2026年10月2日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会のレスリング 男子グレコローマンでメダルを獲得した、67kg級 銀メダルの曽我部京太郎(そがべ・きょうたろう)選手(写真左)と、60kg級 銅メダルの鈴木絢大(すずき・あやた)選手(写真右)が登場しました。しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で、2人同時に話を聞きました。

曽我部選手は決勝で1点差の銀、鈴木選手は0-4からの逆転で銅
レスリングの会場は、名古屋市稲永スポーツセンター(名古屋市港区)です。曽我部選手は9月30日の男子グレコローマン67kg級に出場。準々決勝を10-2、準決勝を8-0と、いずれもテクニカルスペリオリティ(8点以上の差がついた時点で試合終了)で勝ち上がり、決勝でウズベキスタンの選手に2-3で敗れて銀メダルを獲得しました。
鈴木選手は10月1日の60kg級に出場。初戦を9-0のテクニカルスペリオリティで勝ったあと、準々決勝で敗れましたが、敗者復活戦を8-0で勝って3位決定戦へ。イランの選手に第1ピリオドで0-4とリードされながら、第2ピリオドに7点を取って7-4で逆転勝ちし、銅メダルを獲得しました。前回2023年の杭州大会の銀メダルに続く、2大会連続のメダルです。
日本の男子グレコローマンは今大会、6階級で金メダル2個、銀メダル2個、銅メダル1個を獲得。10月2日のメダリストセレブレーションには、メダリスト5人がそろって登場しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | 名古屋市稲永スポーツセンター(名古屋市港区) |
| 曽我部京太郎選手(67kg級) | 9月30日 準々決勝 10-2、準決勝 8-0、決勝 2-3(ウズベキスタン)で銀メダル |
| 鈴木絢大選手(60kg級) | 10月1日 初戦 9-0、準々決勝で敗れて敗者復活戦へ、敗者復活戦 8-0、3位決定戦 7-4(イラン)で銅メダル |
| 登場時刻 | 10月2日 18:15ごろ |

曽我部京太郎選手・鈴木絢大選手インタビュー「必ず金メダルです」
曽我部選手は愛媛県今治市出身の25歳。今治西高校、日本体育大学を経て、現在はALSOKに所属しています。2022年の全日本選手権で初優勝し、パリ2024オリンピックに出場しました。座右の銘は「人一倍」です。
鈴木選手は静岡県沼津市出身の27歳。5歳でレスリングを始め、飛龍高校、日本体育大学を経て、現在はレスターに所属しています。

――まず曽我部選手から。試合後、「最高の応援の中で試合ができたことは一生の宝物」と話していました。メダルから2日経って、今どんなお気持ちですか。
曽我部選手:その気持ちは変わらず、本当に、こんな大歓声の中で試合できるってことは、海外の大会だとほとんどないと思うので、めちゃくちゃ嬉しい時間です。
――鈴木選手は試合後、最後の1試合は楽しもうと思ってやり切った、と話していました。今はどんなお気持ちですか。
鈴木選手:そうですね、楽しむことができたから、今この結果があるのかなと思いますし、硬く試合するよりも、楽しんで試合した方がいい結果がついてくると思うので、楽しめてよかったなと思います。
――お二人は、このようなランウェイのイベントは初めてですか。
曽我部選手・鈴木選手:そうですね、初めてです。
――曽我部選手、歩いてみていかがでしたか。
曽我部選手:楽しかったです。
――鈴木選手はいかがでしたか。
鈴木選手:僕も楽しかったですし、もっと時間欲しかったですね。いろんな人に「サインください」とか「握手してください」ってすごい多かったので、時間がすごいあっという間に感じました。
――普段の試合と今日のランウェイでは、どちらが緊張しますか。曽我部選手から。
曽我部選手:試合の方が緊張します。
――鈴木選手はいかがですか。
鈴木選手:ちょっとこっちの方が緊張したかもしれない。試合前はすごい緊張するんですけど、試合になったらもうやるしかないっていう感じなので。こっちの方が、僕はちょっと緊張したかもしれないです。
――曽我部選手は、座右の銘が「人一倍」だそうですね。子どもの頃から練習を続けるなかで、モチベーションを保って結果につなげるために、意識してきたことはありますか。

曽我部選手:常に、自分が勝つためには、誰よりもやらないと。あんまり器用なタイプじゃないので、不器用だからこそ、一つ一つ、誰よりも少し多くやらないと、やっていかないと勝てないので、その気持ちを持って、それを原動力に。自分は絶対にオリンピックで金メダルを取るっていうのが、自分の中で、心にずっとあるので、それをモチベーションに頑張っています。
――鈴木選手は3位決定戦で、0-4という苦しい展開から第2ピリオドで逆転しました。その時は、どういう意識で臨んでいましたか。

