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ONE HEART WORLD 6日目レポ|潮田玲子さん・安藤美姫さん・伊藤みきさん・山田拓朗さん・山本篤さんのトークショーと、ゴールボール・車いすテニス・パラ卓球などのアスリートセレブレーション。ゴールボール12人が話した名古屋の思い出【アジアパラ2026・10月23日】

アジアパラ競技大会6日目の2026年10月23日(金)、オアシス21(名古屋市東区)の大会公式セレブレーション・ファンゾーン「ONE HEART WORLD」で、レジェンドアスリートトークショーとアスリートセレブレーションが開かれました。トークショーには、バドミントンの潮田玲子さん、フィギュアスケートの安藤美姫さん、モーグルの伊藤みきさん、パラ水泳の山田拓朗さん、パラ陸上・パラスノーボードの山本篤さんの5人が登壇。続くアスリートセレブレーションには、この日に決勝を戦ったゴールボール、ブラインドフットボール、車いすテニス、パラ卓球の選手をはじめ、5組のメダリストや入賞者が次々にステージに上がりました。

ONE HEART WORLDのステージで話すレジェンドアスリートの潮田玲子さん、安藤美姫さん、伊藤みきさん、山田拓朗さん、山本篤さん
日時2026年10月23日(金)18:30〜 レジェンドアスリートトークショー、19:00ごろ〜 アスリートセレブレーション
会場オアシス21(名古屋市東区)アジアパラ競技大会ライブサイト内 ONE HEART WORLD
トークショー潮田玲子さん(バドミントン)、安藤美姫さん(フィギュアスケート)、伊藤みきさん(フリースタイルスキー モーグル)、山田拓朗さん(パラ水泳)、山本篤さん(パラ陸上・パラスノーボード)
アスリートセレブレーション1組目=パラアーチェリー・パラ卓球・パラ陸上(クウェートのファイサル・ソルール選手)/2組目=車いすバスケットボール女子・パラ柔道(タジキスタンのナザロフ選手)・パラ陸上/3組目=ブラインドフットボール男子/4組目=ゴールボール男子・女子/5組目=車いすテニス
この日の決勝ゴールボール男子 金(中国に5-3)、ゴールボール女子 銀(中国に0-2)、ブラインドフットボール男子 銀(中国に0-1)、パラ卓球 男子ダブルスMD18 金・MD8 銀、車いすテニス 男子シングルス 金(小田凱人選手)・クァードシングルス 金(宇佐美慧選手)・女子ダブルス 銀と銅 など

レジェンドアスリート5人のトーク

トークショーの冒頭、司会が5人を紹介しました。潮田玲子さんは2006年ドーハアジア大会の女子ダブルスで「オグシオ」ペアとして銅メダル、2010年広州アジア大会では日本選手団の旗手を務めました。安藤美姫さんはトリノ、バンクーバーと2大会のオリンピックに出場し、伊藤みきさんはトリノ、バンクーバー、ソチと3大会連続でオリンピックに出場。2人は本大会の公式応援サポーターです。山田拓朗さんは2010年から3大会連続でアジアパラ競技大会に出場し、2014年・2018年の大会で複数種目の金メダル。山本篤さんは2008年・2016年のパラリンピックの走り幅跳びでメダルを取り、2018年の冬季パラリンピックにはスノーボードで出場しました。本大会では、指導する前川楓選手が走り幅跳びで銀メダルを取っています。

山田さん「たくさんの方に応援いただきながら競技ができるっていうのは、非常に選手にとっても素晴らしいこと」

初の日本開催となったアジアパラ大会について、山田さんはこう話しました。

山田 パラスポーツってなかなか普段見ていただく機会少なかったりするんですけども、東京パラリンピックも無観客でしたし、そういった中でこうやってたくさんの方に応援いただきながら競技ができるっていうのは、非常に選手にとっても素晴らしいことだと思うので、ぜひこの貴重な機会を楽しんでいただいて、精一杯応援いただければなと思います。

開会式に参加した山本さんは、APC(アジアパラリンピック委員会)の旗を運んだ経験を振り返りました。

山本 観客席を見たときに人がたくさんいたのを見て感動しましたし、僕自身、APC旗を運ばせていただいたんですけど、これからアジアパラ大会が始まるんだなっていう思いも持って運ばせていただきました。

