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荻原虎太郎選手インタビュー|「まず自分がしっかり結果を出す」日本チームのキャプテン、パラ水泳 100m背泳ぎS8で大会新の金、メダル6個【アジアパラ2026・ONE HEART WORLD】

アジアパラ競技大会最終日の2026年10月24日(土)、オアシス21(名古屋市東区)のONE HEART WORLD「アスリートセレブレーション」に、パラ水泳の荻原虎太郎選手が、1組目の11人の一人として登壇しました。男子100m背泳ぎS8で大会新記録の金メダルを含む、金1・銀3・銅2のメダル6個。この日の18人の中で最多です。日本チームのキャプテンとしてステージの締めのあいさつもした荻原選手に、6個のメダルの重みと、パリから2年間の過ごし方を聞きました。

ミックスゾーンで6個のメダルと花束を手にするパラ水泳の荻原虎太郎選手
名前荻原虎太郎(おぎわら・こうたろう)選手
競技パラ水泳 S8(肢体不自由のクラス)
今大会男子100m背泳ぎS8=1分05秒26で金(大会新)。男子100m自由形S8=銀。混合4×100m自由形34ポイント=銀。混合4×100mメドレー34ポイント=銀。男子200m個人メドレーSM8=銅。男子400m自由形S8=銅。メダル6個
経歴2002年千葉市生まれ。順天堂大学卒、あいおいニッセイ同和損害保険所属。2018年のアジアパラで金を含む4個のメダル。東京2020、パリ2024のパラリンピックに出場し、パリは200m個人メドレー7位・100m背泳ぎ8位。2025年の世界選手権100m背泳ぎ5位

「6個というのはすごく重みがあって」

――6個のメダルを獲得してこのステージに上がりました。今の気持ちをお聞かせいただけますか。

荻原 やっぱり、6個というのはすごく重みがあります。こういう機会に登壇できたっていうのも、自国開催だからこその側面があると思っていて、自国開催で良かったなっていうところと、自国開催の大会でキャプテンとしてレースに出ることができて嬉しいです。

「朝一からいい流れを作るために、僕がメダルを取って帰ろう」

――キャプテンとしてチームを率いるうえで、意識していたポイントはありますか。

荻原 今回の大会でしっかり意識していたところは、まず自分がしっかり結果を出して、メダルを取って帰ってくるっていうところは意識してました。というのも、僕のレースって朝一のものが多かったんで、朝一からいい流れを作るために、僕がメダルを取って帰ろう、いい記録を出して帰ろうっていう気持ちはレース前からすごくありました。

それに対して、プレッシャーとかもあったんですけど、しっかりこういう結果が生まれて、そういう気持ちで来れたからこそ、日本チームはすごくいい雰囲気で終われたのかなっていうところがすごく嬉しいです。

「負けたままで終わりたくない」。今年1月から練習の拠点を東京に

――パリの決勝は悔しい結果だったと思います。そこから今回のメダルまで、どうやってモチベーションを保ち、乗り越えてきましたか。

荻原 やっぱりどうしても勝ち切りたいっていう気持ちがずっとあって、負けたままで終わりたくないっていうのと、パリの次の年は復調気味でちゃんと泳ぐことができました。なので、今年の1月からは、僕は、練習の拠点を変えて、東京に来て練習をするというふうに考えて東京に来たんですけど、それがやっぱりすごくいい変化でした。いい流れのままを絶対に続けようっていう、その努力する気持ちが大切だと思います。

耳に手を当てて会場の声を聞く荻原虎太郎選手。隣で口に手を当てる辻内彩野選手
耳に手を当てて会場の声を聞く荻原虎太郎選手。左は辻内彩野選手、右は齋藤元希選手

「僕の背泳ぎ、すごく特徴的ですし、面白い泳ぎをする」

――応援してくれているファンの皆さんに一言お願いします。

荻原 皆さんの応援が必要不可欠なので、僕の背泳ぎ、すごく特徴的ですし、面白い泳ぎをするので、これからも見て応援していただければと思います。

――ありがとうございました。

ステージのあとにファンにサインをする荻原虎太郎選手
ステージのあと、ファンにサインする荻原虎太郎選手

ステージでは日本チームのキャプテンとしてあいさつ

1組目のステージの締めに、荻原選手は日本チームのキャプテンとしてマイクを持ちました。公式リザルトの集計で、日本のパラ水泳は金24・銀24・銅23の71個のメダルを取っています。

