2026年10月3日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会のカヌースラローム 女子カヤックシングルで金メダルを獲得した伊藤くるみ(いとう・くるみ)選手が登場しました。しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

準決勝は全体1位、決勝はペナルティー1回に抑えて金メダル
カヌースラロームの会場は、矢作川カヌースラロームコース(愛知県豊田市)です。伊藤選手は10月1日の女子カヤックシングルに出場。準決勝を一度もゲートに触れずに103.84の全体1位で通過し、決勝は2秒のペナルティー1回に抑えて107.60を記録し、金メダルを獲得しました。2位は中国の選手(111.70)でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | 矢作川カヌースラロームコース(愛知県豊田市) |
| 種目 | カヌースラローム 女子カヤックシングル |
| 準決勝 | 103.84(ペナルティーなし)で全体1位 |
| 決勝 | 107.60(2秒のペナルティー1回を含む)で金メダル。2位は中国の選手(111.70) |
| 金メダルの決定 | 10月1日 |
| 登場時刻 | 10月3日 18:00ごろ |

伊藤くるみ選手インタビュー「これからもカヌー競技を盛り上げるために精一杯頑張っていこうかと思う」
伊藤選手は東京都青梅市出身の25歳。中学1年でカヌーを始め、聖望学園高校、早稲田大学を経て、2024年4月に水産大手の極洋に正社員として入社しました。2023年の杭州アジア大会にも出場し、2025年のNHK杯全日本選手権で初優勝しています。

――試合後、「本当に夢なんじゃないか」と話していました。2日経った今、実感はどうですか。
伊藤選手:この大勢の方たちの声を聞いたら、実感はきました。
――ランウェイのようなイベントは初めてですか。
伊藤選手:はい、そうです。
――いつもは川の激流の中で戦っていると思います。今日、人の中を歩いてみていかがでしたか。
伊藤選手:とても幸せな空間でしたし、やはりなかなかマイナースポーツの競技なので、スポットライトを浴びる機会っていうのは少ないんですけども、こうやっていい報告できて、しっかりアピールができたかなというふうに思います。
――決勝は、ほかの選手の状況を耳に入れずに「自分らしさ全開」という気持ちで臨んだそうですね。緊張感のある場面とは、普段どうやって向き合っていますか。
伊藤選手:私の場合はスタートの前に、強制的に笑顔を作ってスタートラインを切るようにしてるんですけども、やっぱり個人スポーツで、ミスがやっぱり命取りになるシビアな競技でもあるので、まずは冷静に落ち着いて、競技に挑まなければ、自分のいいパフォーマンスっていうのは出せないので、そういったことを意識して取り組んでいます。

――やはり、ほかの選手は気になるものですか。
伊藤選手:はい、やはり世界ランキングで見ても、私より上の選手が今大会も何人もいらっしゃいました。簡単には勝てない相手といいますか。決勝では(各国・地域から)一人しか出場できないという、もう狭き門っていうのを感じながら、でも自分の漕ぎっていうのは忘れず、攻めていかなきゃなって思っていたので、そこはできてよかったです。
――競技をしているときの自分と、プライベートの自分。どこで切り替えをしていますか。
伊藤選手:そうですね、言うとしたら船を降りる時と乗る時で切り替えてるかなと。

――今回、カヌーでは日本の選手が大活躍でした。今日は子どもたちもたくさん来ていました。カヌーの魅力を伝えるとしたら、どのように伝えますか。
伊藤選手:激流の中で、設置されているゲートを通過して、それもコンマの戦いをするシビアな競技なんですが、ルールは簡単なんですよね。順番にゲートを通るのと、ゲートに当てないっていうだけなので、そういった面を一緒に観客の人たちと、当てた、当ててないとかっていうのも共有できる、目視できます。意外と声援っていうのは競技中に聞こえるものなので、それで応援された声っていうのを聞きながらレースするのも、とても嬉しいなと。
――最後に、応援してくれたファンの皆さんにメッセージをお願いします。
伊藤選手:応援ありがとうございました。そして、皆さんの応援のおかげで金メダルという素晴らしい結果を報告できて、本当に私も幸せです。これからもカヌー競技を盛り上げるために精一杯頑張っていこうかと思うので、また応援よろしくお願いします。
スタートの前には「強制的に笑顔を作って」スタートラインを切るという伊藤選手。「意外と声援っていうのは競技中に聞こえる」と、会場で一緒にレースを楽しんでほしいと話していました。
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれました。


10月3日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 10月3日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。

メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの選手のインタビューです。
10月4日の取材
- 水球男子(金)稲場悠介選手
- ブレイキン B-Boys(金)Shigekix(半井重幸)選手
- 新体操 団体総合(銀)田口久乃選手・西本愛実選手
- ラグビー7人制 男子(銅)古賀由教選手・中野剛通選手
- ラグビー7人制 女子(金)須田倫代選手・大内田夏月選手
- 柔道 男子90kg級(金)岡田陸選手
- スポーツクライミング 男子リード(金)鈴木音生選手
- レスリング 女子62kg級(金)尾﨑野乃香選手
- レスリング 女子76kg級(金)鏡優翔選手
- バレーボール男子(銀)新井雄大選手
10月3日の取材
- ボクシング 男子70kg級・女子54kg級・男子60kg級(銅)岡澤セオン選手・並木月海選手・北本隼輔選手
- ボクシング 男子55kg級(金)山口瑠選手
- セーリング 混合470級(金)磯崎哲也選手・関友里恵選手
- セーリング 女子49erFX(金)永松瀬羅選手・田中美紗樹選手
- テニス 混合ダブルス(金)柴原瑛菜選手
- テニス 男子ダブルス(金)楠原悠介選手・中川舜祐選手
- テニス 男子シングルス(銅)松岡隼選手
10月2日の取材
- テコンドー 女子個人プムセ(銅)丹羽結子選手
- アーチェリー コンパウンド女子個人(金)ヌリサ・ディアン・アシュリファ選手・インドネシア
- レスリング 男子グレコローマン67kg級(銀)曽我部京太郎選手・60kg級(銅)鈴木絢大選手
- レスリング 男子グレコローマン97kg級(金)仲里優力選手
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(金)安楽宙斗選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- ハンドボール男子(銅)水町孝太郎選手
- 陸上 女子4×100mリレー(銅)御家瀬緑選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
-
伊藤くるみ選手はどんな選手ですか?
カヌースラロームの日本代表で、東京都青梅市出身の25歳です。中学1年でカヌーを始め、早稲田大学を経て水産大手の極洋に正社員として勤めながら競技を続けています。2025年のNHK杯全日本選手権で初優勝しました。
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アジア大会のカヌースラローム 女子カヤックシングルの結果は?
2026年10月1日、愛知県豊田市の矢作川カヌースラロームコースで行われ、伊藤くるみ選手が決勝で107.60を記録して金メダルを獲得しました。準決勝は103.84の全体1位でした。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年10月3日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年10月3日(土)18:00ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | カヌースラローム 女子カヤックシングル |
| 結果 | 金メダル |
| 取材した選手 | 伊藤くるみ選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年10月3日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。