ONE HEART WORLDのステージでマイクを持って話す山田拓朗さんと、隣に立つ山本篤さん
話す山田拓朗さん(左)と山本篤さん

潮田さん「普段知らない競技を知るっていう機会にもなる」

アジア大会に出場した経験がある潮田さんは、アジアの国や地域の選手が集まる大会の魅力をこう話しました。

潮田 やはりアジア大会というのは、オリンピックとかパラリンピックの種目じゃない競技もたくさんあると思うんですよね。そこがやっぱり一番の魅力だと思っていて、そういった普段知らない競技を知るっていう機会にもなると思いますし、あとはいろんな文化に触れるっていうところが魅力なのかなと感じています。アジア大会はたくさんの出会いがある、そういう場ではないでしょうか。

アスリートと観客が交流するセレブレーションについて聞かれた安藤さんは、地元・名古屋への思いを口にしました。

安藤 私たち二人(安藤さんと伊藤みきさん)ともウィンタースポーツ出身でして、なかなかまずこういう夏の競技と携われるっていうことがなかなかないので、それ自体本当に光栄なことだと思っています。地元名古屋のこのアジア大会、パラアジアを本当に誇りに思っています。

山田さんが話すパラ水泳の見どころ、山本さんが話す義足のこだわり

競技の魅力について、山田さんはパラ水泳の見どころを挙げました。

山田 パラ水泳に関しては、そういった器具一切使わず、自分の体のみでというところで、少し珍しい種目になります。それぞれ障害が違う中で、一番効率のいい泳ぎというのをそれぞれ追求していくので、見どころとしては、同じ種目であったりとか、同じクラス、カテゴリーの中でも、要は同じレースを泳いでいる選手の中で、それぞれ泳ぎ方が違うっていう、その選手が一番ベストだと思う泳ぎを披露するところがあるので、そのあたりの違いにも注目してもらえたらと思います。

義肢装具士の資格を持つ山本さんは、「名古屋の地で義肢装具士の免許を取りました」と明かし、記録を伸ばすための義足のこだわりを話しました。

山本 やっぱり一つはブレードと呼ばれるカーボン製の板のところですね。あの部分を自分で合っているものをまず選択するということ。それと、あとはつける角度ですね。どういう角度でつけるかっていうのがものすごく重要で、その角度を間違えてしまうと、速く走ったり遠くに跳んだりするのができないので、その角度を日々試行錯誤しながら、自分がこの角度で自分が一番遠くに跳べるんだっていうところを探って、競技会に臨んでいるっていうところですね。

マイクを持って話すパラ陸上の山本篤さん。左脚に義足をつけている
義足のこだわりを話す山本篤さん

サイン入りウェアのプレゼントと、「おめでとう」コール

トークのあとは、本大会オフィシャルパートナーのアシックスから提供された、この日のゲストの直筆サイン入りのウェアを、観客2人にプレゼント。安藤さんと伊藤さんが客席から選び、山田さんと山本さんが手渡しました。続いて、このあと登場する選手にブーケを渡すフラワーエスコートを、5人が客席から選びました。

サイン入りのウェアを受け取った2人と、レジェンドアスリート5人の記念撮影
ウェアを受け取った2人と、レジェンドアスリートの5人

選手を迎える準備として、会場では「おめでとう」コールの練習も。この日はタジキスタンとクウェートの選手も登場するため、タジク語で「おめでとう」を意味する「タブリク」、アラビア語の「マブルーク」のコールも練習しました。

レジェンドから選手と観客へ

トークショーの最後に、5人が一言ずつ話しました。

潮田 今日は本当にこんな素晴らしい場所に、私をご招待いただき、本当にありがとうございます。これからメダリストがたくさんいらっしゃると思うので、一緒にみんなで、おめでとうと感動ありがとうの気持ちを伝えられたらなというふうに思います。

名古屋市出身の安藤さんは日本語に続いて英語でも話し、海外から来た選手への祝福と、地元・名古屋に来てくれた人への歓迎の言葉を贈りました。

伊藤 本当に実際見てみると、どれだけすごいかわかりますし、人間の可能性を引き出してくれるのが、パラ競技だなというふうに思ったので、残り少ないですが、皆さんと一緒にお祝いして、応援できることを嬉しく思います。

