2026年9月29日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会の卓球女子団体で銀メダルを獲得した日本代表の5人が登場しました。準決勝の韓国戦で3番手を任され、決勝進出を決めた長﨑美柚選手に、しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

スカイホール豊田で2大会連続の銀メダル
卓球はスカイホール豊田(豊田市総合体育館)で9月20日から28日まで行われました。女子団体の日本は、1次リーグでモンゴルとウズベキスタン、準々決勝でチャイニーズタイペイ、準決勝で韓国をいずれも3-0で破り、9月24日の決勝で中国に0-3で敗れて、2大会連続の銀メダルとなりました。個人種目でも、張本美和選手と早田ひな選手が女子シングルスで銅メダル、2人のペアで女子ダブルスの銀メダルを獲得しています。
長﨑選手は9月23日の準決勝・韓国戦で3番手を任され、ストレート勝ちで決勝進出を決めました。試合後には「大事な役目を任せてもらった。最近の試合で一番緊張した」と話していました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | スカイホール豊田(豊田市総合体育館) |
| 女子団体の勝ち上がり | 1次リーグ モンゴル 3-0/ウズベキスタン 3-0、準々決勝 チャイニーズタイペイ 3-0、準決勝 韓国 3-0、決勝 中国 0-3(9月24日) |
| 日本の女子団体メンバー | 張本美和、早田ひな、伊藤美誠、長﨑美柚、面手凛 |
| 長﨑選手の主な出場 | 準決勝 韓国戦の第3試合で3-0の勝利(9月23日)。女子ダブルスは面手凛選手と組んで準々決勝進出 |
| 登場時刻 | 9月29日 18:30ごろ |

長﨑美柚選手インタビュー「本当に日々の意識の積み重ね」
長﨑選手は神奈川県海老名市出身の24歳。5歳で卓球を始め、中学からJOCエリートアカデミーで腕を磨きました。木下グループ所属の左利きで、2019年の世界ジュニア選手権では日本人初の女子シングルス優勝を果たしています。今年2月には、今回と同じスカイホール豊田で開かれた全日本選手権(ダブルスの部)で、張本美和選手と組んで女子ダブルスを制しました。

――今年2月に張本選手と全日本のダブルスで優勝したのと同じスカイホール豊田で、今回メダルを獲得しました。豊田の会場は、長﨑選手にとってどんな場所になりましたか。
長﨑選手:本当に、卓球人生の中で思い出に残る場所で、これからも忘れない場所なんだなと思います。全日本選手権で優勝した会場が、アジア競技大会という国際大会の会場に変わるということで、どういう感じになるんだろうという楽しみもありました。実際に今回、会場で試合をして、言葉に表現できないほど本当に心から感動して、すごく幸せな時間でした。
――準決勝の韓国戦の後、「最近の試合で一番緊張した」と話していました。緊張する場面で、普段意識していることはありますか。
長﨑選手:どの選手も緊張はすると思うんですけど、緊張しても力を出せるように普段の練習から意識したり、自分の弱い部分を見つめ直したり、向き合ったり。本当に日々の意識の積み重ねだったなと思っています。私自身、メンタルは弱い方なので、逆に自分の気持ちの弱い部分を分かっているからこそ、「じゃあ、こうした方がいい」ということを、卓球を20年くらいやってきて、少しずつ見つけてきたのかなと思います。たくさんの大会、たくさんの試合に出させてもらった経験で、緊張した場面でも力を発揮できるように、少しずつなってきたのかなと。緊張しないためにはこう、という答えは正直一つには言えないんですけど、今までたくさん試合をしてきた経験が、今回は少しは生きたんじゃないかなと思います。
――卓球は今、子どもたちに大人気です。卓球をやっている子どもたちに、一言お願いします。
長﨑選手:まずは、卓球を楽しんでほしいなというのが本当に一番です。私自身、正直「嫌い、嫌い、嫌い、練習嫌だ」と言ってきたので、卓球をして後悔した部分もあったんですけど、途中から卓球の楽しさだったり、卓球の友達や仲間が増えていったり、試合で勝つ楽しみをコーチが教えてくれたり。そういういろんな経験で、自分から心から卓球が好きだ、卓球をやりたい、強くなりたいと思うようになって、今も続けられています。卓球は対人競技で、一人ではできないスポーツなので、仲間やライバルを大切にしながら、家族や応援してくれる方、本当に周りの方がいてこそ自分がプレーできると思います。優勝する選手はもちろん一人なんですけど、周りの方を大切に、ライバルを大切に頑張ってほしいなと思います。
全日本を制した思い出の会場で、今度はアジアの舞台に立った長﨑選手。「本当に日々の意識の積み重ね」という言葉には、20年にわたって卓球と向き合ってきた選手ならではの重みがありました。
長﨑美柚選手のSNS
- Instagram:@nagasaki_miyuu
- X:@nagasaki_miyuu
- YouTube:@team_miyuu
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

