2026年9月30日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会のハンドボール男子で銅メダルを獲得した日本代表の16人が登場しました。主将の水町孝太郎(みずまち・こうたろう)選手に、しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

3位決定戦で韓国に37-32。16年ぶりのメダル
ハンドボール男子は、豊田合成記念体育館 エントリオ(稲沢市)と春日井市総合体育館で行われました。日本は予選ラウンドで中国とホンコン・チャイナに勝ち、カタールに敗れて2勝1敗。準々決勝でクウェートを37-32で破り、準決勝でバーレーンに31-35で敗れました。9月29日の3位決定戦で韓国に37-32で勝ち、銅メダルを獲得しています。日本の男子がアジア大会でメダルを取るのは、2010年の広州大会以来16年ぶりです。
金メダルはバーレーン、銀メダルはカタール。水町選手は主将として全6試合に出場しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | 豊田合成記念体育館 エントリオ(稲沢市)、春日井市総合体育館 |
| 予選ラウンド | 中国に31-27(9月20日)、ホンコン・チャイナに44-17(9月21日)、カタールに28-37(9月25日) |
| 準々決勝 | クウェートに37-32(9月26日) |
| 準決勝 | バーレーンに31-35(9月28日) |
| 3位決定戦 | 韓国に37-32(9月29日、エントリオ)で銅メダル |
| 金・銀 | 金 バーレーン、銀 カタール |
| 登場時刻 | 9月30日 18:15ごろ |

水町孝太郎選手インタビュー「自分自身にフォーカスしすぎない」
水町選手は福岡県福岡市出身の31歳。日本大学を卒業して2017年に豊田合成に入り、ドイツのクラブへの移籍をはさんで、今夏まで稲沢を拠点にプレーしました。東京2020オリンピックに出場し、2025年から日本代表の主将を務めています。今年7月にジークスター東京へ移籍しました。
――銅メダル、おめでとうございます。主将として活躍されました。一夜明けて、どんなお気持ちですか。
水町選手:自分たちは前回のアジア選手権、クウェートで開催されたアジア選手権の準決勝で悔しい負け方をして、3位決定戦でも1点差で負けたという悔しさがありました。今回は自国開催ということで、しっかりメダルを取りにいこうというのは目標にしていて、もちろん金メダルも目指していました。結果としてはこのようになったんですけど、その戦いの中で、アジア選手権よりもいい戦いがこのアジア大会で体現できたかなと。その結果が3位になったのかなと思います。

――代表でのキャリアを「山あり谷あり」と振り返る発言もありました。今大会、試合の中でうまくいかない時もあったと思います。そういう時は、どうやって立て直しましたか。
水町選手:立場としてキャプテンで、チームを引っ張る立場なので、あまり自分自身にフォーカスしすぎないというか。一番はチームが勝つことに集中するべきだし、チームが勝つために今自分ができる100%を出す、というところです。もちろんどんな選手にも、不調な時だったり、シュートが入らないタイミングだったりというのもあると思うんです。その中で、逆にディフェンスでカバーしたり、ディフェンスがだめなときはオフェンスでカバーしたり、というところを常に考えていて。そこは代表にいても、キャプテンという立場としても変わらない部分だと思っているので、自分ができる100%をコートの中で体現した結果、こういう結果になったと思います。
――キャプテンマークを巻くことになるとは思っていなかった、という話もされていました。主将という重責の中で、変わったことや感じたことはありましたか。
水町選手:自分の中であまり変わったなというのはなくて。もちろんプレッシャーとかはありますけど、今、監督がやろうとしているハンドボールを深く理解しているというところは、自分の中で強みかなと思っています。そこをしっかりチーム全体に浸透させることが、キャプテンの目標でもあり、やっていくべきこと。自分のプレーにフォーカスするよりは、戦術だったり、相手に対してどうやっていくかを、チーム全体で認識してやっていきたいなと思っているので、そこが今回、アジア大会の中でもう一段階レベルアップできたかなと思っています。
――ハンドボールを始めたばかりの子どもたち、これから始めようとしている子どもたちに伝えたいことはありますか。
水町選手:今回TBSさんで放送されたと思うんですけど、結構いろいろ反響があったと聞いています。まずは10月にリーグ戦が始まって、みんな違うチームになるので、そこでの戦いももっと面白くなります。1回でいいので、本当に会場に足を運んでもらって、応援してほしいなと。その中で、ハンドボールって面白いなと思える競技だと思っているので、自分たちは100%の全力で競技する姿を見せて、応援してもらいたいなと思います。子どもたちには、ハンドボールに少しでも興味が持てるようなプレーだったり、目を引かれるようなスポーツだよというところを表現できたらなと思っています。
「自分自身にフォーカスしすぎない」。かつてのホーム・稲沢でつかんだ16年ぶりのメダルを、水町選手は、アジア選手権よりもいい戦いができた結果だと振り返りました。10月にはリーグ戦が始まります。