山田 本日はすごいたくさんの方が来ていただいて、アスリートの皆さんも4年に1回という、数少ない貴重な機会で、力を振り絞ってメダルを獲得したメダリストが登場してくれるので、ぜひ、大きな声援を送って祝福していただけたらと思います。

山本 残りあと2日ですかね、今日と明日になってしまいましたけども、本当にアジアパラ競技大会、たくさんのメダリストが日本から生まれました。日々の努力の結果がここに現れた成果なのかなというふうに思いますし、僕自身もですね、コーチングをさせてもらった前川楓が銀メダルを取ったりとか、ものすごく嬉しいニュースがたくさんありました。

客席の後ろから見たONE HEART WORLDのステージ。多くの観客が集まっている
多くの観客が集まったONE HEART WORLDの客席

1組目:パラアーチェリー、パラ卓球、そしてクウェートの金メダリスト

19時ごろから始まったアスリートセレブレーションの1組目は、パラアーチェリーの大山晃司選手(W1男子)、三木春乃選手(リカーブ混合チーム5位)、篠原彩選手(女子コンパウンド4位)、パラ卓球の七野一輝選手(男子ダブルスMD8 銀)、三浦稟々選手(女子ダブルスWD20 銅)、友野有理選手(女子シングルス クラス8 銀ほか)、阿部隼万選手(男子ダブルスMD18 金ほか)、岩渕幸洋選手(男子シングルス クラス9・男子ダブルスMD18 金ほか)。さらに、パラ陸上男子砲丸投 F42/F61/F63を16m06で制したクウェートのファイサル・ソルール選手(クラスF42)も登壇しました。

車いすで客席に手を振るパラアーチェリーの大山晃司選手
ステージに登場したパラアーチェリーの大山晃司選手

ステージでは一人ずつ今の気持ちを話しました。

大山 今大会、日本初開催のアジアパラということで、パラアーチェリーをはじめ、パラスポーツの面白さ、楽しさを少しでも皆さんに知ってもらえたかなと思います。これからももっともっとパラスポーツを楽しんでもらえて、より知ってもらえたら嬉しいと思います。

三木 メダルには届かなかったのですけど、次のロサンゼルスパラリンピックでは、上山選手とともにメダルを取って帰れるように精進していきたいと思います。

篠原 昨日行われたメダルマッチに進出することができたのですが、昨日はとても風が強くて、思ったような打ち方ができず、悔しい思いをとてもしています。ただこの気持ちを忘れないように、一つ一つ目の前の試合に向かって、また努力をしていきたいと思います。

アスリートセレブレーションのステージに並ぶパラアーチェリーの大山晃司選手と篠原彩選手
大山晃司選手(左)と篠原彩選手

七野 男子ダブルスで銀メダルを獲得することができました。地元日本開催で、たくさんの観戦の中プレーができたこと、本当に幸せでした。

三浦 すごく緊張したんですけど、初めてのアジアパラ競技大会でメダル獲得できて、すごく嬉しいです。

友野 自分は3種目でメダルを獲得することができ、パラ卓球全体でもシングルス、女子ダブルス、男子ダブルス、混合ダブルスで合計15個のメダルを獲得させていただくことができました。今後はパラ卓球に限らず、パラスポーツ全体を応援していただければと思います。

阿部 この愛知、名古屋の皆さんの前で自分のプレーが、最高のプレーができたと思います。本当にありがとうございました。

岩渕 本大会は、できすぎと言ってもいいぐらいの、本当に最高な大会にすることができました。個人戦では2連覇している中国のライバルの選手に勝って優勝することができたりだとか、ダブルスも世界ランク1位の中国の選手に初めて勝つことができて優勝することができました。

アスリートセレブレーションのステージに立つクウェートのファイサル・ソルール選手と日本の選手たち
クウェートのファイサル・ソルール選手(中央)

ファイサル・ソルール選手には、安藤さんが英語でインタビュー。安藤さんの質問に「とても幸せ」と笑顔で答えました。会場からは「おめでとう」と、アラビア語の「マブルーク」のコールが送られました。

