アジアパラ競技大会6日目の2026年10月23日(金)、オアシス21(名古屋市東区)のONE HEART WORLD「アスリートセレブレーション」に、ゴールボール男子日本代表のキャプテン、金子和也選手が登壇しました。この日の決勝で中国に5-3で勝って金メダル。パリ2024パラリンピックの金メダルに続く頂点です。ステージで「今の気持ちは、最高です!」と話した金子選手に、ミックスゾーンで、ゴールボールを始めたきっかけと、初めて見る人に伝えたい見どころを聞きました。

| 名前 | 金子和也(かねこ・かずや)選手 |
| 競技 | ゴールボール(視覚障害の選手がアイシェード=目隠しをつけ、鈴の入ったボールを転がしてゴールを狙う3対3の球技)。クラスB3。コートはバレーボールのコートと同じ広さ(18m×9m) |
| 今大会 | 予選でカタールに12-2、タイと8-8、中国に13-6、韓国に3-5、イランに9-2。10月22日の準決勝で韓国に9-3、23日の決勝で中国に5-3で勝って金メダル(会場は豊橋市総合体育館) |
| 経歴 | ゴールボール男子日本代表のキャプテン。パリ2024パラリンピックで金メダル(日本男子初の金) |
「こんな多くの方々に集まっていただいて」
――今回ゴールボール、パリに続いて頂点おめでとうございます。興奮冷めやらぬ中だと思うんですけど、このセレブレーションのステージに上がられて、今の気持ちをお伺いできますか。
金子 こんな多くの方々に集まっていただいて、そして多くのおめでとうをいただいて、最高ですね。

「なんて面白い、そしてなんて難しいスポーツなんだろうと」
――金子さんは、どうしてゴールボールという競技を選ばれたんですか。
金子 僕は、生まれつきは実は目が悪くなくて、普通に見えてはいたんですけど、その当時、小学4年生で目が悪くなってしまって。小学生上がる前からずっと続けていた野球が、それでできなくなってしまいました。
でも何かスポーツしたいなっていうことで、母がパラリンピアン発掘授業という授業を見つけてくれたんですよね。それがJPCの主催していたイベントで、そこでゴールボールを見て知って、体験して、なんて面白い、そしてなんて難しいスポーツなんだろうと。それに魅力を感じて、これを極めたいと思って始めました。

