2026年9月28日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会の射撃・男子10mエアピストル団体で銀メダルを獲得したインドネシア代表の3人が登場しました。この日の登壇者の中で、日本以外の国から登場したのはこの3人だけ。しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で、通訳を通して話を聞きました。

金の中国と同点。10点の中心に当てた数の差で銀
射撃は愛知県総合射撃場(豊田市)で行われました。10mエアピストル団体は、3人の個人予選(各60発)の合計点で順位が決まります。9月24日の競技で、インドネシアは1743点を挙げ、金メダルの中国と同点に並びましたが、10点の中でも中心部に当てた数(インナーテン)が57対70で及ばず、銀メダルとなりました。銅メダルは日本(1730点)でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 競技日 | 2026年9月24日(木) |
| 会場 | 愛知県総合射撃場(豊田市) |
| 金 | 中国 1743点 |
| 銀 | インドネシア 1743点(インナーテンの差で2位) |
| 銅 | 日本 1730点 |
| インドネシアの3人 | PRABOWO Muhamad Iqbal Raia(イクバル)、SUKMANA Wira(ウィラ)、MARUF Sulthanul Aulia(スルタヌル) |
| 登場時刻 | 9月28日 19:00ごろ |
イクバル選手は中部ジャワ州スマランで育った21歳で、個人予選では全体1位の589点をマーク。ウィラ選手はランプン州の選手で、インドネシア陸軍に所属する31歳のベテランです。スルタヌル選手はアチェ州出身の20歳で、ジャカルタ国立大学の学生。3人は2025年の東南アジア競技大会(SEA Games)でも、同じメンバーで団体の金メダルを獲得しています。
インドネシア代表インタビュー「日本の文化は、とても温かくて、とても丁寧」
取材は、記者の日本語を通訳が英語やインドネシア語で伝え、3人の答えを日本語に訳してもらう形で行いました。ここでは、通訳を通した3人の話をまとめて紹介します。

思いがけない銀メダル。「いつもベストを尽くしている」
メダルが決まってから4日。家族や仲間からの反響を尋ねると、「2位で大会を終えられたことは大きな名誉。予想していた結果ではなかったけれど、いつもベストを尽くしている」と答えてくれました。周りの人たちも喜んでくれて、2位で終えられたのはとてもいい結果だった、といいます。
名古屋のランウェイは「とてもいい経験」
名古屋のステージとランウェイを歩いた感想は、「とてもいい経験になった」。周りの日本の人たちから「おめでとう」とたくさん声をかけてもらえたのがうれしかったそうで、「ありがとう、名古屋」という言葉も聞かれました。
日本の文化は「温かくて、丁寧で、きれい」
日本の文化の印象を聞くと、「一言で言うと、とても温かい。そして、とても丁寧」「シンプルで謙虚で、何もかもがきれい」「とてもユニーク」と、それぞれの言葉で答えてくれました。前から日本に来てみたかったので、日本でアジア大会が開かれ、自分も参加できてとてもうれしい、という声もありました。
好きな日本の食べ物は、ラーメン、焼きそば、いなり寿司
日本で食べて一番好きだったものを聞くと、ラーメン、焼きそば、いなり寿司と次々に名前が挙がり、「やっぱり、ご飯がついているものがいい」という声も聞かれました。
「射撃を、もっと身近なスポーツに」
最後に射撃のファンへのメッセージをお願いすると、「射撃はまだ、なかなか身近なものではないので、もう少し身近なスポーツとして知ってほしい」と話してくれました。
金メダルと同点という、わずかな差の銀メダル。それでも3人は名古屋のランウェイを「いい経験」と喜び、日本の文化を「温かくて丁寧」と表現してくれました。射撃をもっと身近に、という願いは、競技を支える人たちに共通する思いでもありそうです。
スルタヌル選手のSNS
- Instagram:@sulthanulauliaa
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

9月28日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 9月28日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。
10月4日の取材
- 水球男子(金)稲場悠介選手
- ブレイキン B-Boys(金)Shigekix(半井重幸)選手
- 新体操 団体総合(銀)田口久乃選手・西本愛実選手
- ラグビー7人制 男子(銅)古賀由教選手・中野剛通選手
- ラグビー7人制 女子(金)須田倫代選手・大内田夏月選手
- 柔道 男子90kg級(金)岡田陸選手
- スポーツクライミング 男子リード(金)鈴木音生選手
- レスリング 女子62kg級(金)尾﨑野乃香選手
- レスリング 女子76kg級(金)鏡優翔選手
- バレーボール男子(銀)新井雄大選手
10月3日の取材
- カヌースラローム 女子カヤックシングル(金)伊藤くるみ選手
- ボクシング 男子70kg級・女子54kg級・男子60kg級(銅)岡澤セオン選手・並木月海選手・北本隼輔選手
- ボクシング 男子55kg級(金)山口瑠選手
- セーリング 混合470級(金)磯崎哲也選手・関友里恵選手
- セーリング 女子49erFX(金)永松瀬羅選手・田中美紗樹選手
- テニス 混合ダブルス(金)柴原瑛菜選手
- テニス 男子ダブルス(金)楠原悠介選手・中川舜祐選手
- テニス 男子シングルス(銅)松岡隼選手
10月2日の取材
- テコンドー 女子個人プムセ(銅)丹羽結子選手
- アーチェリー コンパウンド女子個人(金)ヌリサ・ディアン・アシュリファ選手・インドネシア
- レスリング 男子グレコローマン67kg級(銀)曽我部京太郎選手・60kg級(銅)鈴木絢大選手
- レスリング 男子グレコローマン97kg級(金)仲里優力選手
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(金)安楽宙斗選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- ハンドボール男子(銅)水町孝太郎選手
- 陸上 女子4×100mリレー(銅)御家瀬緑選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)・個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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アジア大会の男子10mエアピストル団体の結果は?
2026年9月24日に愛知県総合射撃場(豊田市)で行われ、中国が金、インドネシアが銀、日本が銅でした。中国とインドネシアは1743点の同点で、10点の中心部に当てた数(インナーテン)の差で順位が決まりました。
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インドネシア代表の3人は誰ですか?
PRABOWO Muhamad Iqbal Raia(イクバル)選手、SUKMANA Wira(ウィラ)選手、MARUF Sulthanul Aulia(スルタヌル)選手の3人です。2025年のSEA Gamesでも同じメンバーで団体金メダルを獲得しています。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年9月28日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で、通訳を通して行いました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年9月28日(月)19:00ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | 射撃 男子10mエアピストル団体 |
| 結果 | 銀メダル |
| 取材した選手 | PRABOWO Muhamad Iqbal Raia選手、SUKMANA Wira選手、MARUF Sulthanul Aulia選手(インドネシア) |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年9月28日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。