アスリートセレブレーションのステージに並ぶ1組目のパラアーチェリー・パラ卓球・パラ陸上の選手たち
1組目の9人

2組目:車いすバスケットボール女子、パラ柔道、パラ陸上

2組目は、車いすバスケットボール女子日本代表(銀)の萩野真世選手、郡司渚名選手、上野晴香選手、清水千浪選手、タジキスタンのパラ柔道、ショフルフ・ナザロフ選手(男子J1 81kg級 銀)、パラ陸上の佐々木真菜選手(女子1500m T12/T13 銅・女子400m T13 銀)、田巻佑真選手(男子走幅跳 T44/T62/T64 銅・男子200m T64 銅)、石田駆選手(男子400m T47 銀)、和田伸也選手とガイドランナーの長谷部匠さん(男子1500m・5000m T11 銀)。2組目の最後には、会場から「おめでとう」と、タジク語の「タブリク」のコールが送られました。

萩野 たくさんの皆さんに、銀メダルの報告をできること、とても嬉しく思います。

佐々木 自国開催ということで、たくさんの人に歓声を送っていただいて、応援していただいて、こうしてメダルを獲得することができました。ありがとうございました。

田巻 そうですね、メダルを獲得できて、いい報告ができてとても嬉しいです。

石田 こんにちは。本日お越しいただきありがとうございます。私、愛知県民でございます。愛知県の代表としてメダルを獲得してきました。皆さん、本当に多くの応援ありがとうございました。

ミックスゾーンで銀メダルと花束を手に並ぶ車いすバスケットボール女子日本代表の4選手
車いすバスケットボール女子日本代表の4選手

和田 会場の皆さん、本当にスタンドからたくさんのご声援いただきまして、ありがとうございます。(中略)なんとか踏ん張って、ゴールまで皆さんの応援のおかげで行くことができました。ありがとうございました。

銀メダルを掛けて笑顔を見せる和田伸也選手(左)と長谷部匠さん
和田伸也選手(左)とガイドランナーの長谷部匠さん

3組目:ブラインドフットボール男子「これからも僕たちの挑戦は続く」

3組目は、この日の午後に決勝で中国に0-1で敗れ、銀メダルを取ったブラインドフットボール男子日本代表。予選でインド、韓国、タイ、イランに4連勝して決勝に進みました。チームを代表して、キャプテンの川村怜選手が話しました。

川村 皆さん、こんばんは。川村です。(我々は男子)日本代表チームです。皆さん、盛り上がってますか? ありがとうございます。我々は準優勝です。今日も試合会場で熱い応援してくださった皆さん、ありがとうございました。そして今、この会場で僕たちに声を届けてくれている皆さん、ありがとうございます。これからも僕たちの挑戦は続くので、これからも僕たちの挑戦を注目してください。よろしくお願いします。

銀メダルを手に並ぶブラインドフットボール男子日本代表
ブラインドフットボール男子日本代表

ミックスゾーンでは、銀メダルを掛けた選手全員から、応援してくれた人たちへのメッセージをもらいました。

ブラインドフットボール男子日本代表の皆さんから「皆さん、応援ありがとうございます」(10秒)

4組目:ゴールボール男子(金)・女子(銀)、名古屋の思い出はご飯や人の優しさ

4組目は、この日にそろって中国と決勝を戦ったゴールボールの男女。男子はパリ2024パラリンピックに続く頂点に立ち、5-3で金メダル。女子は0-2で敗れて銀メダルでした。

高橋 最高に嬉しいです。

女子キャプテンの高橋利恵子選手に続いて、愛知県安城市出身の神谷歩未選手が話しました。

神谷 私、愛知県出身なんですけど、地元でこのような大きな大会が開かれて、このようなたくさんの方にお祝いしていただけてとても嬉しいです。

金子 今の気持ちは、最高です!ゴールボール見てくださった方、本当にありがとうございます。そして応援が力になりました。これからも僕たち全力で活躍するので、ぜひ見ててください。

永野 さっき愛知県出身が出ちゃってもう弱いんですけど、僕も岐阜出身なので。岐阜県の可児市で生まれました。これからどんどん頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。

