MENU

メルマガ登録

名古屋の最新情報をいち早くお届け。
無料でご登録いただけます。

無料でメルマガ登録する

プライバシーポリシーにご同意の上ご登録ください。
確認メール内のリンクをクリックすると登録完了です。

福永凌太選手・加藤茜選手インタビュー|「世界一に一番近かったのでその二つを選びました」「障害をオープンにしたことで、すごい生きやすく」パラ陸上T13の走り幅跳び金・100m銀と、女子400m T20の銅メダル【アジアパラ2026・ONE HEART WORLD】

アジアパラ競技大会4日目の2026年10月21日(水)、オアシス21(名古屋市東区)のONE HEART WORLD「アスリートセレブレーション」に、パラ陸上の福永凌太選手と加藤茜選手が登壇しました。福永選手は前日20日の男子100m T13で銀メダル、この日の朝の男子走り幅跳びT13で金メダルと、2日続けてメダルを取ったばかり。加藤選手は20日の女子400m T20で銅メダルを取り、アジアパラ競技大会は初出場です。ステージのあとのミックスゾーンで2人一緒に、視覚障害がある中で短距離と走り幅跳びを選んだ理由、4種目しかないクラスで400mを選んだ理由、そして障害をオープンにしてから変わったことを聞きました。

ミックスゾーンでメダルとウズミンのぬいぐるみを手にするパラ陸上の福永凌太選手と加藤茜選手
名前福永凌太(ふくなが・りょうた)選手/加藤茜(かとう・あかね)選手
競技福永選手=パラ陸上 T13(視覚障害のクラスのうち、見えにくさがもっとも軽いクラス)。100m・400m・走り幅跳び/加藤選手=パラ陸上 T20(知的障害のクラス)。100m・200m・400m・走り幅跳び
今大会福永選手は10月20日の男子100m T13決勝で10秒72の2位(銀メダル。1位は韓国の選手、10秒48)、21日の男子走り幅跳びT13決勝で6m93の1位(金メダル。2位はカザフスタンの選手、6m30)。加藤選手は20日の女子400m T20決勝で1分00秒26の3位(銅メダル。1位はインドの選手、56秒36)。会場はいずれもパロマ瑞穂スタジアム
経歴福永選手=滋賀県野洲市出身、28歳。十種競技からパラ陸上に転向。パリ2024パラリンピックの400mで銀メダル。2025年11月からセレスポ所属/加藤選手=神奈川県横浜市出身、26歳。2026年5月のジャパンパラ陸上競技大会の100mで12秒41の日本新記録。アジアパラ競技大会は初出場

福永選手は最終日の10月24日にも登壇し、400m T13の銀メダルを加えた3つのメダルを手にしました。そのときの話は2回目のインタビュー記事にまとめています。

アスリートセレブレーションのステージで走り幅跳びの金メダルを掲げる福永凌太選手。右は拍手する加藤茜選手
アスリートセレブレーションのステージで、走り幅跳びの金メダルを掲げる福永選手。右は加藤選手、左手前は辻尾玲奈選手

加藤選手「4位との差が100分の1秒差」、福永選手「第二のふるさとである学生時代を過ごしたこの愛知県で」

ステージでは、司会がまず加藤選手に「見事銅メダルです。どんな気持ちですか」と聞きました。

加藤 今回アジア大会に初出場させていただきました。4位との差が100分の1秒差ということで、最後まで粘り走りきれて本当に良かったと思います。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました。

続いて福永選手には「金、銀、2つのメダル獲得です。アジアパラ大会、どんな大会でしたか」。

福永 第二のふるさとである学生時代を過ごしたこの愛知県で、多くの方に僕の活躍だったり届けられて、今回もこんなに多くの方が集まってくださって、本当に最高です。ありがとうございました。

銅メダルを掛けてステージで手を振る加藤茜選手
ステージに登場した加藤選手

降壇したあとのミックスゾーンでは、2人一緒に話を聞きました。

――福永選手から。今日このようなイベントに参加して、今いかがですか。

福永 もうやはり会場でもお客さんの声だったり、すごく実感できたんですけど、やはり実際こうやってイベントをしてくださっているのもありがたいですし、しかもそこにこんだけの多くのお客さん、僕たちのために集まってくださっている方々がいることが本当に嬉しく思います。