水町孝太郎選手のSNS
- Instagram:@mizumachi_10
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

9月30日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 9月30日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。
10月4日の取材
- 水球男子(金)稲場悠介選手
- ブレイキン B-Boys(金)Shigekix(半井重幸)選手
- 新体操 団体総合(銀)田口久乃選手・西本愛実選手
- ラグビー7人制 男子(銅)古賀由教選手・中野剛通選手
- ラグビー7人制 女子(金)須田倫代選手・大内田夏月選手
- 柔道 男子90kg級(金)岡田陸選手
- スポーツクライミング 男子リード(金)鈴木音生選手
- レスリング 女子62kg級(金)尾﨑野乃香選手
- レスリング 女子76kg級(金)鏡優翔選手
- バレーボール男子(銀)新井雄大選手
10月3日の取材
- カヌースラローム 女子カヤックシングル(金)伊藤くるみ選手
- ボクシング 男子70kg級・女子54kg級・男子60kg級(銅)岡澤セオン選手・並木月海選手・北本隼輔選手
- ボクシング 男子55kg級(金)山口瑠選手
- セーリング 混合470級(金)磯崎哲也選手・関友里恵選手
- セーリング 女子49erFX(金)永松瀬羅選手・田中美紗樹選手
- テニス 混合ダブルス(金)柴原瑛菜選手
- テニス 男子ダブルス(金)楠原悠介選手・中川舜祐選手
- テニス 男子シングルス(銅)松岡隼選手
10月2日の取材
- テコンドー 女子個人プムセ(銅)丹羽結子選手
- アーチェリー コンパウンド女子個人(金)ヌリサ・ディアン・アシュリファ選手・インドネシア
- レスリング 男子グレコローマン67kg級(銀)曽我部京太郎選手・60kg級(銅)鈴木絢大選手
- レスリング 男子グレコローマン97kg級(金)仲里優力選手
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(金)安楽宙斗選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- 陸上 女子4×100mリレー(銅)御家瀬緑選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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水町孝太郎選手はどんな選手ですか?
福岡県福岡市出身の31歳で、読み方は「みずまち・こうたろう」です。日本大学から2017年に豊田合成に入り、東京2020オリンピックに出場。2025年から日本代表の主将を務め、2026年7月にジークスター東京へ移籍しました。
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アジア大会のハンドボール男子の結果は?
日本は2026年9月29日、豊田合成記念体育館 エントリオ(稲沢市)で行われた3位決定戦で韓国に37-32で勝ち、銅メダルを獲得しました。日本男子のアジア大会でのメダルは2010年の広州大会以来16年ぶりです。金メダルはバーレーン、銀メダルはカタールでした。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年9月30日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年9月30日(水)18:15ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | ハンドボール 男子 |
| 結果 | 銅メダル |
| 取材した選手 | 水町孝太郎選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年9月30日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。