2026年10月3日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会のセーリング 女子二人乗りスキフ(49erFX)で金メダルを獲得した、永松瀬羅(ながまつ・せら)選手と田中美紗樹(たなか・みさき)選手のペアが登場しました。しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で、2人同時に話を聞きました。

最終日の4レースで逆転、アジア大会の49erFXで日本勢初の金メダル
セーリングの会場は、海陽ヨットハーバー(愛知県蒲郡市)。2人が練習拠点にしている海です。永松選手・田中選手は女子49erFXに出場。首位の香港と同点の2位で迎えた10月1日の最終日、4レースを1位・2位・1位・1位として逆転し、ネット11点で香港に4点差をつけて金メダルを獲得しました。アジア大会の49erFXで、日本勢初の金メダルです。2人は前回2023年の杭州大会で銀メダルでした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | 海陽ヨットハーバー(愛知県蒲郡市) |
| 種目 | セーリング 女子49erFX(女子二人乗りスキフ) |
| 成績 | 最終日の4レースを1位・2位・1位・1位、ネット11点で2位の香港に4点差(参加4艇) |
| 金メダルの決定 | 10月1日 |
| ペアの役割 | 田中選手=スキッパー(ヘルム)、永松選手=クルー |
| 所属 | 2人とも豊田自動織機 |
| 登場時刻 | 10月3日 18:30ごろ |

永松瀬羅選手・田中美紗樹選手インタビュー「まずはロスを目指して頑張ります」
永松選手は大分県出身の32歳。7歳でヨットを始め、早稲田大学を卒業。東京五輪の代表には届かず、早大の後輩の田中選手に声をかけて、49erFXのペアを組みました。
田中選手は大阪府大阪市出身の28歳。祖父や両親、兄もセーリング経験者で、小学1年でヨットを始めました。早稲田大学を卒業し、2人で2024年のパリオリンピックにも出場しています。

――49erFXでは日本勢初の金メダルです。2日経って、今のお気持ちはいかがですか。まず永松選手から。
永松選手:はい。まずはレースを無事に終えられたことと、目標としていた金メダルを獲得できてほっとしています。
田中選手:そうですね、初めての金メダルなので、すごく最初実感が湧かなかったのですけど、2日間でじわじわ嬉しさがこみ上げてきています。
――ランウェイのようなイベントは初めてですか。
永松選手・田中選手:初めてです。
――永松選手、ランウェイを歩いてみていかがでしたか。
永松選手:いや、もうものすごく自分も舞い上がっちゃって、何してるかもよくわかってなかったんですけど、たくさんの方々の声で盛り上げていただけたので、すごく楽しめました。
――今日は大勢の人が来ていました。田中選手はいかがでしたか。
田中選手:そうですね、裏で待ってるときは結構長いなとか思ってたんですけど、もう出てみたらあっという間で、もうすぐ終わってしまったっていうような感想です。
――東京五輪のあと、2人でペアを組んだそうですね。お互いのどんなところを見て、この人と組もうと思ったのですか。永松選手から。
永松選手:そうですね。もともと大学で田中が1年生で、私が4年生の後半、半年間一緒に組んで、全日本インカレも出場したペアではあるんです。この競技を続けていきたいと思ったときに、またこの先、どんどん自分も含めてこのチームがステップアップしていきたいなと思ったときに、私が田中を呼んで、このチームに一緒に来てもらって活動を始めたので、ここまで続けられてまた良かったなというふうに思いますし、田中を誘って良かったなというふうに思います。
――声をかけられたとき、田中選手はどう思いましたか。
田中選手:そうですね。もともと大学生の時に乗ってた種目で、オリンピックを目指すつもりでいろいろ始めようとしてたんですけど、ちょうどコロナ禍っていうこともあって、なかなかうまくいかない中、お声掛けをいただきました。自分の目標であるオリンピックに出場するっていうところへの近道として、種目を変える選択をしてみたいなっていう雰囲気だったので、ぜひお願いしますというふうに始めさせていただきました。
――今日はたくさんの子どもたちが来ていました。セーリングの魅力を子どもたちに伝えるとしたら、どのように伝えますか。永松選手から。
永松選手:そうですね。セーリングは風を使って船を走らせるので、正解がないっていうところがすごく奥深いです。例えば地形だったり雲を見てみたり、いろんなところから情報を集めて風を読んで走らせるので、あとはもうやっぱり疾走感とかも含めて、とても魅力的なので、ぜひ体験してほしいなというふうに思います。
田中選手:そうですね。セーリングは夏のオリンピックの種目ですけど、練習はもう年がら年中するので、冬の寒い海だったり、凍えながら練習するんですけど(笑)。そういう四季を感じられるっていうところだったり、だんだん暖かくなる喜びだったりも、本当に部屋で過ごすっていうよりも、全身で、辛い時ももちろんあるんですけど、季節を感じられる、大自然を感じられるっていうところがすごく魅力かなっていうふうに思っています。
――最後に、ファンの皆さんに一言お願いします。永松選手から。
永松選手:応援ありがとうございました。これからも一つ一つ積み重ねて、まずはロスを目指して頑張りますので、今後とも応援よろしくお願いいたします。
田中選手:たくさんの応援ありがとうございました。すごくパワーになって、この金メダルが取れたというふうに感じています。これからも一つずつ成長していけるように頑張りますので、応援よろしくお願いします。
前回の杭州大会の銀メダルから3年。練習拠点の蒲郡の海で、2人はアジア大会の49erFXで日本勢初の金メダルをつかみました。次に目指すのは、2028年のロサンゼルスオリンピックです。
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれました。