――加藤選手はいかがですか、参加してみて。

加藤 国際大会、アジア大会に初出場で、こういったイベントも初めての参加で、すごく緊張したんですけど、本当にいろんな方に応援されてるんだなっていうのを今回のイベントを通じて感じました。

――加藤選手は400mというところで、かなりきついところもあったと思います。昨日はどうでしたか。

加藤 もうたくさんの応援のおかげで、その励みですごく走り切れたっていうふうに思います。ありがとうございました。

銅メダルを掛けて笑顔を見せる加藤茜選手
400m T20の銅メダルを掛けて

福永選手「今回の大会は楽しむってことを自分の中で目標に置いている」

――福永選手は100mで銀、そして今日は走り幅跳びで金。この大会でやってみていかがでしたか。

福永 こちらの種目もここまでの感想としては、一言で本当に楽しいなっていうのが本当に一番の率直な感想ですね。やはりこの大会、観客の方々が入られているのもそうですし、自分の体の状態とかもすごくいい形を持ってくれていますし、本当に、今回の大会は「楽しむ」ってことを自分の中で目標に置いているんですけど、それがここまですごくうまくいっているなと思っています。

金と銀の2つのメダルを掛けて両手を上げる福永凌太選手
2つのメダルを掛けて会場の声援に応える福永選手

福永選手「世界一に一番近かったのでその二つを選びました」、加藤選手「100、200メートルに一番近かった種目が400メートルだった」

――福永選手は視覚障害がある中で、陸上の短距離と走り幅跳びを選んだ理由は何でしたか。

福永 それは、陸上、パラスポーツを始めるという上で、世界一になりたかったので、世界一に一番近かったのでその二つを選びました。

――加藤選手はどうしてこの競技を選ばれたんですか。

加藤 そうですね。私のT20の知的障害者クラスは、4種目しかなくて、400メートル、幅跳び、砲丸投げ、1500メートルという形で、私が一番得意としている100(メートル)、200メートルに一番近かった種目が400メートルだったので、400メートルを選びました。

花束を手に笑う加藤茜選手。左は花束を掲げる福永凌太選手
フラワーエスコートから受け取った花束を手に。左は福永選手

福永選手「もっともっとパラスポーツのことを知っていただきたい」、加藤選手「障害をオープンにしたことで、すごい生きやすく」

――最後に、福永選手からファンの方に一言お願いします。

福永 僕たちを応援してくださった方に言いたいのは、やはり僕のことをもっともっと見てもらいたいと思いますし、もっともっとパラスポーツのことを知っていただきたいというふうに思います。僕自身もパラスポーツを始めて、すごく魅力的な世界だなというふうなことを感じています。

それはオリンピックの世界もそうですけど、そっちと全然負けない、それぐらいの魅力だったり価値があるなと感じているので、もっともっと僕たちのことを、僕たちも届けられるように努力しますし、皆さんも知ってもらえれば嬉しいなというふうに思います。

金メダルとウズミンのぬいぐるみを手にする福永凌太選手
金メダルとウズミンのぬいぐるみを手にする福永選手

――それでは加藤選手、応援してくれた方々に一言お願いします。

加藤 陸上競技は、私の場合は先天性で、発覚したのが小学校3年生で、それまで自分にすごい自信がなかったんですけど、障害をオープンにしたことで、すごい生きやすくなりました。それで陸上競技、パラも目指すようになって、より自信がついたので、何かしら自分の得意なことを少しでもいいのでチャレンジすることがすごく大事なんだなと思っています。

それは障害だけでなく健常者も、チャレンジすることで自分のできることが増えたりですとか、自分の自信につながるのではないかなと思うので、私も陸上頑張るので、頑張っていきましょう。

銅メダルとウズミンのぬいぐるみを手にする加藤茜選手
銅メダルとウズミンのぬいぐるみを手にする加藤選手

――ありがとうございました。

福永凌太選手のプロフィール

滋賀県野洲市出身、28歳。もともと十種競技の選手で、パラ陸上に転向しました。パリ2024パラリンピックの男子400m T13で銀メダル、走り幅跳びは7位。2023年の世界パラ陸上(パリ)の400mで金メダル、2024年の世界パラ陸上(神戸)の400mで銀メダル。2025年11月からセレスポ所属。走り幅跳びT13のアジア記録・日本記録(7m08、2025年6月)を持っています。愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会は、10月20日の100m T13で銀、21日の走り幅跳びT13で金メダルを獲得しました。

