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中川もえ選手インタビュー|「もっともっと上を目指せるように頑張りたい」日本選手団の旗手、パラ陸上 女子200m T47で日本新・4位【アジアパラ2026・ONE HEART WORLD】

アジアパラ競技大会5日目の2026年10月22日(木)、オアシス21(名古屋市東区)のONE HEART WORLD「アスリートセレブレーション」に、パラ陸上の中川もえ選手が登壇しました。開会式では日本選手団の旗手を務め、女子200m T47では予選で日本新記録の26秒12を出して決勝4位、女子100m T47は5位。メダルにはあと一歩届きませんでしたが、会場からは大きな拍手が送られました。ステージのあとのミックスゾーンで、陸上を始めたきっかけ、苦しかった時期の乗り越え方、旗手を務めた開会式のことを聞きました。

ミックスゾーンで笑顔を見せるパラ陸上の中川もえ選手
名前中川もえ(なかがわ・もえ)選手
競技パラ陸上 T47(片側の上肢に障害があるクラス)。100m・200m
今大会10月19日の女子200m T47予選は26秒12で組2着(日本新記録)、20日の決勝は26秒24で4位。21日の女子100m T47決勝は12秒78で5位。開会式では日本選手団の旗手
経歴宮崎県出身。宮崎大学を卒業し、2026年4月から東京大学大学院で学びながら競技を続ける。杭州2022アジアパラ競技大会は100mで6位
日の丸の小旗と花束を手にミックスゾーンに立つ中川もえ選手
日の丸の小旗と花束を手に

「『初めて中川選手を見に来ました』っていう声もいただいて、本当に嬉しかった」

――今日はアスリートセレブレーションで多くの人に祝福されました。今のお気持ちをお伺いできますか。

中川 初めて日本開催の大会に出させていただいて、たくさんの声援をいただいて、今回「初めて中川選手を見に来ました」っていう声もいただいて、本当に嬉しかったですし、私のことを応援してくださる方もいらっしゃるんだなっていう思いで、もっともっと頑張りたいなっていう気持ちになりました。

「同じクラスの先輩の辻沙絵選手がかっこよくて」

――陸上を始めたきっかけは何でしたか。

中川 パラ陸上を始めたきっかけは、同じクラスの先輩の辻沙絵選手がかっこよくて、私もああいうふうになりたいなと思って始めました。

辻沙絵選手は、リオ2016パラリンピックの女子400m T47で銅メダルを取った選手です。

「タイムがちょっとずつでも伸びていくことが純粋に楽しくて」

――ここまで一番苦しかった時期もあったと思います。それをどう乗り越えられましたか。

中川 国際大会でメダル取れるように強くなりたいっていう思いとか、辻さんをひたすらがむしゃらに追い続けてきたっていうのもあったので、あとは走ることとかタイムがちょっとずつでも伸びていくことが純粋に楽しくて、ここまで来れたかなと思います。

「『日本』っていうコールを浴びながら入場して、本当に楽しく嬉しかった」

――開会式では大役、旗手を担われたと思います。どうでしたか。

中川 そうですね、まさかこんな大舞台で旗手を任せていただけるとは思わなかったので、すごくびっくりしたんですけど、「日本」っていうコールを浴びながら入場して、本当に楽しく嬉しかったです。これからの競技もっと頑張りたいなと思える素敵な開会式で、いい経験ができて本当に光栄でした。

10月18日にパロマ瑞穂スタジアムで開かれた開会式では、車いすラグビーの橋本勝也選手と2人で、日本選手団の旗手を務めました。

日の丸の小旗と花束を手にするパラ陸上の中川もえ選手
開会式で旗手を務めた中川選手。ミックスゾーンでも日の丸を手に

「もっともっと上を目指せるように頑張りたいなと強く思える大会になりました」

――それでは最後に、ファンの方々に一言お願いします。

中川 本当にたくさんの声援をいただいて、メダルまで届かなかったんですけど、もっともっと上を目指せるように頑張りたいなと強く思える大会になりました。本当にありがとうございました。

――ありがとうございました。

中川もえ選手のプロフィール

パラ陸上T47の選手で、宮崎県出身。宮崎大学を卒業し、2026年4月から東京大学大学院医学系研究科で学びながら、東京大学の陸上運動部で練習しています。2017年のアジアユースパラ競技大会の100mで金メダル、杭州2022アジアパラ競技大会は100mで6位。女子200m T47の日本記録保持者です。愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会では開会式で日本選手団の旗手を務め、女子200m T47は予選で日本記録を更新して決勝4位、女子100m T47は5位でした。


「辻さんをひたすらがむしゃらに追い続けてきた」。先輩の背中を追って始めたパラ陸上で、中川選手は日本開催の大会の開会式で日の丸を掲げ、200mでは日本記録を更新しました。メダルまではあと一歩。「もっともっと上を目指せるように」と話す中川選手の挑戦は続きます。

ONE HEART WORLDはどんなイベント?

ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)は、第5回アジアパラ競技大会の大会公式セレブレーション・ファンゾーンです。10月18日(日)から24日(土)まで、オアシス21のアジアパラ競技大会ライブサイトの中で開かれ、入場は無料です。19日から24日はオリンピアン・パラリンピアンが日替わりで登壇する「レジェンドアスリートトークショー」、20日から23日はメダリストや出場選手を迎える「アスリートセレブレーション」があります。日別の登壇ゲストと時間割はONE HEART WORLDの記事、ライブサイトのステージや体験コーナーはライブサイトの記事にまとめています。

名称ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)
期間2026年10月18日(日)〜24日(土)
時間19〜23日 18:00〜20:00/24日 17:00〜20:00(公式サイトのスケジュール。変更の場合あり)
会場オアシス21(名古屋市東区東桜1-11-1)アジアパラ競技大会ライブサイト内
入場料無料
公式サイトoneheartworld-aichi-nagoya2026.org

同じ日のミックスゾーンで聞いた選手の言葉は、西田杏選手、山本恵理選手、髙桑早生選手、大島健吾選手のインタビュー記事にまとめています。この日のトークショーとアスリートセレブレーションの流れはイベントのレポ記事をどうぞ。前日21日のONE HEART WORLDは21日のレポにあります。

よくある質問(FAQ)

  • 中川もえ選手の今大会の結果は?

    女子200m T47は2026年10月19日の予選で26秒12の日本新記録を出し、20日の決勝は26秒24で4位。21日の女子100m T47決勝は12秒78で5位でした。

  • 中川選手がパラ陸上を始めたきっかけは?

    「同じクラスの先輩の辻沙絵選手がかっこよくて、私もああいうふうになりたいなと思って始めました」と話しています。

  • 中川選手は開会式で何をしましたか?

    2026年10月18日の開会式で、車いすラグビーの橋本勝也選手と2人で日本選手団の旗手を務めました。「『日本』っていうコールを浴びながら入場して、本当に楽しく嬉しかった」と振り返りました。

  • 中川選手はONE HEART WORLDのいつ登壇しましたか?

    2026年10月22日(木)19時25分ごろからのアスリートセレブレーション2組目に、工藤俊介選手・近藤元選手・髙桑早生選手・大島健吾選手と一緒に登壇しました。

※この記事は2026年10月22日にオアシス21のONE HEART WORLDで行ったミックスゾーンの囲み取材と、ステージでの発言をもとにしています。発言は本人の言葉のままで、口ぐせのみ省いています。ONE HEART WORLDの日程・出演者は変更される場合があるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。

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