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近藤隼斗選手・近藤美月選手インタビュー 柔道 男子60kg級・女子48kg級 金メダル|兄妹で同じ日に金、妹が「先に優勝してやる気を入れてくれた」【アジア大会2026】

2026年10月1日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会の柔道で、同じ日にそろって金メダルを獲得した兄妹、男子60kg級の近藤隼斗(こんどう・はやと)選手と女子48kg級の近藤美月(こんどう・みつき)選手が登場しました。しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で、2人に話を聞きました。

金メダルを手に笑顔を見せる柔道の近藤美月選手と近藤隼斗選手

兄妹で同じ日に金メダル。隼斗選手は日本男子60kg級で20年ぶりの金

柔道は愛知国際アリーナ(IGアリーナ、名古屋市北区)で行われました。初日の9月30日、まず妹の美月選手が女子48kg級の決勝で、カザフスタンの選手に横四方固めで一本勝ちして金メダル。約30分後、兄の隼斗選手が男子60kg級の決勝で、パリ2024オリンピック金メダリストのエルドス・スメトフ選手(カザフスタン)を破って金メダルを獲得しました。日本男子の60kg級でのアジア大会の金メダルは、2006年のドーハ大会以来20年ぶりです。女子48kg級は、2023年の杭州大会に続いて日本勢が2大会連続で金メダルを手にしました。

項目内容
会場愛知国際アリーナ(IGアリーナ、名古屋市北区)
女子48kg級(近藤美月選手)9月30日 決勝でカザフスタンの選手に横四方固めで一本勝ち、金メダル
男子60kg級(近藤隼斗選手)9月30日 決勝でパリ五輪金のスメトフ選手(カザフスタン)に優勢勝ち、金メダル
登場時刻10月1日 18:30ごろ
金メダルと花束を手にする近藤美月選手と近藤隼斗選手
そろって金メダルを手にした近藤美月選手(左)と兄の近藤隼斗選手

近藤隼斗選手・近藤美月選手インタビュー「妹が先に優勝して、やる気をめっちゃ入れてくれた」

2人は佐賀県武雄市出身。地元の武雄警察署の少年柔道教室で柔道を始めました。兄の隼斗選手は25歳で、佐賀工業高校、国士舘大学を経てパーク24に所属。全日本選抜体重別選手権を2024年・2025年に連覇しています。妹の美月選手は21歳で、佐賀商業高校から東海大学に進み、2025年のグランドスラム・パリで優勝しました。アジア大会は、美月選手は今回が初出場、隼斗選手は2023年の杭州大会に続いて2度目の出場でした。

ミックスゾーンに並ぶ近藤美月選手と近藤隼斗選手

――まず隼斗選手に伺います。メダルを取って一夜明けて、今どんなお気持ちですか。

近藤隼斗選手:今日のセレブレーションでも、すっごくいろんな方、たくさんの人が喜んでくれて、本当にこの金メダルの価値って本当に大きいなと、自分が思っている以上に実感しました。

――美月選手は、いかがですか。

近藤美月選手:昨日優勝した瞬間よりも、今の方が実感が湧いてきていて。兄が言ったように、アジア大会で勝つということは大きなことだなと今感じています。

――美月選手は、子どもの頃から兄妹で大会に出てきたと思います。今回のアジア大会では、お兄さんがいたことはどういう影響がありましたか。

近藤美月選手:心強かったというか、自分だけじゃなくて、兄も頑張ってるんだなというふうに思いながら試合をしていました。

――隼斗選手は、妹の美月選手がいることをどう感じていましたか。

近藤隼斗選手:家族でもあるので、やっぱり一緒に戦うという気持ちは結構強くて。先に(妹が)優勝したので、よりパワーをくれたというか、やる気をめっちゃ入れてくれた。いてくれてよかったな、金メダルに少し手伝ってくれたなと思います。