鈴木選手:自分の持ち味であるグラウンド(寝技)の展開というのはすごい自信があるところなので、セーフティで最初戦いつつ、自分の取り返せる範囲内で戦うっていうのは自分の持ち味だと思います。特に、0対4だからと焦りもせず、自分のやることを貫き通せば勝てるかなって。相手がバテてくれれば、それで十分点取れますし、自分の好きな形、自分の得意な展開に試合が運んだかなっていう。
――曽我部選手、次はロサンゼルスオリンピックになると思います。意気込みを聞かせてください。
曽我部選手:必ず金メダルです。
――鈴木選手の次の目標は。
鈴木選手:もちろんロサンゼルスオリンピックで金メダルを取るっていうのが最大の目標ですし、そこに向けて、ちっちゃい頃からやってきているので、あと2年ぐらいですけど、しっかりやることやって、さらに強化していきたいなと思います。

――今日のランウェイには、子どもたちも含めて、たくさんのファンがいました。曽我部選手から、レスリングの魅力を教えてください。
曽我部選手:自分たちはグレコローマンで、グレコローマンは地味な部分もあるかもしれないですけど、ダイナミックな部分もあって、常に6分間動き続けてるっていうところが魅力的で、技の展開だったり、あと、ラスト1秒まで、最後まで、試合展開がわからないっていうところは、とても魅力的だと思います。
――鈴木選手からも、魅力を教えてください。
鈴木選手:格闘技において、本当に身一つ、何の道具もなしに……吊りパンとか、シングレット(試合着)とか、シューズを履いてはいるんですけど、戦うことにおいて道具を一切使わないで、体と体だけで戦うっていうものが、レスリングだと思います。そこは一番かっこいいところだと思いますし、僕らがこうやって結果を出すことによって、憧れてくれると思います。僕らはそういう存在であり続けなきゃいけないと思いますし、結果を出すことで、ちっちゃい子たちが「ああいうふうになりたいな」って思ってくれるのが一番かなと思います。
――最後に、曽我部選手から、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
曽我部選手:ロサンゼルスオリンピック、金メダル取るので、これからも応援よろしくお願いします。
――鈴木選手、お願いします。
鈴木選手:皆様の応援が本当に力になります。自分一人でやってるわけじゃないので、皆さんの助けも借りながら、しっかり自分の最大の目標に向かって歩んでいけたらなと思います。
「必ず金メダルです」と言い切った曽我部選手と、「最大の目標」と語った鈴木選手。名古屋でメダルを手にした2人は、そろって2028年のロサンゼルスオリンピックの金メダルを目標に挙げました。
曽我部京太郎選手・鈴木絢大選手のSNS
- 曽我部京太郎選手 Instagram:@kyotaro0703
- 鈴木絢大選手 Instagram:@ayata.1111.official
- 鈴木絢大選手 X:@ayata_11
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

10月2日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 10月2日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの選手のインタビューです。
10月2日の取材
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(金)安楽宙斗選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- ハンドボール男子(銅)水町孝太郎選手
- 陸上 女子4×100mリレー(銅)御家瀬緑選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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曽我部京太郎選手と鈴木絢大選手はどんな選手ですか?
どちらもレスリング男子グレコローマンの選手です。曽我部京太郎選手(そがべ・きょうたろう、25歳)は愛媛県今治市出身でALSOK所属、67kg級でパリ2024オリンピックに出場しました。鈴木絢大選手(すずき・あやた、27歳)は静岡県沼津市出身でレスター所属、60kg級で2023年の杭州アジア大会の銀メダルを獲得しています。
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アジア大会のレスリング 男子グレコローマン67kg級と60kg級の結果は?
名古屋市稲永スポーツセンターで行われ、2026年9月30日の67kg級で曽我部京太郎選手が銀メダル、10月1日の60kg級で鈴木絢大選手が銅メダルを獲得しました。曽我部選手は決勝でウズベキスタンの選手に2-3で敗れ、鈴木選手は3位決定戦でイランの選手に7-4で逆転勝ちしました。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年10月2日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。2人がそろって取材に応じました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年10月2日(金)18:15ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | レスリング 男子グレコローマン67kg級・60kg級 |
| 結果 | 銀メダル(曽我部選手)、銅メダル(鈴木選手) |
| 取材した選手 | 曽我部京太郎選手、鈴木絢大選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年10月2日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。