00〜20:00/24日 17:00〜20:00(公式サイトのスケジュール。変更の場合あり)
会場オアシス21(名古屋市東区東桜1-11-1)アジアパラ競技大会ライブサイト内
入場料無料
公式サイトoneheartworld-aichi-nagoya2026.org

同じ日のミックスゾーンで聞いた選手の言葉は、西田杏選手、山本恵理選手、髙桑早生選手、大島健吾選手、中川もえ選手のインタビュー記事にまとめています。前日21日のONE HEART WORLDは21日のレポ、20日のアスリートセレブレーション初日は20日のレポ、19日のトークショーは19日のレポにあります。

よくある質問(FAQ)

  • 10月22日のONE HEART WORLDには誰が登壇しましたか?

    レジェンドアスリートトークショーに荒木絵里香さん・松田丈志さん・宇山賢さん・廣瀬誠さん・池崎大輔さんとスペシャルゲストの大村秀章知事、アスリートセレブレーションにパラ水泳の西田杏選手・水上真衣選手、パラパワーリフティングの山本恵理選手・日野雄貴選手、パラ陸上の髙桑早生選手・大島健吾選手・近藤元選手・中川もえ選手、パラテコンドーの工藤俊介選手の9人が登壇しました。

  • 髙桑早生選手は引退後に何をしたいと話しましたか?

    「これからは外からパラ陸上、またパラスポーツを応援する立場になれるように励んでいきたい」と話しました。

  • ONE HEART WORLDはいつまでですか?

    2026年10月24日(土)までオアシス21で開かれ、入場は無料です。アスリートセレブレーションは23日(金)まで、レジェンドアスリートトークショーは24日まで。日別の登壇ゲストは公式サイトで確認できます。

※この記事は2026年10月22日にオアシス21のONE HEART WORLDで行ったしゃちほこニュースの取材と会場での録音をもとにしています。発言は本人の言葉のままで、口ぐせのみ省いています。ONE HEART WORLDの日程・出演者は変更される場合があるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。

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しゃちほこニュース編集部は、名古屋の店舗・イベント・おでかけスポットを、原則として現地での取材・撮影(飲食店は実食)をもとに記事にしている編集チームです。運営は名古屋市ブランドパートナーのウェブスマ(名古屋市中村区名駅)。大手ニュースサイトでの配信経験を活かし、価格・営業時間・アクセスを現地で確認したうえで一次情報として掲載しています。取材依頼・情報提供はお問い合わせページからお寄せください。