10月3日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 10月3日のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの選手のインタビューです。
取材したメダリストの言葉を競技別に一覧できるメダリストインタビューまとめもあわせてご覧ください。
10月4日の取材
- 水球男子(金)稲場悠介選手
- ブレイキン B-Boys(金)Shigekix(半井重幸)選手
- 新体操 団体総合(銀)田口久乃選手・西本愛実選手
- ラグビー7人制 男子(銅)古賀由教選手・中野剛通選手
- ラグビー7人制 女子(金)須田倫代選手・大内田夏月選手
- 柔道 男子90kg級(金)岡田陸選手
- スポーツクライミング 男子リード(金)鈴木音生選手
- レスリング 女子62kg級(金)尾﨑野乃香選手
- レスリング 女子76kg級(金)鏡優翔選手
- バレーボール男子(銀)新井雄大選手
10月3日の取材
- カヌースラローム 女子カヤックシングル(金)伊藤くるみ選手
- ボクシング 男子70kg級・女子54kg級・男子60kg級(銅)岡澤セオン選手・並木月海選手・北本隼輔選手
- ボクシング 男子55kg級(金)山口瑠選手
- セーリング 混合470級(金)磯崎哲也選手・関友里恵選手
- テニス 混合ダブルス(金)柴原瑛菜選手
- テニス 男子ダブルス(金)楠原悠介選手・中川舜祐選手
- テニス 男子シングルス(銅)松岡隼選手
10月2日の取材
- テコンドー 女子個人プムセ(銅)丹羽結子選手
- アーチェリー コンパウンド女子個人(金)ヌリサ・ディアン・アシュリファ選手・インドネシア
- レスリング 男子グレコローマン67kg級(銀)曽我部京太郎選手・60kg級(銅)鈴木絢大選手
- レスリング 男子グレコローマン97kg級(金)仲里優力選手
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(金)安楽宙斗選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- ハンドボール男子(銅)水町孝太郎選手
- 陸上 女子4×100mリレー(銅)御家瀬緑選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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永松瀬羅選手と田中美紗樹選手はどんな選手ですか?
セーリング女子49erFXの日本代表ペアで、2人とも豊田自動織機に所属しています。永松瀬羅選手(ながまつ・せら、32歳)は大分県出身、田中美紗樹選手(たなか・みさき、28歳)は大阪府大阪市出身で、早稲田大学の先輩・後輩です。2023年の杭州アジア大会で銀メダル、2024年のパリオリンピックにも出場しました。
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アジア大会のセーリング 女子49erFXの結果は?
愛知県蒲郡市の海陽ヨットハーバーで行われ、永松瀬羅選手・田中美紗樹選手が2026年10月1日の最終日に4レースを1位・2位・1位・1位として逆転し、金メダルを獲得しました。アジア大会の49erFXで日本勢初の金メダルです。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年10月3日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーションのステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。2人がそろって取材に応じました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年10月3日(土)18:30ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | セーリング 女子49erFX(女子二人乗りスキフ) |
| 結果 | 金メダル |
| 取材した選手 | 永松瀬羅選手、田中美紗樹選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年10月3日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。