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武本紗栄選手インタビュー 陸上 女子やり投 銅メダル|6位からの最終投てきで逆転「緊張できるぐらい準備した自分をたたえて」【アジア大会2026】

2026年9月28日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、前日にパロマ瑞穂スタジアムで行われたアジア競技大会陸上の女子やり投で銀・銅メダルを獲得した北口榛花選手と武本紗栄選手が登場しました。6位から最終投てきで逆転し、銅メダルを獲得した武本選手に、しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

銅メダルと花束を手にほほえむ女子やり投の武本紗栄選手

瑞穂で日本勢が銀・銅。16年ぶりのメダル

女子やり投の決勝は9月27日の夜、パロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂区)で行われました。中国の嚴子怡選手が1投目に大会新記録の70m46を投げて優勝。北口選手が最終6投目の62m70で銀メダル、武本選手は6位で迎えた最終6投目に今季ベストの62m15を投げて、銅メダルに逆転で滑り込みました。報道によると、女子やり投の日本勢のメダルは2010年の広州大会以来16年ぶりです。競技の後、2人は日の丸を手にトラックを1周し、スタンドに感謝を伝えました。

項目内容
決勝2026年9月27日(日)夜
会場パロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂公園陸上競技場)
金嚴子怡(中国)70m46(大会新記録)
銀北口榛花 62m70
銅武本紗栄 62m15(今季ベスト)
登場時刻9月28日 18:45ごろ
メダルを手に笑顔で並ぶ女子やり投の北口榛花選手と武本紗栄選手
北口榛花選手(左)と武本紗栄選手

武本紗栄選手インタビュー「緊張して当たり前の舞台だと感じた」

武本選手は神戸市須磨区出身の26歳で、オリコ所属。小学生から続けてきた野球から、尼崎市立尼崎高校への入学を機にやり投に転向し、高校3年でインターハイを制しました。6月の日本選手権も同じパロマ瑞穂スタジアムで行われ、北口選手に次ぐ2位でした。

銅メダルと花束を手に笑顔を見せる武本紗栄選手

――最後まで6位で、見ている方もハラハラしていましたが、最後の逆転で銅メダル。最終投てきは、どんな気持ちで臨んだのですか。

武本選手:調子は良くて、コンディショニングとしては、この9月のアジア大会にピークを一番に持ってこれたという自負はあったので、なんで1本出ないんだろうという気持ちがありました。でも、本当にシーズンラストだったので、この1年やってきたことを信じて、あまり考えすぎずに、投げたいという気持ちだけで集中して投げました。

――銅メダルが決まった時は、どんな気持ちでしたか。

武本選手:私が投げた後、すぐに観客の皆さんがすごい声援を送ってくれたので、私自身、62メートル飛んで3位に、メダル圏内に入ったことに実は気づいていなくて。あんなに喜んでしまったんですけど、記録が出て、順位が出た時にちょっとホッとしました。

――大きな試合で緊張してしまう人も多いと思いますが、普段はどうやって緊張を集中に切り替えていますか。

武本選手:今回は正直、緊張はしました。1本目から緊張したんですけど、いつものように浮き足立つような緊張感ではなくて、どっしりとした緊張感だったんです。本当にやってきたことがあったので、緊張して当たり前の舞台だなと感じて、「いけそうだな」という感じに変わりました。

――学生など、スポーツをしている人の中には、緊張すると崩れてしまう子もいると思います。アドバイスをお願いします。

武本選手:目標に向かって結果を出すために、きつい練習だったり、しんどいことを乗り越えて過ごしている中で、試合で緊張しないということはないと思います。本気だからこそ緊張するし、どれだけその試合にかける思いが強いかで、緊張の度合いって変わってくるものだと思うので。緊張は絶対に悪いものではないし、緊張できるぐらい準備をした自分を、まずはたたえてあげてほしいなと思います。

――ランウェイのイベントに参加してみていかがでしたか。

武本選手:本当に、こんな雨の中、こんなにお客さんが来てくれているとは思っていなかったので、うれしかったですし、みんな名前を呼んでくれたのでうれしかったです。

――やり投げに取り組んでいる子どもたち、これから始めたい子どもたちに、面白さを一言で伝えるとしたら。

武本選手:戦っていく場所が変わっていくと、本当にいろんな人に出会えるし、いろんな国の人にも出会えたり、出会いがすごくあって、いろんな経験や考え方も得られます。難しい世界だし、大変な世界なんですけど、諦めずにやれば本当に明るいものが見えるので、一緒に頑張りたいです。

――最後に、ファンの皆さんに一言お願いします。

武本選手:いつも応援してくれてありがとうございます。来年も再来年も、まだまだ世界大会が続いていくので、そこでしっかり決勝の舞台で飛躍する姿を見せられるように、また頑張ります。応援よろしくお願いします。


「緊張できるぐらい準備をした自分を、まずはたたえてあげて」。6位から最後の1投で表彰台に上がった武本選手の言葉は、大舞台を前にしたすべての人の背中を押してくれるものでした。同じ日に取材した銀メダルの北口榛花選手のインタビューはこちらの記事にまとめています。

武本紗栄選手のSNS

メダリストセレブレーションとは

メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

9月28日のメダリストセレブレーションの風景

9月28日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 9月28日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。

メダリストインタビュー特集

しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。

10月4日の取材

10月3日の取材

10月2日の取材

10月1日の取材

9月30日の取材

9月29日の取材

9月28日の取材

9月27日の取材

9月26日の取材

よくある質問(FAQ)

  • 武本紗栄選手のアジア大会の結果は?

    2026年9月27日の女子やり投決勝で、6位で迎えた最終6投目に今季ベストの62m15を投げて銅メダルを獲得しました。北口榛花選手が銀メダルでした。

  • 女子やり投の決勝はどこで行われましたか?

    名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂公園陸上競技場)で、9月27日の夜に行われました。

  • このインタビューはどこで行われましたか?

    2026年9月28日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。

取材情報

項目内容
取材日2026年9月28日(月)18:45ごろの登壇後
競技・種目陸上 女子やり投
結果銅メダル(62m15)
取材した選手武本紗栄選手
会場ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション
地図Googleマップで見る
取材しゃちほこニュース

※掲載情報は2026年9月28日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。