2026年10月4日、久屋大通公園「ONE ASIA WORLD」のメダリストセレブレーションに、アジア競技大会の新体操 団体総合で銀メダルを獲得した日本代表「フェアリージャパン」の主将、田口久乃(たぐち・ひさの)選手と、西本愛実(にしもと・めぐみ)選手が登場しました。しゃちほこニュースがステージ後の囲み取材で話を聞きました。

団体総合は52.500で銀メダル
新体操の会場は、名古屋市総合体育館(レインボーホール、名古屋市)です。10月3日の団体総合決勝で、日本は52.500を記録して銀メダルを獲得しました。金メダルは中国(55.300)、銅メダルはカザフスタン(51.550)でした。日本代表は8月の世界選手権(ドイツ)の団体総合で2位に入り、2028年ロサンゼルスオリンピックの出場枠を獲得しています。アジア大会には、田口選手、西本選手、花村夏実選手、田中友菜選手、田邊観世埜選手の5人で出場しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会場 | 名古屋市総合体育館(レインボーホール、名古屋市) |
| 決勝 | 10月3日、52.500で銀メダル |
| 上位 | 金=中国(55.300)、銀=日本(52.500)、銅=カザフスタン(51.550) |
| 出場した5人 | 田口久乃、西本愛実、花村夏実、田中友菜、田邊観世埜 |
| 登場時刻 | 10月4日 10:15ごろ |

田口久乃選手・西本愛実選手インタビュー「新体操は飛び抜けて美しい競技」
田口選手は千葉県出身の20歳で、東京女子体育大学に在学。8月の世界選手権では、主将としてロサンゼルスオリンピックの出場枠獲得に貢献しました。西本選手は愛媛県出身の19歳で、国士舘大学に在学しています。

――アジア大会でメダルを手にして、一夜明けました。主将として、今の気持ちをお聞かせください。
田口選手:一番は、たくさんの方々に応援していただき、そしてたくさんの方々におめでとうって言っていただいたことに、すごく感謝の気持ちでいっぱいなのと、今シーズン最後の試合に自分たちはなるんですけど、ここまで頑張ってきてよかったって。結果は、自分たちが思ってた色とは違うんですけど、それでもこの皆さんの前で踊れたこと、今シーズンここまで頑張れたこと、本当に嬉しかったし、よかったっていう安心感と、感謝の気持ちが、今はそれで胸がいっぱいです。
――西本選手には、一夜明けてどんな声が届きましたか。
西本選手:本当に、今、田口選手が言ったように、私たちの目指していた金メダルではなかったんですけれども、やっぱり見に来てくださった身近な人とか、家族とかも見に来てくださったんですけど、そういう身近な人からも本当に感動したよ、おめでとうっていうふうに、結果だけじゃなくて、その演技を見たことでの響いたものがあったのかなって思いました。すごくそういう演技がしたかったので、そこはすごく嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
――田口選手は8月に「頼りない私にみんながついてきてくれた」と話していました。このチームでやってみて、いかがでしたか。
田口選手:やはり最終、自分のまだまだ未熟な、私の弱さが出てしまって、やっぱり最後みんなを表彰台の一番高いところに乗せられなかったっていう自分の責任も、もちろん今は重く感じています。やっぱり、自分たちのピークがやはり世界選手権だったので、そこからメンバーも5人に絞られて、1種目だった選手が2種目になって、やっぱり詰めの甘さだったりとか、まだまだ詰めきれなかった部分が出てしまったと思っています。
今はどちらかというと、結果も踏まえて、ポジティブっていう言葉よりは、どうしてもネガティブな方が出てしまうんですけど、第一に、ここまで練習含めて高みを目指して、ここまで練習したチームは今までなかったので、ここまでできたのは、このチームだったからだと思いますし、ここまできつい練習も、みんなだったから乗り越えられたと思います。
――西本選手は、主将の田口選手が引っ張ってきたこのチームで、いかがでしたか。
西本選手:もう本当に去年からガラッと変わって、すごく若いチームになったんですけど、だからこそその若さを武器に、本当に何本も何本も通し練習を重ねたりだとか、去年とは練習方法をガラッと変えて今シーズンに臨みました。やっぱり私たち5人だったからこそ乗り越えられた練習だし、この経験もできたと思うので、すごくメンバーのみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。
――今日はランウェイを歩いていても、子どもたちがたくさんいたと思います。子どもたちに新体操の魅力を伝えてください。
西本選手:新体操は、見ている人に感動だったりとかを与えられる競技だと思っているので、自分の心の底から出てくる感情だったり表現を、観客の皆さんに届けることができます。点数は審判がつけるんですけど、一番は観客の皆さんに伝わる演技ができると思うので、ぜひ新体操をやってみて、一緒に頑張りましょうということを伝えたいです。
田口選手:言葉ではなく、体で表現できる競技なので、そして音を使って、その音の意味も理解して、それを表現できるのはこの新体操にしかないですし、なおかつ手具を使ってダイナミックさも出る競技なので、他の競技にはない良さがたくさんあるなっていうふうに思っています。
体操だったりとか、アーティスティックスイミングだったりとか、似た競技はたくさんあるんですけど、新体操は飛び抜けて美しい競技だと思っています。そして、自分の良さとしているもの、強みっていう部分を、例えば難度だったり、手具の巧みさだったり、表現っていう部分で、どれでも強みを生かせるっていうのが新体操の魅力です。
今、新体操を始めて、なかなか結果が伸びなくて悩んでいる子だったりとか、なかなかうまくなれずに悩んでいる子も、絶対自分の良さを見つけて最後まで諦めずにやってほしいなって思います。ここから新体操を始めてもらうために、私たちがまた演技で感謝の気持ちだったりとか、夢や希望を与えられるように頑張っていきたいので、一緒にここから新体操の良さに気づいて、もっともっと頑張ってほしいなっていうふうに思います。
「ここまで練習したチームは今まで自分なかった」と振り返った主将の田口選手と、「私たち5人だったからこそ乗り越えられた練習」と語った西本選手。8月の世界選手権でロサンゼルスオリンピックの出場枠をつかんだチームにとって、今シーズン最後の大会でした。
メダリストセレブレーションとは
メダリストセレブレーションは、アジア競技大会でメダルを獲得した選手が久屋大通公園の「ONE ASIA WORLD」ステージに登場し、来場者と喜びを分かち合うイベントです。9月21日から10月3日は毎日18:00〜19:30、最終日の10月4日は10:00〜12:00に開かれました。

