2026年10月1日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会のスポーツクライミング 男子ボルダーで金メダルを獲得した安楽宙斗(あんらく・そらと)選手が登場しました。しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

決勝で3課題を完登。2大会連続のアジア大会の金メダル
スポーツクライミングはポートメッセなごや(名古屋市国際展示場、名古屋市港区)で行われました。安楽選手は9月29日の準決勝で4課題すべてを完登して2位で通過し、9月30日の決勝では第1課題から第3課題までを完登。74.5点で、2位の韓国のイ・ドヒョン選手(49.7点)に大差をつけて金メダルを獲得しました。2023年の杭州大会(ボルダー&リード)に続く、2大会連続の金メダルです。銅メダルは楢﨑智亜選手で、日本勢がそろって表彰台に上がりました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場、名古屋市港区) |
| 男子ボルダー | 9月29日 準決勝2位(4課題完登)→ 9月30日 決勝74.5点で金メダル |
| 銀・銅 | 銀 イ・ドヒョン選手(韓国、49.7点)、銅 楢﨑智亜選手(日本) |
| 登場時刻 | 10月1日 18:30ごろ |

安楽宙斗選手インタビュー「練習からたくさん失敗と成功を繰り返して、その経験を積み重ねる」
安楽選手は千葉県八千代市出身の19歳。小学2年でクライミングを始めました。2023年にワールドカップのボルダーとリードで年間王者となり、同じ年の杭州アジア大会で金メダル。パリ2024オリンピックでは、ボルダー&リードで日本男子初のメダルとなる銀メダルを獲得しました。2025年には世界選手権でも優勝しています。所属はJSOLです。

――決勝のあと、「終わって解放されたみたいな気持ちの方が強い」と話していました。一夜明けて、今の気持ちを教えてください。
安楽選手:毎大会、もちろん毎回ギリギリで、本当に集中して、一瞬一瞬、決めきれなければ優勝できないことが多いので、それが分かっているので、決勝ラウンド中は最初から最後まで絶対に気を抜かずに、常に勝つためにどういう動きをすればいいかを考えていて。終わった瞬間は、優勝したというより、集中し終わったという感覚が強いので、解放されたみたいな気分になっています。
――ランウェイ、こういうイベントは初めてでしたか。
安楽選手:そうですね。
――参加してみて、いかがでしたか。
安楽選手:パリオリンピックの時は日程の問題で参加できなかったんですけど、今回参加できるということで、ランウェイはどんな感じなんだろうってワクワクしていました。結構多くの人がいて、多分クライミングをそんなに知らない方も、僕の名前を呼んで応援してくれていたので、こういう人たちに届いていて、競技をやっている意味があるなと感じました。
――練習でも大変なメニューをこなしていると思います。試合では、どういう意識で臨んでいますか。
安楽選手:まず練習から、試合だったら自分はどういう意識をするかとか、どういう動きを選ぶのか、次どうするかとか。大会で勝つために、練習から大会の雰囲気をしっかり作って、ちゃんと緊張させて、自分を追い込んでおいて、大会でもっといい判断や動き、修正ができるように、練習からたくさん失敗と成功を繰り返して、その経験を積み重ねて、大会で発揮するといった感じです。
――大会では、うまくいかない時もあると思います。そういう時に結果につなげるために、意識していることはありますか。
安楽選手:大会中は、誰よりも課題のことを考えて、誰よりも勝利に対する執着や気持ちを強く持って挑むことだと思っています。自分がダメで、ほかの人が優勢な場合でも、絶対に気を落としちゃいけないと思っているので。終わるまでは、とにかく自分が勝利するために最短ルートで行動して、とにかく取り組むことだと思います。
――クライミングを今している子どもたちに、メッセージやアドバイスをお願いします。
安楽選手:子どものうちは、今は結構ジムもあるし、見栄えもいいですし、僕が始めた頃は今みたいな感じじゃなかったので、その分たくさん経験値を積みやすい環境になってきていると思います。とにかくもう、いっぱい寝て、いっぱい食べて、いっぱい動いてほしいと思います。
世界の頂点に立ち続ける19歳は、「優勝したというより、集中し終わった」と金メダルを振り返りました。初めてのランウェイで名前を呼ばれ、クライミングをあまり知らない人にも届いていると感じて、「競技をやっている意味があるな」と話しました。
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

10月1日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 10月1日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- ハンドボール男子(銅)水町孝太郎選手
- 陸上 女子4×100mリレー(銅)御家瀬緑選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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安楽宙斗選手はどんな選手ですか?
千葉県八千代市出身の19歳のスポーツクライミング選手で、読み方は「あんらく・そらと」です。2023年の杭州アジア大会で金メダル、パリ2024オリンピックの銀メダルを獲得し、スポーツクライミングで日本男子初の五輪メダルに、2025年の世界選手権で優勝しています。
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アジア大会のスポーツクライミング 男子ボルダーの結果は?
2026年9月30日にポートメッセなごやで決勝が行われ、安楽宙斗選手が74.5点で金メダルを獲得しました。2023年の杭州大会に続く2大会連続の金メダルです。楢﨑智亜選手が銅メダルで、日本勢がそろって表彰台に上がりました。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年10月1日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年10月1日(木)18:30ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | スポーツクライミング 男子ボルダー |
| 結果 | 金メダル |
| 取材した選手 | 安楽宙斗選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年10月1日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。