2026年9月29日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、9月27日に名古屋市中心部で行われたアジア競技大会の陸上・女子マラソン競歩で銅メダルを獲得した梅野倖子選手が登場しました。しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

愛知県庁・名古屋市役所の周りを歩いた3時間半
女子マラソン競歩は9月27日の朝7時30分、愛知県庁と名古屋市役所の周辺を回る周回コースで、男子と同時にスタートしました。梅野選手は序盤、先頭争いに加わりましたが、7km過ぎから後退。その後は一人で前を追う展開となり、3時間34分59秒の4着でゴールしました。翌28日、1着でゴールしたカザフスタンの選手がシューズの規定違反で失格となり、梅野選手は銅メダルとなりました。金メダルは旦増曲宗選手、銀メダルは馬麗選手(ともに中国)です。
表彰式はパロマ瑞穂スタジアムで行われ、本人によると「日本」と名前が呼ばれた時には、すごい歓声があったそうです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 競技日 | 2026年9月27日(日)7:30スタート |
| コース | 愛知県庁・名古屋市役所周辺の周回コース |
| 梅野選手の記録 | 3時間34分59秒(銅メダル) |
| 金・銀 | 旦増曲宗、馬麗(ともに中国) |
| 登場時刻 | 9月29日 18:15ごろ |

梅野倖子選手インタビュー「気持ちを切らしたら、しんどくなる。歩くことだけを考えて」
梅野選手は福岡県福津市出身の23歳。中学時代はバスケットボール部で、宗像高校で競歩を始め、順天堂大学で力をつけました。2025年からLOCOKに所属し、2026年4月からは五輪3大会代表の岡田久美子さんが監督兼コーチを務めています。今年3月の日本選手権マラソン競歩を、自己ベストの3時間33分47秒で制していました。
――銅メダルおめでとうございます。表彰式で「日本」と名前が呼ばれた時、すごい歓声だったそうですね。日がたって、今の気持ちはいかがですか。
梅野選手:すごい歓声でした。悔しい思いは今も変わらないんですけど、最後まで諦めずに、頑張って歩き続けてよかったなと思います。
――マラソン競歩は3時間半という長丁場で、一人で前を追う時間も長い競技です。レース中に苦しくなった時、意識していることはありますか。
梅野選手:とにかく、何があっても諦めたくない。自分を奮い立たせるじゃないですけど、最後まで絶対に歩くという強い気持ちです。気持ちを切らして「長い」と思ってしまったら、すごくしんどくなるので、集中して歩くことだけを考える。それを意識して、最後まで頑張っています。
――中学ではバスケットボール部で、高校から競歩を始めたそうですね。選んだきっかけは何ですか。
梅野選手:もともと走るのがすごく好きで、中学校の体育の持久走もずっと一番だったので、長い距離を走るのが好きでした。それで高校で陸上部を選んだんですけど、競歩は全く考えていなかったんです。当時の顧問の先生が、インターハイ予選の大会に勝手に競歩でエントリーしていて(笑)。高校1年の5月から、勝手に競歩の道になったという感じです。
――そのようなご縁が今回メダルにつながったんですね。競歩に興味がある人に、競歩の面白さを一言で伝えるとしたら。
梅野選手:今回は判定が厳しかったと言われていますけど、その中で違反なく、警告なく、美しく、その中でも速く歩く姿を見せることが競歩の魅力だと思います。ただ速いだけじゃなくて、一人一人の歩く姿勢や歩き方、足運びがすごく魅力。一人一人本当に違うので、見ていて面白いと思います。
――最後に、ファンの皆さんに一言お願いします。
梅野選手:来年は世界選手権があって、次はロサンゼルスオリンピックがあって、大きい大会が続いていきます。今回の結果に満足せず、自分のダメだったところや反省点をしっかり見つめ直しながら、また一歩一歩強くなっていきたいと思います。
3時間半、一人で前を追い続けた先の銅メダル。「悔しい」と「歩き続けてよかった」の両方を口にした梅野選手は、来年の世界選手権、そして2年後のロサンゼルスへと視線を向けていました。
梅野倖子選手のSNS
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

9月29日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 9月29日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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梅野倖子選手のアジア大会の結果は?
2026年9月27日、名古屋市中心部の周回コースで行われた女子マラソン競歩で、3時間34分59秒で銅メダルを獲得しました。4着でゴールしましたが、1着の選手がシューズの規定違反で失格となり、銅メダルとなりました。
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アジア大会のマラソン競歩はどこで行われましたか?
愛知県庁と名古屋市役所の周辺を回る周回コースで、2026年9月27日の朝7時30分に男女同時にスタートしました。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年9月29日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年9月29日(火)18:15ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | 陸上 女子マラソン競歩 |
| 結果 | 銅メダル |
| 取材した選手 | 梅野倖子選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年9月29日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。