10月17日(土)、名城公園(名古屋市北区)で行われたアジアパラ競技大会の聖火リレー。名古屋市生まれのパラ・パワーリフティング選手で、今大会の日本代表(男子80kg級)でもある大堂秀樹さんが、トーチを手に走りました。

この日は大堂さんの52歳の誕生日。競技歴30年、パラリンピック3大会で入賞してきたベテランが、地元で迎える大会をどう位置づけているのか。走り終えたあとに話を聞きました。
| 名前 | 大堂秀樹(おおどう・ひでき)さん |
|---|---|
| 生まれ | 1974年10月17日、名古屋市生まれ |
| 競技歴 | パラ・パワーリフティング。パラリンピックは2008年北京8位、2012年ロンドン6位、2016年リオ8位と3大会連続で入賞。2018年のジャカルタ アジアパラ競技大会(88kg級)で銅メダル。愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会の日本代表(男子80kg級) |
| 所属 | SMBC日興証券 |
| 聖火リレー | 10月17日・名城公園 |


「こんな人生ね、送れる人ってそうそういないんで」
――今日は誕生日で、まさか聖火リレーを走るということで。走ってみていかがでしたか。
大堂:いや、本当最高でしたね。仲間がいっぱい来てくれてて。

――仲間の方からいろんな声がかけられていましたね。その中で走ったとき、どう感じられましたか。
大堂:やらせてもらってることがまず幸せだなっていうのが第一ですね。だって普通やれないじゃないですか。地元開催で、試合も出れるだけでもラッキーだけど、さらに聖火リレーもやらせてもらって、至れり尽くせりじゃないですか。こんな人生ね、送れる人ってそうそういないんで、本当いい人生です。

「まだ終わりたくない」「ここからもうひと息頑張りたい」
――30年の競技生活の中で、今回の大会はどういう位置づけですか。どういう思いで臨まれますか。
大堂:これを集大成にしていいのか、通過点であってほしいのか。まだ終わりたくない。まだ終わりたくはないんで。最後の一蹴りみたいな感じで、ホップ・ステップ・ジャンプの最後の一蹴りみたいな感じで、ここからもうひと息頑張りたいなっていうのが、僕の今のこの大会の立ち位置というか…。

「何者かになるチャンスは、すべての人が持っていると思う」
――障害のある人たちがこういう競技に取り組んだときの、この競技の魅力を教えていただけますか。
大堂:この競技っていうことだけではないんですけど、すべての人生に、広く言っちゃうと人生なんだけど、まだ何者でもない人たちって多いと思うんですよ。ただ、何者かになるチャンスは、すべての人が持っていると思うので、そのチャンスを見逃さないように、しっかりと生きてほしいなって思います。
僕も、障害者になって、こうやってスポーツを始めて、始めたときはまだ何者でもない、ただの障害者でベンチプレスを始めたっていうだけの人でした。だんだん強くなって、パラリンピック出て、みんなに応援されるようになって、認知されるようになって、こうやって取材してもらうような対象になってとか。そうやって、だんだんだんだん人は何か使命というか、そういうものがついて回るんです。そのタイミングっていうのは誰しもあると思うんで、輝くチャンスっていうのをしっかりとつかみ取ってほしいなと思います。

「あと10年20年、頑張れるなら頑張るんで」
――最後に、今まで応援してくれている人、今応援してくれている人に一言お願いします。
大堂:まだまだ、あと10年20年、頑張れるなら頑張るんで、このまま離れず応援し続けてください。よろしくお願いします!
――ありがとうございました。

「集大成にしていいのか、通過点であってほしいのか」と自分に問いかけながら、「まだ終わりたくない」と言い切った大堂さん。誕生日に聖火を運び、大会では日本代表として同じ名古屋で試合に臨みます。アジアパラ競技大会のパラ・パワーリフティングは、10月19日(月)から24日(土)まで名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール)で行われます。
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よくある質問(FAQ)
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大堂秀樹さんはアジアパラの聖火リレーでどこを走りましたか?
2026年10月17日(土)、名城公園(名古屋市北区)で行われた聖火リレーのランナーとして走りました。この日は52歳の誕生日で、「いや、本当最高でしたね。仲間がいっぱい来てくれてて」と話しています。
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大堂秀樹さんはどんな選手ですか?
1974年、名古屋市生まれのパラ・パワーリフティング選手です。パラリンピックは北京・ロンドン・リオの3大会連続で入賞し、2018年のジャカルタ アジアパラ競技大会では銅メダルを獲得。愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会には日本代表(男子80kg級)として出場します。
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アジアパラ競技大会のパラ・パワーリフティングはいつ、どこで行われますか?
2026年10月19日(月)から24日(土)まで、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホール、名古屋市千種区)で行われます。
取材:2026年10月17日、名古屋市内。肩書は取材時のものです。