ここで、名古屋市出身の安藤さんが「名古屋の印象を聞きたい」と全員に質問。12人が一人ずつ答えました。

最初にマイクを受け取った男子の選手は「ご飯が美味しかったです。特に、一番美味しかったのが味噌カツです」。

鳥居 僕もご飯がおいしくて、もうめちゃくちゃ食べちゃったんで、そのおかげでメダルを取ることができました。

永野 僕も同じです。ご飯がおいしすぎて、たくさん食べて、トレーナーの目をすごいうかがいながら毎日食事しました。いい思い出です。

行弘 僕はちょっと一個違うこと。皆さん、声を大きく、僕みたいに声を枯らして応援してくれたことが何より嬉しかったです。

金子 僕も名古屋の皆様の温かな人柄、そして大きな声援に後押しされました。

宮食 大会期間中、ホテルの周りを一人で散歩してたんです。こんな見た目のやつに声かける人なんかいないだろうと思ったんですけど、名古屋の人優しい、「頑張ってね」とか、「かっこいいね」って言ってくれました。みんなありがとう。

木村 すごい皆さんの応援が普段よりも間近に聞こえて、本当に力になりました。たくさんの応援ありがとうございました。

高橋 ホテルのお土産屋さんに行ったら、すっごいいろんな名古屋のお土産をいっぱい紹介されて、どれを買えばいいかいろいろ悩んでいて、破産しそうです。

萩原 大会が終わってもゴールボールを応援してください。私はお散歩してた時に、「あんまき」を初めて食べました。めちゃくちゃおいしかったです。

神谷 私、もともと味噌カツが大好きなんですけども、ホテルのご飯で味噌カツが出てきて、すごく幸せな気持ちになりました。

女子の選手からは「私は東京パラリンピックに出ることができなくて、(中略)念願の舞台でたくさんの皆さんの目の前でプレーすることができて、本当に幸せでした」という言葉も。

新井 日本開催で、家族や友人だったり、初めての方に、たくさんの方に応援していただけて、本当に最高の舞台で戦うことができて、最高の思い出になりました。そして、名古屋、愛知といったら、ジブリパークにすごい行ってみたいなって思ってるので、ぜひ他にもいい場所があったら、皆さん教えてください。

メダルと花束を手に並ぶゴールボール男子・女子の日本代表
ゴールボール男子(金)と女子(銀)の日本代表

5組目:車いすテニス、小田凱人選手「すごい地元にいる感じがすごいある」

最後の5組目は車いすテニスの8人。女子ダブルスで銅の髙室冴綺選手・田中愛美選手、銀の上地結衣選手・大谷桃子選手(上地選手は女子シングルス銀、大谷選手は銅)、クァードダブルスで金の川野将太選手・宇佐美慧選手(宇佐美選手はクァードシングルスも金)、男子ダブルスで金の荒井大輔選手・小田凱人選手。一宮市出身の小田選手は、この日の男子シングルス決勝でも勝って2冠です。

髙室 私自身、アジアパラ競技大会初めてなんですけど、初めてでダブルス、銅メダル取れてめちゃめちゃ嬉しいです。

田中 もう本当にたくさんの応援のおかげで背中を押してもらえて、すごく楽しい楽しい熱い1週間を過ごせました。

上地 正直、自分の試合は金メダルを両方獲得するためにここに来たので、非常に悔しいんですけれども、今日このような場を設けていただいて、皆さんに、本当に連日暑い中応援に来てくださった皆さんに感謝の気持ちを伝えられるということで来させていただきました。

大谷 ずっと悔しい気持ちでいっぱいだったんですけど、このように集まっていただけて、頑張ってよかったなというふうに思いました。

ミックスゾーンでメダルと花束を手に並ぶ車いすテニスの髙室冴綺選手、田中愛美選手、大谷桃子選手
車いすテニスの髙室冴綺選手、田中愛美選手、大谷桃子選手

川野 シングルスは残念ながら負けてしまったんですけど、なんとかダブルスで金メダルを取ることができました。めっちゃ嬉しかったー!

宇佐美 最高です!

ミックスゾーンで金メダルを手にする車いすテニスの川野将太選手と宇佐美慧選手
クァードダブルスで金メダルの川野将太選手と宇佐美慧選手

荒井 本当にたくさんの方に連日応援いただいて、最後までファイトできました。金メダルを取れるってことは、すごく感慨深いものがありました。本当にありがとうございました。

小田 もうシングルスさっき終わったばっかで、本当ほぼ会場から直接こっち来たような感じなんですけど、こんだけお客さんがいらっしゃって、いろんな競技の選手が来られたと思うんですけど、愛知でこうして試合をして、また金メダルを2つ取ることができて、すごい地元にいる感じがすごいあるんで、すごい嬉しいです。

