2026年9月30日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会の陸上 女子4×100mリレーで銅メダルを獲得した日本代表の4人が登場しました。アンカーを務めた御家瀬緑(みかせ・みどり)選手に、しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

43秒52で銅メダル。この種目で12年ぶりのメダル
陸上競技のトラック・フィールド種目は、パロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂区)で行われました。女子4×100mリレーの日本は、9月28日の決勝で43秒52をマークして銅メダル。金メダルは中国(42秒96)、銀メダルはタイ(43秒51)で、タイとは0秒01差、4位のインドとは0秒05差という接戦でした。日本がこの種目でメダルを取るのは、2014年の仁川大会以来12年ぶりです。
走順は1走が青木益未選手、2走が三浦愛華選手、3走が壹岐あいこ選手、4走が御家瀬選手。御家瀬選手は今大会、個人の100m(4位)と混合4×100mリレー(5位)にも出場し、合わせて7本のレースを走りました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | パロマ瑞穂スタジアム(名古屋市瑞穂区) |
| 女子4×100mリレー決勝 | 9月28日 日本 43秒52で銅メダル |
| 金・銀 | 金 中国(42秒96)、銀 タイ(43秒51) |
| 日本の走順 | 青木益未、三浦愛華、壹岐あいこ、御家瀬緑 |
| 御家瀬選手の今大会 | 女子100m 4位(11秒43)、女子4×100mリレー 銅メダル、混合4×100mリレー 5位 |
| 登場時刻 | 9月30日 18:30ごろ |

御家瀬緑選手インタビュー「少し、今まで頑張ってきたことが報われた」
御家瀬選手は北海道出身の25歳。兄と姉のまねをして陸上を始め、恵庭北高校2年だった2018年のジャカルタ・アジア大会で初めて日本代表になり、女子4×100mリレーの1走を務めました。2019年の日本選手権100mで優勝。2020年から住友電工に所属し、2022年の世界選手権では4×100mリレーのアンカーとして日本記録(43秒33)を出しています。
――リレーで銅メダル、おめでとうございます。開幕前に「8年前の悔しさを晴らせるよう精一杯頑張ります」と話していました。今回のアジア大会はいかがでしたか。
御家瀬選手:前々回大会、8年前のジャカルタ大会では1走を務めて、やっぱり悔しい思いをしたという記憶がすごくあって。それを今回の大会で、ギリギリ銀メダルは取れなかったんですけど、それでもメダルを取ることができて、少し今まで頑張ってきたことが報われたなという感じです。
――今回のアジア大会は、かなり過密なスケジュールでした。どうやって向き合いましたか。
御家瀬選手:自分もどうなってしまうんだろうという気持ちも少しはあったんですけど、徐々に本数を重ねていく中で、もう「やるしかない」という気持ちに入り込んでいったので、本当に気持ちを切らさずに、最後まで走り切れたと思います。
――以前、競技の心構えとして「何事も焦らないようにすること」「焦って良かったことは1度もない」と答えていました。今回のアジア大会ではいかがでしたか。
御家瀬選手:やっぱり焦りの気持ちは出てしまうんですけども、そこを上手に抑えるというのが、今回うまくいった時と、やっぱり焦ってしまったという時があったので、そこのコントロールがしっかりできるようになれたら、もっとパフォーマンスが上がってくるのではないかなと思いました。それも学びがあったいい経験というか、いい試合だったなと思います。
――メダルを取ってから、ファンの方やご家族、仲間からどんな声が届きましたか。
御家瀬選手:本当に「おめでとう」と、たくさんメッセージをいただきましたし、「もらい泣きした」みたいなメッセージも多かったです。足が何度かすくみそうになった時も、会場にいる皆さんの声援が本当に力になったというか、自分を奮い立たせる声援だったので、本当に感謝しています。
――今日のようなランウェイ、メダリストセレブレーションは初めてでしたか。
御家瀬選手:はい、そうですね。素晴らしい空間だなと本当に思いましたし、自分の試合結果で、こんなに喜んでくれる人がいるんだと実感することができて、本当に幸せな気持ちでした。
――御家瀬選手は、お兄さんやお姉さんのまねから陸上を始めたそうですね。今、陸上をやっている子どもたちに一言お願いします。
御家瀬選手:女子短距離は、福島(千里)さん以来、世界大会の100mにはなかなか出ることができていないんですけど、それでもこうやって少しずつ、アジア大会、アジアという枠でしっかり活躍していくことで、みんなに夢とか目標を持ってもらえるきっかけになってくれたら、本当に自分自身もすごく幸せなことです。夢を諦めないで頑張ってほしいなと、本当に強く思いました。
――最後に、ファンの皆さんに一言お願いします。
御家瀬選手:今回は本当に、自分一人では頑張れなかったです。7本しっかり走り切れたのは、皆さんの声援だったりメッセージがあったからだと思います。これからもしっかり頑張っていくので、来シーズンも応援よろしくお願いします、と伝えたいです。
高校2年で初めて日の丸をつけた8年前の悔しさを、名古屋で晴らした御家瀬選手。「夢を諦めないで」という言葉は、7本のレースを走り切ったばかりの実感とともに語られました。

