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早田ひな選手インタビュー 卓球 女子団体・ダブルス 銀/シングルス 銅|ダブルス決勝から一夜明けて語った「後悔しない選択」とロスへの思い【アジア大会2026】

2026年9月29日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会の卓球女子団体で銀メダルを獲得した日本代表の5人が登場しました。前日の夜に女子ダブルスの決勝を戦い、出場した3種目すべてでメダルを手にした早田ひな選手に、しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

銅メダルと銀メダルを手にほほえむ卓球の早田ひな選手

団体銀、シングルス銅、ダブルス銀。3種目すべてでメダル

卓球はスカイホール豊田(豊田市総合体育館)で9月20日から28日まで行われました。女子団体の日本は、1次リーグでモンゴルとウズベキスタン、準々決勝でチャイニーズタイペイ、準決勝で韓国をいずれも3-0で破り、9月24日の決勝で中国に0-3で敗れて、2大会連続の銀メダルとなりました。個人種目でも、張本美和選手と早田ひな選手が女子シングルスで銅メダル、2人のペアで女子ダブルスの銀メダルを獲得しています。

早田選手は女子シングルスの準々決勝(9月26日)で、元世界ランキング1位の朱雨玲選手(マカオ)に4-0で勝利。準決勝で中国の孫穎莎選手に敗れ、銅メダルとなりました(3位決定戦はありません)。張本美和選手と組んだ女子ダブルスは、9月28日夜の決勝で中国の王曼昱・蒯曼組に0-4で敗れ、銀メダルでした。

項目内容
会場スカイホール豊田(豊田市総合体育館)
女子団体の勝ち上がり1次リーグ モンゴル 3-0/ウズベキスタン 3-0、準々決勝 チャイニーズタイペイ 3-0、準決勝 韓国 3-0、決勝 中国 0-3(9月24日)
日本の女子団体メンバー張本美和、早田ひな、伊藤美誠、長﨑美柚、面手凛
早田選手のメダル女子団体 銀(9月24日)、女子シングルス 銅(9月27日)、女子ダブルス 銀(9月28日、張本美和選手と)
登場時刻9月29日 18:30ごろ
銀メダルと花束を手に並ぶ卓球女子団体の日本代表5選手
卓球女子団体の5人(左から張本美和選手、伊藤美誠選手、面手凛選手、早田ひな選手、長﨑美柚選手)

早田ひな選手インタビュー「後悔しないような選択をしたい」

早田選手は福岡県北九州市出身の26歳。日本生命所属の左利きです。2024年のパリ五輪では女子シングルスで銅メダル、団体で銀メダルを獲得し、前回の杭州アジア大会ではシングルスで銀メダルでした。今大会、朱雨玲選手に勝った後には「心の部分で成長したなと思います」と話していました。

――ダブルスの決勝から一夜明けて、本日メダリストセレブレーションに登場しました。何かメッセージはありますか。

早田選手:皆さんに金メダルをお見せできれば一番うれしかったんですけど、それをかなえることはできませんでした。でも、今大会の成績や内容も含めて悔いはないですし、ここからは逆に、この現実を受け入れて、しっかり練習を積んでいかなきゃいけないなと思っています。今日は皆さんに会えることが本当にうれしかったです。どの色のメダルでも、皆さん、喜んでくれるんじゃないかなと思うんですけど、やっぱり次に皆さんとお会いする時には、一番いい色のメダルをお見せできるように、もっともっと頑張らなきゃなと思います。

――準々決勝の後に「心の部分で成長した」と話していました。心を強くするために、試合や練習で意識していることはありますか。

早田選手:準々決勝の試合は、ほぼ一人で戦ったんです。最後の数本だけ監督が入ってくれたんですけど、同じ時間に別の試合があったので、ほぼ自分で、自分がどうしていくかを考えながら試合をした感じでした。だからこそ、自分自身と向き合いながら、相手とも勝負する。すごく頭の整理が必要なんですけど、一人で戦ってみて、意外とここまでの力を自分でもつけられるようになっているんだなと感じたので、それが心の部分で成長したなと思いました。日頃から、自分が何をして、どういうプレーをしたいか、人間としてどう生きていきたいかを考えて日常生活を送っているので、そういう自分と向き合う部分が、一人で戦うことになっても不安じゃなかった要因なのかなと思います。練習メニューもそうですし、自分でとにかくいろいろ考えながら毎日試行錯誤して、それが今回はいい方向に出たんじゃないかなと思います。

――早田選手は、毎回の大会で成長した姿を見せてくれる印象があります。失敗を次に生かすために、意識していることはありますか。

早田選手:基本的にはこれだけ試合が多いので、試合の中で後悔しないような選択をしたいと思っています。後悔しない選択をして負けたのなら、ただ単に実力不足なので、練習をすればいいと思います。でも逆に、実力があるのにそれを出せずに負けることが、私としては一番何も成長できていないことだと思うので、そこは常に心がけて試合をしていますし、日頃からそういうことに気をつけながらやっています。「毎日を全力で生きる」ということが自分の中では大事だなと思います。

――2年後のロサンゼルス五輪に向けて、今の気持ちを聞かせてください。

早田選手:もちろん、選考レースはまだ始まっていないので、ロサンゼルスのオリンピックに出られるとは決まっていませんし、日本の女子選手はみんなレベルが高いので、出られる保証はありません。でもそれこそ、後悔のない選択をしていくことが自分の中では大事ですし、もし仮に出られなかったとしても、「自分はこれだけやったから大丈夫だ」と、自分をいたわれる自分でその時にいたいなと思います。その時にいたわれる自分でいられるように、今もそうですし、これからも常に自分に厳しく過ごしていきたいと思います。

――最後に、ファンの皆さんに一言お願いします。

早田選手:いつもたくさんの応援ありがとうございます。今日も雨の中、会場に足を運んでいただいて、本当に皆さんに会えるだけで疲れも吹っ飛びます。本当にうれしかったです。これからも目標に向かって頑張るので、引き続き応援よろしくお願いします。


3種目すべてでメダルを手にしながら、「実力があるのに出せずに負けることが、一番何も成長できていない」と、自分に厳しい言葉を重ねた早田選手。ダブルス決勝の翌日、雨の名古屋で語った言葉には、2年後に向けた静かな覚悟がにじんでいました。

早田ひな選手のSNS

メダリストセレブレーションとは

メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

9月29日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 9月29日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。

メダリストインタビュー特集

しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。

9月29日の取材

9月28日の取材

9月27日の取材

9月26日の取材

よくある質問(FAQ)

  • 早田ひな選手のアジア大会の成績は?

    女子団体で銀メダル(9月24日)、女子シングルスで銅メダル(9月27日)、張本美和選手と組んだ女子ダブルスで銀メダル(9月28日)と、出場した3種目すべてでメダルを獲得しました。会場はスカイホール豊田(豊田市)です。

  • 早田ひな選手は準々決勝で誰に勝ちましたか?

    女子シングルスの準々決勝(9月26日)で、元世界ランキング1位の朱雨玲選手(マカオ)に4-0で勝ちました。準決勝で中国の孫穎莎選手に敗れ、銅メダルとなりました。

  • このインタビューはどこで行われましたか?

    2026年9月29日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。

取材情報

項目内容
取材日2026年9月29日(火)18:30ごろの登壇後
競技・種目卓球 女子団体・女子シングルス・女子ダブルス
結果銀メダル2・銅メダル1
取材した選手早田ひな選手
会場ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション
地図Googleマップで見る
取材しゃちほこニュース

※掲載情報は2026年9月29日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。