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富川悠太さん・舟阪育枝さん座談会|「めっちゃ楽しいんですよ、挑戦していると」「怖がることはもったいない」聖火をつないだ名古屋出身の2人が語る挑戦【アジアパラ2026】

10月17日(土)、名城公園(名古屋市北区)で行われたアジアパラ競技大会の聖火リレー。元「報道ステーション」キャスターで、いまはトヨタ自動車の「トヨタイムズ」でキャスターを務める富川悠太さんと、トヨタ自動車女子ソフトボール部「レッドテリアーズ」の内野手・舟阪育枝さんが、聖火をつないで走りました。

2人とも名古屋の出身。走り終えたあと、2人にそろって話を聞きました。富川さんが舟阪さんに「手振ってたの見えた?」と話しかけ、舟阪さんが考え込む横から冗談を言う、にぎやかな座談会になりました。

富川悠太さんと舟阪育枝さん(名城公園の聖火リレーを走ったあと)
名前富川悠太(とみかわ・ゆうた)さん
生まれ1976年9月3日、名古屋市生まれ
経歴1999年にテレビ朝日に入社し、2016年から2022年まで「報道ステーション」のメインキャスター。2022年にトヨタ自動車へ。「トヨタイムズニュース」のキャスターを務める。2024年12月からラリーに挑戦
聖火リレー10月17日・名城公園
名前舟阪育枝(ふなさか・いくえ)さん
生まれ2000年7月24日、名古屋出身
競技ソフトボール。日本体育大学を経て、トヨタ自動車女子ソフトボール部「レッドテリアーズ」(豊田市)の内野手、背番号12。今季の目標に「チームの4連覇に貢献」を掲げた
聖火リレー10月17日・名城公園
舟阪育枝さんから富川悠太さんへ聖火を受け渡す瞬間
舟阪さんから富川さんへ。トーチの火が移る瞬間

「先祖に導かれたような、そんな感覚で走らせていただいた」

――まず富川さんから。名古屋生まれというところで、走り終えた今の気持ちをお聞かせください。

富川:僕は名古屋生まれですし、先祖代々愛知県出身なので、ここで聖火リレーを走るっていうのはものすごく光栄で、なんか先祖に導かれたような、そんな感覚で走らせていただいたんですけれども。育枝ちゃんが火を持って、聖火を持って近づいてくるのがものすごく嬉しくて、こんなにワクワクするもんだと思ってませんでした。聖火だっていうのと、やっぱりトヨタレッドテリアーズで活躍しているあの舟阪選手がこっちに走ってきてくれてると思うと嬉しくて、ワクワクして走りました。

2本のトーチを高く掲げる富川悠太さんと舟阪育枝さん
2本のトーチを高く掲げる2人

――舟阪選手は走ってみていかがでしたか。

舟阪:私も名古屋出身なので、名古屋でまずこういう大会が行われることもすごく嬉しいですし、そこで私もスポーツをやっているので、一緒に盛り上げたいなという気持ちで走ったんですけど、富川さんもおっしゃったように、つないでくる、思いをつないでくるというのがすごく素敵だなと思って、すごく私もワクワクしました。

トーチを持って笑顔を見せる舟阪育枝さん

富川:アスリートだから速いんですよ。飛ぶように走ってくる。

舟阪:気持ちがちょっと前に(笑)。

――逆に、舟阪選手が富川さんの方に向かわれるときはどんな感じでしたか。

舟阪:前からこうつないできてくれたものなので、私もしっかりつなげたいなという気持ちで走りました。

富川:手振ってたの見えた? 満面の笑みで手振って待ってたんですよ(笑)。

沿道に手を振りながら走る富川悠太さん
富川さんが手を振り、満面の笑みで手を振り返す舟阪さん

「取材すればするほどものすごい」

――富川さんは普段アスリートを取材して、パラアスリートも取材されると思います。パラアスリートに関わるにあたって感じること、印象に残っていることはありますか。

富川:やっぱりパラアスリートって、取材すればするほどものすごいなっていう。やっぱり超人的じゃないですか。そのパラアスリートの皆さんが、実は車作りにも関わってたりして、その障害のある方の視点でもっといい車を作るっていうことに参加してくださっているのを取材したりしているので、すごく身近に感じています。そういう聖火リレーが光栄だったっていうのもあります。