「その激しさ、そしてその中で繊細な戦略っていうのが見どころ」
――初めて見る人に、ゴールボールの見るポイントみたいのを教えていただけますか。
金子 ゴールボール、前半後半12分ずつの計24分あるんですけど、24分でゴールボールは100ラリーするんですよ。しかもその1球1球が、バレーボールコートの縦の長さしかないんですけど、12メートルとか9メートルの短さを、時速70キロのボールが、1.25キロのボールが70キロ超えて飛んでくるんですよね。
それが100ラリーあるんで、なのに目を隠してやらなきゃいけないっていう、過酷というか、神秘的なスポーツだと思うんです。その激しさ、そしてその中で繊細な戦略っていうのが見どころだと思うので、ぜひそこに注目していただけたらと思います。
「皆さんに勇気、感動、少しでも恩返しできていたらよかった」
――最後に、応援してくれているファンの方々に一言いただけますか。
金子 皆様の応援が力になりました。僕らがその応援をいただいて、優勝する、優勝という結果を取ることができたので、皆さんに勇気、感動、少しでも恩返しできていたらよかったなと思います。
――ありがとうございました。
ステージでは「今の気持ちは、最高です!」
ステージでは、司会からキャプテンとして話を振られて、こう話しました。
金子 今の気持ちは、最高です!
金子 ゴールボール見てくださった方、本当にありがとうございます。そして応援が力になりました。これからも僕たち全力で活躍するので、ぜひ見ててください。
応援サポーターの安藤美姫さんから名古屋の印象を聞かれると、こう答えました。
金子 僕も名古屋の皆様の温かな人柄、そして大きな声援に後押しされました。ありがとうございました。
金子和也選手のプロフィール
ゴールボール男子日本代表のキャプテンで、クラスはB3。生まれつきは見えていましたが、小学4年生で目が悪くなり、続けていた野球ができなくなったと話します。母が見つけたイベントでゴールボールを体験して競技を始めました。パリ2024パラリンピックで日本男子初の金メダルを取ったメンバーの一人。愛知・名古屋2026アジアパラ競技大会では、決勝で中国に勝って金メダルを取りました。
24分で100ラリー、時速70キロを超えるボールを、目を隠して止める。金子選手は「激しさ」と「繊細な戦略」をゴールボールの見どころに挙げました。パリに続く頂点で、応援への恩返しを口にしました。
ONE HEART WORLDはどんなイベント?
ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)は、第5回アジアパラ競技大会の大会公式セレブレーション・ファンゾーンです。10月18日(日)から24日(土)まで、オアシス21のアジアパラ競技大会ライブサイトの中で開かれ、入場は無料です。19日から24日はオリンピアン・パラリンピアンが日替わりで登壇する「レジェンドアスリートトークショー」、20日から24日はメダリストや出場選手を迎える「アスリートセレブレーション」があります。日別の登壇ゲストと時間割はONE HEART WORLDの記事、ライブサイトのステージや体験コーナーはライブサイトの記事にまとめています。
| 名称 | ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド) |
| 期間 | 2026年10月18日(日)〜24日(土) |
| 時間 | 日によって異なる(23日は18:30からトークショー、19時ごろからアスリートセレブレーション。24日は10時からアスリートセレブレーションの予定)。最新の時間は公式サイトで確認を |
| 会場 | オアシス21(名古屋市東区東桜1-11-1)アジアパラ競技大会ライブサイト内 |
| 入場料 | 無料 |
| 公式サイト | oneheartworld-aichi-nagoya2026.org |
前日22日のONE HEART WORLDは22日のレポ、21日は21日のレポ、アスリートセレブレーション初日の20日は20日のレポにあります。
この日(10月23日)のONE HEART WORLD全体の様子は23日のレポにまとめています。同じ日にミックスゾーンで話を聞いた、ほかの選手のインタビューはこちらです。
- パラ卓球:岩渕幸洋選手/阿部隼万選手/友野有理選手/七野一輝選手/三浦稟々選手
- パラアーチェリー:篠原彩選手
- パラ陸上:石田駆選手/和田伸也選手・長谷部匠さん
- 車いすバスケットボール女子:萩野真世・郡司渚名・上野晴香・清水千浪の4選手
- パラ柔道:ショフルフ・ナザロフ選手(タジキスタン)
- ゴールボール:宮食行次選手/高橋利恵子選手
- 車いすテニス:髙室冴綺選手・田中愛美選手・大谷桃子選手/川野将太選手・宇佐美慧選手/上地結衣選手
よくある質問(FAQ)
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金子和也選手がゴールボールを始めたきっかけは?
小学4年生で目が悪くなって野球ができなくなり、母が見つけてくれたイベントでゴールボールを体験して「なんて面白い、そしてなんて難しいスポーツなんだろう」と魅力を感じたと話しました。
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金子選手が話すゴールボールの見どころは?
24分で100ラリーし、1.25kgのボールが時速70キロを超えて飛んでくる中で「その激しさ、そしてその中で繊細な戦略っていうのが見どころ」と話しました。
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ゴールボール男子日本代表の今大会の結果は?
2026年10月23日の決勝で中国に5-3で勝って金メダルでした。
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金子選手はONE HEART WORLDのいつ登壇しましたか?
2026年10月23日(金)のアスリートセレブレーション4組目に登壇しました。
※この記事は2026年10月23日にオアシス21のONE HEART WORLDで行ったミックスゾーンの囲み取材と、ステージでの発言をもとにしています。発言は本人の言葉のままで、口ぐせのみ省いています。ONE HEART WORLDの日程・出演者は変更される場合があるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。