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小椋久美子さんインタビュー|「パラスポーツがもっともっと皆さんに知っていただけたら嬉しい」3回目の聖火ランナーで初めて持ったアジアパラの火、パラバドミントンの見どころ【アジアパラ2026】

10月16日(金)、白川公園(名古屋市中区)で行われたアジアパラ競技大会の聖火リレー。元バドミントン日本代表で、潮田玲子さんとのダブルス「オグシオ」で2008年北京五輪に出場した小椋久美子さんが、13時の回の8番目のランナーとして公園の中を走りました。

聖火ランナーは2021年の東京五輪、今年9月のアジア競技大会に続いて3回目ですが、パラ大会の火を持つのは初めてだそうです。あいちパラスポーツアンバサダーとしてパラスポーツに関わってきた小椋さんに、走り終えた直後に話を聞きました。

聖火トーチを持つ小椋久美子さん(アジアパラ聖火リレー・白川公園)
名前小椋久美子(おぐら・くみこ)さん
生まれ1983年7月5日、三重県出身
競技歴バドミントン。2002年の全日本総合選手権シングルス優勝のあとダブルスに転向し、潮田玲子さんとのペア「オグシオ」で全日本総合5連覇(2004〜2008年)、2008年北京五輪5位入賞。2010年に現役引退
現在解説・講演・子どもたちへの指導。あいちパラスポーツアンバサダー
聖火リレー10月16日・白川公園(13時の回の8番目)

3回目の聖火ランナー、パラ大会の火は初めて

――聖火ランナーは初めてですか。

小椋:私、東京のオリンピックも走らせていただいたり、あとこの間のアジア大会も豊橋で走らせていただいて、3回目になります。

――今回はアジアパラの聖火リレーです。走ってみていかがでしたか。

小椋:私は、パラの方で走るという経験は初めてでした。初めての経験なので、やっぱりパラ自体も、特にパラバドミントンの方とも交流があったりして、その魅力というか、自分も体験させていただく中で、本当パラスポーツの面白さだったり難しさだったり、すごさというか、そういうものを結構自分で体感させていただくような機会も多かったです。そこでパラスポーツがもっともっと皆さんに知っていただけたら嬉しいなというふうな思いがある中で、聖火を任せていただけたので、すごく嬉しかったです。

聖火を持って白川公園を走る小椋久美子さん
前のランナーを迎える小椋さん

「パラスポーツをされている方々って、すっごい前向きなんですね」

――小椋さんは子ども食堂の運営など、様々な社会貢献の活動もされていますが、パラの人たちと向き合う中で感じることはありますか。

小椋:いっぱいありすぎてなんですけど(笑)パラの方々、パラスポーツをされている方々って、すっごい前向きなんですね。例えば、難しいこととかがあったりとかしても、それをプラスに変えたりとか、前向きにマインドも含めて変えていくっていうところが、すごいなって思っています。

お話させていただいてもすごい明るいし、閉じるわけじゃないというか、結構オープンにしてくださる方が多いという印象なんですよね。優しくて、面白くて、楽しいような方々が多いなというような印象があって、そこが一つ、人としての魅力だなとも思います。あとは、スポーツをやる上で、自由が利かない部分があったりすると思うんです。それを理解しながら、どういったバランスでどういうふうに競技をしたらいいんだろう、それを最大限発揮するのはどうしたらいいんだろうっていうことを、うまく体と向き合いながら競技をされていることがすごいなっていうふうに思っています。

次のランナーへ聖火をつなぐ小椋久美子さん

もちろんスポーツをする上でもそうなんですけど、日常生活で、例えば本当にちょっとしたところで怪我をするとか、自分の今の自由が利かなくなる瞬間って、多分人にはあると思うんですよね。なかったとしてもこれから先、もしかしたらあるかもしれない。だからそういった中で、プレーを見ていて、「あ、こういうふうに体を使えばいいのかな」というような発見とかもすごくあったりもします。自分たちの日常にも寄り添ってくれているような、スポーツというものをその垣根を越えて、寄り添ってくれているような感じがすごくします。

そういうところが一つ、スポーツだけではない魅力があるなと。競技においては、すごい迫力があったりもして、見ていてもすごいなって思うようなプレーが多いので、本当にいろんな側面ですごく私はプラスに見させていただいています。

パラバドミントン「メダルは絶対取ってくれると思います」

――アジパラでもバドミントンが開催されます。パラバドミントンの見どころを教えてください。

小椋:メダルは絶対取ってくれると思います(笑)それぐらい今世界でかなり上位を占めている選手の方々が多いので、まずは一つ競技として、トップレベルで今、日本がいるっていうところが一つ、競技としての楽しみとして見ていただけるなっていうふうに思ってます。

あと本当にカテゴリーがいっぱいあるんですけど、車いすだったり、上肢障害、下肢障害、低身長っていうカテゴリーがさまざまあるので、さまざまな魅力がすごくあります。やっぱり、車いすに関しては、チェアワークの巧さ、もう足のように本当にフットワークみたいな感じでチェアワークをして、チェアワークをしながら打つショット一つ一つの正確性とかが本当にすごいので、そういったところも見てもらいたいです。いっぱいあるんですけど、ギュギュッとしました。

前のランナーと一緒にトーチを掲げる小椋久美子さん
前のランナーと一緒にトーチを掲げる小椋さん

――ありがとうございました。


走り終えての短い時間でしたが、パラスポーツの話になると「いっぱいありすぎて」と言いながら、選手の前向きさ、体との向き合い方、車いすのチェアワークと、見てきたことを次々に話してくれた小椋さん。

スタート前に観客と言葉を交わす小椋久美子さん(白川公園)
スタート前、観客と言葉を交わす小椋さん

走る前には、観に来ていた観客の人たちと気さくに話されている姿も印象的でした。アンバサダーとして自分でも体験してきたからこその言葉でした。アジアパラ競技大会のパラバドミントンは、一宮市総合体育館で行われます。

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よくある質問(FAQ)

  • 小椋久美子さんはアジアパラの聖火リレーでどこを走りましたか?

    2026年10月16日(金)、白川公園(名古屋市中区)で行われた聖火リレーの13時の回の8番目のランナーとして、公園の中の園路を走りました。聖火ランナーは東京五輪、アジア競技大会に続いて3回目ですが、パラ大会の聖火を持つのは初めてです。

  • 小椋久美子さんはどんな選手でしたか?

    元バドミントン日本代表です。2002年の全日本総合選手権シングルスで優勝したあとダブルスに転向し、潮田玲子さんとのペア「オグシオ」で全日本総合5連覇、2008年北京五輪で5位に入賞しました。2010年に現役を引退し、現在は解説や講演、子どもたちへの指導のほか、あいちパラスポーツアンバサダーを務めています。

取材:2026年10月16日、白川公園(名古屋市中区)。肩書は取材時のものです。

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