小田 応援していただきありがとうございます。これからも愛知にいますし、また別の大会もあるかもしれないんで、引き続き応援よろしくお願いします。

ミックスゾーンで報道陣の取材に応じる車いすテニスの小田凱人選手と荒井大輔選手
ステージのあと、報道陣の取材に応じる小田凱人選手と荒井大輔選手

ステージのあとは選手との交流も

セレブレーションのあとは、ステージの横のエリアで、降壇した選手とファンが交流できる時間も設けられました。ライブサイトのサインウォールにサインを書き込む選手の姿もありました。

ライブサイトのサインウォールにサインを書き込む選手
サインウォールにサインする選手
ライブサイトでファンの撮影に笑顔で応じる選手
ファンの撮影に応じる選手

この日、日本勢はゴールボール、ブラインドフットボール、車いすテニス、パラ卓球で中国などと決勝を戦い、その選手たちが夜のステージに次々と上がりました。ゴールボールの選手たちが挙げた名古屋の思い出は、ご飯や人の優しさでした。オアシス21の会場には、選手と観客が一緒にメダルを祝う声が最後まで響きました。

ONE HEART WORLDはどんなイベント?

ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)は、第5回アジアパラ競技大会の大会公式セレブレーション・ファンゾーンです。10月18日(日)から24日(土)まで、オアシス21のアジアパラ競技大会ライブサイトの中で開かれ、入場は無料です。19日から24日はオリンピアン・パラリンピアンが日替わりで登壇する「レジェンドアスリートトークショー」、20日から24日はメダリストや出場選手を迎える「アスリートセレブレーション」があります。日別の登壇ゲストと時間割はONE HEART WORLDの記事、ライブサイトのステージや体験コーナーはライブサイトの記事にまとめています。

名称ONE HEART WORLD(ワン ハート ワールド)
期間2026年10月18日(日)〜24日(土)
時間日によって異なる(23日は18:30からトークショー、19時ごろからアスリートセレブレーション。24日は10時からアスリートセレブレーションの予定)。最新の時間は公式サイトで確認を
会場オアシス21(名古屋市東区東桜1-11-1)アジアパラ競技大会ライブサイト内
入場料無料
公式サイトoneheartworld-aichi-nagoya2026.org

前日22日のONE HEART WORLDは22日のレポ、21日は21日のレポ、アスリートセレブレーション初日の20日は20日のレポにあります。

この日にミックスゾーンで話を聞いた選手のインタビューは、それぞれ別の記事にまとめています。

よくある質問(FAQ)

  • 2026年10月23日のONE HEART WORLDには誰が登壇しましたか?

    レジェンドアスリートトークショーに潮田玲子さん、安藤美姫さん、伊藤みきさん、山田拓朗さん、山本篤さん。アスリートセレブレーションには、パラアーチェリー、パラ卓球、パラ陸上、車いすバスケットボール女子、パラ柔道、ブラインドフットボール男子、ゴールボール男子・女子、車いすテニスの選手が5組に分かれて登壇しました。

  • 山本篤さんが話した義足のこだわりは?

    ブレードと呼ばれるカーボン製の板を自分に合ったものにすることと、つける角度を挙げ、「その角度を日々試行錯誤しながら」競技会に臨んでいたと話しました。

  • 会場で練習した外国語の「おめでとう」は?

    タジク語の「タブリク」と、アラビア語の「マブルーク」です。この日はタジキスタンのナザロフ選手とクウェートのファイサル・ソルール選手が登壇しました。

※この記事は2026年10月23日にオアシス21のONE HEART WORLDで行ったレジェンドアスリートトークショーとアスリートセレブレーションの発言をもとにしています。発言は本人の言葉のままで、口ぐせのみ省いています。ONE HEART WORLDの日程・出演者は変更される場合があるので、最新の情報は公式サイトで確認してください。

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しゃちほこニュース編集部は、名古屋の店舗・イベント・おでかけスポットを、原則として現地での取材・撮影(飲食店は実食)をもとに記事にしている編集チームです。運営は名古屋市ブランドパートナーのウェブスマ(名古屋市中村区名駅)。大手ニュースサイトでの配信経験を活かし、価格・営業時間・アクセスを現地で確認したうえで一次情報として掲載しています。取材依頼・情報提供はお問い合わせページからお寄せください。