あと、器具もすごいどんどん進化していて、そこに日本の技術っていうのが詰まっているので、その選手たちの超人的なプレーっていうのも、ものすごく楽しいです。どんどん進化していく器具っていうのを見るのがすごく楽しくて。調べてみるとどんどん進化しているので、そういったところにも皆さんに注目してほしいなって思ってますね。

――舟阪選手は、パラリンピックというところで、注目しているポイントはありますか。

舟阪:一生懸命スポーツをするっていうのは、スポーツを見る側としてはすごく魅力的なところだなというふうに思うんです。やっぱり迫力がなんか違うなというか、どんな困難にも立ち向かうような姿勢がすごくスポーツにも表れていて、すごく興味が湧いたので、これから大会始まるので、とても楽しみにしています。

「めっちゃ楽しいんですよ、挑戦していると」

――富川さんはドライバーに挑戦するなど、常に新しいことに挑戦しているイメージがあります。挑戦し続ける原動力は何ですか。

富川:昔から挑戦し続けたいっていう思いがあって、転職したのももちろん新たな挑戦でした。今50歳なんですけど、50歳でもやっぱり、あと10年20年って思うんじゃなくて、新たに挑戦するということが、自分にとって、またゼロからのスタートでどこまで行けるのかっていう…。

なんでしょうね、めっちゃ楽しいんですよ、挑戦していると。
ちょっと前だとバドミントンに挑戦し始めて、今ラリーとレースも挑戦しているんですけど、全然できないんですよ。だから、ものすごい教えていただく人がたくさんいて、参考になる人がたくさんいます。でも、そういった目標に向かって挑戦していくって、アスリート気質なのかもしれないですけど、それができるようになっていくって、どんどんできることのレベルが上がっていくっていうのが、ものすごく楽しいですね。

インタビューに答える富川悠太さん

――舟阪選手は「チームの4連覇に貢献」を目標に掲げたシーズンだったと思います。挑戦したことはありますか。

舟阪:その年その年で、去年優勝したからとかは関係なく、常に挑戦の心を持って、チーム全員で戦ってきました。その1年ずつ、自分がチームにできる役割は何かっていうのをしっかり考えて、そこを全うするっていうところを挑戦というか…。自分の中で、チームの勝利に貢献したいから何をしなきゃいけないかっていうのをしっかり考えて、それに向かっていく。大変なこともたくさんあったんですけど、最後には絶対にみんなで笑いたいので、そこに向けてやってきました。

インタビューに答える舟阪育枝さん

富川さん「不可能なことはない」、舟阪さん「怖がることはもったいない」

――富川さんは体育の教員免許もお持ちです。スポーツに挑戦する子どもたちに、応援になる一言をお願いできますか。

富川:やっぱりアスリート、パラアスリートを見ていれば分かると思うんですけれども、とにかく不可能なことはない。自分でしたいと思ったことは、無理だって諦めるんじゃなくて、ちょっとでもやってみると、できることがどんどん増えていって、その都度その都度ステップアップできるはずです。夢は叶うと信じて、いろんなことに挑戦してほしいです。そういった自分の目標に向かう姿っていうのを、このアジア大会、パラ大会を見て学んでほしいと思いますね。

――舟阪選手も、スポーツに挑戦する子どもたちへ一言お願いできますか。

舟阪:私のモットーというか、好きな言葉として「怖がることはもったいない」という言葉をすごく大事にしています。何事にも怖がってやらなかったら、自分の可能性も分からないし、何ができて何ができないかっていうのも分からないから、まずは挑戦してみて、怖いって思わずにやってみることが、すごくこれからの可能性に広がっていくと思います。何事にも挑戦して、自分がやりたいと思ったことは心のままにやってほしいと思います。