御家瀬緑選手のSNS
- Instagram:@midori_mikase
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

9月30日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 9月30日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。
10月4日の取材
- 水球男子(金)稲場悠介選手
- ブレイキン B-Boys(金)Shigekix(半井重幸)選手
- 新体操 団体総合(銀)田口久乃選手・西本愛実選手
- ラグビー7人制 男子(銅)古賀由教選手・中野剛通選手
- ラグビー7人制 女子(金)須田倫代選手・大内田夏月選手
- 柔道 男子90kg級(金)岡田陸選手
- スポーツクライミング 男子リード(金)鈴木音生選手
- レスリング 女子62kg級(金)尾﨑野乃香選手
- レスリング 女子76kg級(金)鏡優翔選手
- バレーボール男子(銀)新井雄大選手
10月3日の取材
- カヌースラローム 女子カヤックシングル(金)伊藤くるみ選手
- ボクシング 男子70kg級・女子54kg級・男子60kg級(銅)岡澤セオン選手・並木月海選手・北本隼輔選手
- ボクシング 男子55kg級(金)山口瑠選手
- セーリング 混合470級(金)磯崎哲也選手・関友里恵選手
- セーリング 女子49erFX(金)永松瀬羅選手・田中美紗樹選手
- テニス 混合ダブルス(金)柴原瑛菜選手
- テニス 男子ダブルス(金)楠原悠介選手・中川舜祐選手
- テニス 男子シングルス(銅)松岡隼選手
10月2日の取材
- テコンドー 女子個人プムセ(銅)丹羽結子選手
- アーチェリー コンパウンド女子個人(金)ヌリサ・ディアン・アシュリファ選手・インドネシア
- レスリング 男子グレコローマン67kg級(銀)曽我部京太郎選手・60kg級(銅)鈴木絢大選手
- レスリング 男子グレコローマン97kg級(金)仲里優力選手
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(金)安楽宙斗選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- ハンドボール男子(銅)水町孝太郎選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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御家瀬緑選手はどんな選手ですか?
北海道出身の25歳で、読み方は「みかせ・みどり」です。恵庭北高校2年の2018年にジャカルタ・アジア大会に出場し、2019年の日本選手権100mで優勝しました。2020年から住友電工に所属し、2022年の世界選手権では4×100mリレーのアンカーとして日本記録を出しています。
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アジア大会の陸上 女子4×100mリレーの結果は?
2026年9月28日にパロマ瑞穂スタジアムで決勝が行われ、日本は43秒52で銅メダルでした。金メダルは中国、銀メダルはタイで、タイとは0秒01差でした。日本のこの種目のメダルは2014年の仁川大会以来12年ぶりです。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年9月30日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年9月30日(水)18:30ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | 陸上競技 女子4×100mリレー |
| 結果 | 銅メダル |
| 取材した選手 | 御家瀬緑選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年9月30日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。