9月29日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 9月29日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。
取材したメダリストの言葉を競技別に一覧できるメダリストインタビューまとめもあわせてご覧ください。
10月4日の取材
- 水球男子(金)稲場悠介選手
- ブレイキン B-Boys(金)Shigekix(半井重幸)選手
- 新体操 団体総合(銀)田口久乃選手・西本愛実選手
- ラグビー7人制 男子(銅)古賀由教選手・中野剛通選手
- ラグビー7人制 女子(金)須田倫代選手・大内田夏月選手
- 柔道 男子90kg級(金)岡田陸選手
- スポーツクライミング 男子リード(金)鈴木音生選手
- レスリング 女子62kg級(金)尾﨑野乃香選手
- レスリング 女子76kg級(金)鏡優翔選手
- バレーボール男子(銀)新井雄大選手
10月3日の取材
- カヌースラローム 女子カヤックシングル(金)伊藤くるみ選手
- ボクシング 男子70kg級・女子54kg級・男子60kg級(銅)岡澤セオン選手・並木月海選手・北本隼輔選手
- ボクシング 男子55kg級(金)山口瑠選手
- セーリング 混合470級(金)磯崎哲也選手・関友里恵選手
- セーリング 女子49erFX(金)永松瀬羅選手・田中美紗樹選手
- テニス 混合ダブルス(金)柴原瑛菜選手
- テニス 男子ダブルス(金)楠原悠介選手・中川舜祐選手
- テニス 男子シングルス(銅)松岡隼選手
10月2日の取材
- テコンドー 女子個人プムセ(銅)丹羽結子選手
- アーチェリー コンパウンド女子個人(金)ヌリサ・ディアン・アシュリファ選手・インドネシア
- レスリング 男子グレコローマン67kg級(銀)曽我部京太郎選手・60kg級(銅)鈴木絢大選手
- レスリング 男子グレコローマン97kg級(金)仲里優力選手
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(金)安楽宙斗選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- ハンドボール男子(銅)水町孝太郎選手
- 陸上 女子4×100mリレー(銅)御家瀬緑選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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アジア大会の卓球女子団体の結果は?
2026年9月24日、スカイホール豊田(豊田市)で行われた決勝で中国に0-3で敗れ、日本は2大会連続の銀メダルでした。メンバーは張本美和、早田ひな、伊藤美誠、長﨑美柚、面手凛の5選手です。
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長﨑美柚選手とスカイホール豊田の縁は?
2026年2月、同じスカイホール豊田で開かれた全日本選手権(ダブルスの部)で、張本美和選手と組んで女子ダブルスを制しました(このペアでは初優勝。長﨑選手は2024年にも木原美悠選手と組んで優勝しています)。今回のアジア大会では女子団体の準決勝・韓国戦で3番手を任され、勝利して決勝進出を決めました。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年9月29日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年9月29日(火)18:30ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | 卓球 女子団体 |
| 結果 | 銀メダル |
| 取材した選手 | 長﨑美柚選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年9月29日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。