荻原 選手の力もそうなんですけれども、皆さんの応援のおかげだったというのもあると思っています。下は14歳、上は40歳までいます。すごくいいチームとして終われた大会だったので、このままロスに向けてチーム一丸となって頑張っていきますので、これからもよろしくお願いいたします。

観客から選ばれたフラワーエスコートと一緒に記念撮影するパラ水泳の選手たち
観客から選ばれたフラワーエスコートから花束を受け取り、一緒に記念撮影する選手たち

荻原虎太郎選手のプロフィール

パラ水泳S8(肢体不自由のクラス)の選手。2002年千葉市生まれ、5歳からスイミングスクールで泳ぎ始め、順天堂大学を卒業して、あいおいニッセイ同和損害保険に所属しています。2018年のアジアパラ競技大会で金を含む4個のメダル、杭州2022大会は100m背泳ぎ3位。東京2020とパリ2024のパラリンピックに出場し、パリは200m個人メドレー7位・100m背泳ぎ8位でした。2025年の世界選手権は100m背泳ぎ5位。愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会では、男子100m背泳ぎS8で1分05秒26の大会新記録で金メダル、100m自由形と2つのリレーで銀、200m個人メドレーと400m自由形で銅と、出場6種目すべてでメダルを取りました。

金1・銀3・銅2の6個のメダルを下げた荻原虎太郎選手
金1・銀3・銅2、6個のメダルを下げた荻原虎太郎選手

「負けたままで終わりたくない」。パリの決勝で悔しさを味わった荻原選手は、今年1月に練習の拠点を東京に移し、地元開催のアジアパラで6個のメダルを手にしました。日本チームのキャプテンとして「朝一からいい流れを作る」役割も果たした大会。「僕の背泳ぎ、すごく特徴的ですし、面白い泳ぎをする」という言葉どおり、次はロサンゼルスに向かいます。

ONE HEART WORLDはどんなイベント?

ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)は、第5回アジアパラ競技大会の大会公式セレブレーション・ファンゾーンです。10月18日(日)から24日(土)まで、オアシス21のアジアパラ競技大会ライブサイトの中で開かれ、入場は無料でした。19日から24日はオリンピアン・パラリンピアンが日替わりで登壇する「レジェンドアスリートトークショー」、20日から24日はメダリストや出場選手を迎える「アスリートセレブレーション」がありました。日別の登壇ゲストと時間割はONE HEART WORLDの記事、ライブサイトのステージや体験コーナーはライブサイトの記事にまとめています。

名称ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)
期間2026年10月18日(日)〜24日(土)
最終日24日の時間10:00〜10:45 アスリートセレブレーション、17:15〜18:00 レジェンドアスリートトークショー、18:00〜 閉会式の中継
会場オアシス21(名古屋市東区東桜1-11-1)アジアパラ競技大会ライブサイト内
入場料無料
公式サイトoneheartworld-aichi-nagoya2026.org

前日23日のONE HEART WORLDは23日のレポ、22日は22日のレポ、21日は21日のレポ、アスリートセレブレーション初日の20日は20日のレポにあります。

この日(10月24日)のONE HEART WORLD全体の様子は24日のレポにまとめています。同じ日にミックスゾーンで話を聞いた、ほかの選手のインタビューはこちらです。

よくある質問(FAQ)

  • 荻原虎太郎選手の今大会の結果は?

    男子100m背泳ぎS8で1分05秒26の大会新記録で金メダル。男子100m自由形S8、混合4×100m自由形34ポイント、混合4×100mメドレー34ポイントで銀、男子200m個人メドレーSM8と男子400m自由形S8で銅。メダルは6個で、10月24日に登壇した18人の中で最多です。

  • 荻原選手はキャプテンとして何を意識しましたか?

    「自分がしっかり結果を出して、メダルを取って帰ってくる」こと。朝一のレースが多かったので「朝一からいい流れを作るために、僕がメダルを取って帰ろう、いい記録を出して帰ろう」という気持ちで臨んだと話しました。

  • 荻原選手はONE HEART WORLDのいつ登壇しましたか?

    2026年10月24日(土)10時からのアスリートセレブレーション1組目に、パラ水泳の11人の一人として登壇し、日本チームのキャプテンとしてあいさつしました。

※この記事は2026年10月24日にオアシス21のONE HEART WORLDで行ったミックスゾーンの囲み取材と、ステージでの発言をもとにしています。発言は本人の言葉のままで、口ぐせのみ省いています。

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