メダルを手にする近藤美月選手と近藤隼斗選手

――隼斗選手は、残り時間が少ない時こそ強さを発揮するところが魅力だと思います。最後の最後、プレッシャーのかかる場面で強さを発揮できる秘訣はありますか。

近藤隼斗選手:もう最後の最後まで気を抜かず、勝ち切る。ポイントでリードしていても、焦ったりせずに、一生懸命にやること、夢中になることだけをやったら、勝ちにつながると思う。そこで冷静さも生まれる。それが一番の秘訣かなと思います。

――美月選手は逆に、決勝で指導を2つ受けて苦しい展開でしたが、最後に寝技で一本を取りました。その時はどういう意識でしたか。

近藤美月選手:そもそも試合自体、指導2で追われるというケースがあまりなくて、逆に自分が相手に指導を与えている試合運びが多いんですけど、その中で相手も勢いがすごくて、ガンガン攻められていました。その中でも冷静さを保ちつつ、自分が何をやるべきかをしっかり考えながらできたのが、勝因につながったのかなと思います。

――隼斗選手から、柔道をしている子どもたちに一言お願いします。

近藤隼斗選手:勝ち負けも大事ですけど、自分がやりたい柔道、いろんな柔道があるので、全部が全部じゃなくて、何か極めること。何か目標を一つ、二つでもいいので、それを夢中になってやり続ける。そうしたら、結果につながってくると思います。それを軸に、いろんな大会や練習に頑張ってほしいなと思います。

――同じ質問を、美月選手にもお願いします。

近藤美月選手:自分も小さい頃はそんなに強くなくて、それでもめげずに、負けず嫌いの気持ちでここまで柔道をやれているのかなと思うので、諦めない気持ちだったり、負けん気という気持ちがあれば、必ず強くなれるということを信じて、頑張ってほしいなと思います。


同じ日に、同じ会場で、そろって金メダル。「妹が先に優勝して、やる気を入れてくれた」「兄も頑張ってるんだなと思いながら」と、互いの存在を力に変えた兄妹は、名古屋のメダリストセレブレーションにそろって登場しました。

メダリストセレブレーションとは

メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれます。

10月1日のメダリストセレブレーションの会場。中部電力MIRAI TOWER(テレビ塔)の前に大勢の人が集まった
10月1日のメダリストセレブレーション。テレビ塔の前の観覧エリアは大勢の人でにぎわいました

10月1日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 10月1日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。

メダリストインタビュー特集

しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの競技のインタビューです。

10月4日の取材

10月3日の取材

10月2日の取材

10月1日の取材

9月30日の取材

9月29日の取材

9月28日の取材

9月27日の取材

9月26日の取材

よくある質問(FAQ)

  • 近藤隼斗選手と近藤美月選手はどんな選手ですか?

    佐賀県武雄市出身の兄妹の柔道選手です。兄の隼斗選手(こんどう・はやと、25歳)はパーク24所属で男子60kg級、妹の美月選手(こんどう・みつき、21歳)は東海大学に在学し女子48kg級。2026年9月30日のアジア大会で、2人そろって金メダルを獲得しました。

  • アジア大会の柔道 男子60kg級と女子48kg級の結果は?

    2026年9月30日に愛知国際アリーナ(IGアリーナ)で行われ、女子48kg級で近藤美月選手、男子60kg級で近藤隼斗選手が金メダルを獲得しました。隼斗選手は決勝でパリ五輪金メダリストのスメトフ選手(カザフスタン)に勝ち、日本男子の60kg級では20年ぶりのアジア大会の金メダルでした。

  • このインタビューはどこで行われましたか?

    2026年10月1日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。兄妹2人がそろって答えました。

取材情報

項目内容
取材日2026年10月1日(木)18:30ごろの登壇後
競技・種目柔道 男子60kg級・女子48kg級
結果金メダル(2人とも)
取材した選手近藤隼斗選手、近藤美月選手
会場ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション
地図Googleマップで見る
取材しゃちほこニュース

※掲載情報は2026年10月1日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。