ミックスゾーンで走り幅跳びの金メダルと100mの銀メダル、花束を手にする福永凌太選手

加藤茜選手のプロフィール

神奈川県横浜市出身、26歳。パラ陸上のクラスT20で、得意種目は100mと200m。2026年5月のジャパンパラ陸上競技大会では100mで12秒41の日本新記録を出しました。司会からは女子100m・200mの日本記録保持者として紹介されています。初出場の愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会は、10月20日の女子400m T20で1分00秒26の3位、銅メダルを獲得しました。

ミックスゾーンで銅メダルと花束を手に笑顔を見せる加藤茜選手

「世界一になりたかったので、世界一に一番近かったのでその二つを選びました」と種目を選んだ理由を一言で言い切った福永選手と、4種目しかないクラスで、得意の100m・200mに一番近い400mを選んだ加藤選手。「第二のふるさと」愛知の瑞穂で、2人は2日続けて表彰台に立ちました。「何かしら自分の得意なことを少しでもいいのでチャレンジすることがすごく大事」という加藤選手の言葉は、障害のあるなしにかかわらず届くメッセージです。

ONE HEART WORLDはどんなイベント?

ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)は、第5回アジアパラ競技大会の大会公式セレブレーション・ファンゾーンです。10月18日(日)から24日(土)まで、オアシス21のアジアパラ競技大会ライブサイトの中で開かれ、入場は無料です。19日から24日は水谷隼さん、松田丈志さん、潮田玲子さんらが日替わりで登壇する「レジェンドアスリートトークショー」、20日から23日はメダリストや出場選手を迎える「アスリートセレブレーション」があります。日別の登壇ゲストと時間割はONE HEART WORLDの記事、ライブサイトのステージや体験コーナーはライブサイトの記事にまとめています。

名称ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)
期間2026年10月18日(日)〜24日(土)
時間19〜23日 18:00〜20:00/24日 17:00〜20:00(公式サイトのスケジュール。変更の場合あり)
会場オアシス21(名古屋市東区東桜1-11-1)アジアパラ競技大会ライブサイト内
入場料無料
公式サイトoneheartworld-aichi-nagoya2026.org

同じ日のミックスゾーンで聞いた選手の言葉は、辻尾玲奈選手、舟山真弘選手・山口美也選手、八木克勝選手のインタビュー記事にまとめています。この日のトークショーとアスリートセレブレーションの流れはイベントのレポ記事をどうぞ。前日20日のアスリートセレブレーション初日は20日のレポ、19日のトークショーは19日のレポ、小須田潤太さんと伊藤則子さんの話はインタビュー記事にあります。

よくある質問(FAQ)

  • 福永凌太選手の今大会の結果は?

    2026年10月20日の男子100m T13決勝で10秒72の2位(銀メダル)、21日の男子走り幅跳びT13決勝で6m93の1位(金メダル)です。会場はいずれもパロマ瑞穂スタジアムでした。

  • 加藤茜選手の今大会の結果は?

    2026年10月20日、パロマ瑞穂スタジアムで行われた女子400m T20決勝で1分00秒26の3位、銅メダルでした。本人によると4位との差は100分の1秒でした。

  • 加藤選手はなぜ400mに出たのですか?

    T20のクラスには400m・走り幅跳び・砲丸投げ・1500mの4種目しかなく、得意な100m・200mに一番近い400mを選んだと話しています。

  • 2人はONE HEART WORLDのいつ登壇しましたか?

    2026年10月21日(水)19時からのアスリートセレブレーション1組目に、パラ射撃の辻尾玲奈選手と一緒に登壇しました。

※この記事は2026年10月21日にオアシス21のONE HEART WORLDで行ったミックスゾーンの囲み取材をもとにしています。発言は本人の言葉のままで、口ぐせのみ省いています。ONE HEART WORLDの日程・出演者は変更される場合があるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。

名古屋 地域ニュース・イベント情報提供ブランド

しゃちほこニュース編集部は、名古屋の店舗・イベント・おでかけスポットを、原則として現地での取材・撮影(飲食店は実食)をもとに記事にしている編集チームです。運営は名古屋市ブランドパートナーのウェブスマ(名古屋市中村区名駅)。大手ニュースサイトでの配信経験を活かし、価格・営業時間・アクセスを現地で確認したうえで一次情報として掲載しています。取材依頼・情報提供はお問い合わせページからお寄せください。