富川:挑戦して、これダメとか言う大人もいるかもしれないけど、それはもう無視しちゃっていいと思うんですよ。絶対、すべてが身になるんで、すべてが自分のためになる。もう信念を持って、子どもなりの、自分なりの信念を持って、いろんなことに挑戦してほしいよね。

舟阪さん「仲間とか応援してくださる人の支えがすごく大きいなと思う」、富川さん「この笑顔ですよ」

――舟阪選手は現役のアスリートとして、苦しい時期もあったのではないかと思います。

富川:苦しいことばっかりですよね、世の中はね。それをいかに楽しめるかっていうところですね。

――そこを乗り越えられたきっかけ、ポイントはありますか。

舟阪:でもやっぱり、仲間とか応援してくださる人の支えがすごく大きいなと思います。支えてくれた分、私も支えたいと思いますし、誰かの力になりたいというのは思うので、そういう仲間に出会えたことが、すごく私の中で大きいかなというふうに思います。

富川:あと、この笑顔ですよ、この笑顔。やっぱりね、笑顔でいる人を見るとみんな幸せになりますから。頑張る力も湧いてくるし、どんな辛いことがあっても笑顔に。スポーツでもね、わざとなったりするじゃない、きついトレーニングのときって。笑顔って大事なんですよ。この笑顔だよ(笑)

富川悠太さんの話に大笑いする舟阪育枝さん
富川さんのトークに舟阪さんが大笑い

富川さんが「この笑顔だよ」と舟阪さんの笑顔を促すと、周りからも自然と笑いが起きました。

舟阪育枝さんの笑顔につられて笑う富川悠太さん
その笑顔につられて、富川さんも

アジアパラを見に来る皆さんへ

――アジアパラを見に来る皆さんへメッセージを。まず富川さんからお願いします。

富川:純粋に迫力もパフォーマンスも楽しんでいただければ、もうそれだけですね。一緒になって盛り上がりましょう。

――舟阪選手、お願いします。

舟阪:やっぱり一生懸命になることってすごくかっこいいことだと思うので、見に来る子どもたちも、皆さんの一生懸命な姿を見て、これからの、なんていうんですかね、原動力というか、になったらいいかなと思います。

――ありがとうございます。最後に一言をお願いします。

富川・舟阪:みんな、いい笑顔になりましょう!

親指を立ててポーズをとる富川悠太さんと舟阪育枝さん

富川さんと舟阪さんは2人とも名古屋出身同士。「満面の笑みで手振って待ってた」という富川さんと、「気持ちがちょっと前に」と笑う舟阪さんのやりとりに、聖火を受け渡す瞬間の温かな空気がそのまま残っていました。アジアパラ競技大会は18日(日)に開幕します。

名城公園の聖火リレーを一緒に走ったランナーたちの集合写真
一緒に走ったランナーたちと

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よくある質問(FAQ)

  • 富川悠太さんと舟阪育枝さんはアジアパラの聖火リレーでどこを走りましたか?

    2026年10月17日(土)、名城公園(名古屋市北区)で行われた聖火リレーで、舟阪育枝さんから富川悠太さんへと聖火をつないで走りました。2人とも名古屋の出身です。

  • 富川悠太さんはどんな人ですか?

    1976年、名古屋市生まれ。テレビ朝日のアナウンサーとして2016年から2022年まで「報道ステーション」のメインキャスターを務め、2022年にトヨタ自動車へ移りました。現在は「トヨタイムズニュース」のキャスターで、2024年12月からはラリーにも挑戦しています。

  • 舟阪育枝さんはどんな選手ですか?

    2000年生まれ、名古屋出身のソフトボール選手です。日本体育大学を経て、トヨタ自動車女子ソフトボール部「レッドテリアーズ」の内野手(背番号12)として活躍しています。好きな言葉は「怖がることはもったいない」だと話しました。

取材:2026年10月17日、名古屋市内。肩書は取材時のものです。

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