10月4日に登場した全メダリストと登場時刻はONE ASIA WORLD 10月4日(最終日)のスケジュールに、観覧の仕組みや混雑の目安はメダリストセレブレーション観覧ガイドに、会場全体の楽しみ方はONE ASIA WORLD完全ガイドにまとめています。
メダリストインタビュー特集
しゃちほこニュースがメダリストセレブレーション会場で取材した、ほかの選手のインタビューです。
取材したメダリストの言葉を競技別に一覧できるメダリストインタビューまとめもあわせてご覧ください。
10月4日の取材
- 水球男子(金)稲場悠介選手
- ブレイキン B-Boys(金)Shigekix(半井重幸)選手
- ラグビー7人制 男子(銅)古賀由教選手・中野剛通選手
- ラグビー7人制 女子(金)須田倫代選手・大内田夏月選手
- 柔道 男子90kg級(金)岡田陸選手
- スポーツクライミング 男子リード(金)鈴木音生選手
- レスリング 女子62kg級(金)尾﨑野乃香選手
- レスリング 女子76kg級(金)鏡優翔選手
- バレーボール男子(銀)新井雄大選手
10月3日の取材
- カヌースラローム 女子カヤックシングル(金)伊藤くるみ選手
- ボクシング 男子70kg級・女子54kg級・男子60kg級(銅)岡澤セオン選手・並木月海選手・北本隼輔選手
- ボクシング 男子55kg級(金)山口瑠選手
- セーリング 混合470級(金)磯崎哲也選手・関友里恵選手
- セーリング 女子49erFX(金)永松瀬羅選手・田中美紗樹選手
- テニス 混合ダブルス(金)柴原瑛菜選手
- テニス 男子ダブルス(金)楠原悠介選手・中川舜祐選手
- テニス 男子シングルス(銅)松岡隼選手
10月2日の取材
- テコンドー 女子個人プムセ(銅)丹羽結子選手
- アーチェリー コンパウンド女子個人(金)ヌリサ・ディアン・アシュリファ選手・インドネシア
- レスリング 男子グレコローマン67kg級(銀)曽我部京太郎選手・60kg級(銅)鈴木絢大選手
- レスリング 男子グレコローマン97kg級(金)仲里優力選手
10月1日の取材
- 競泳 女子100m背泳ぎ・4×100mメドレーリレー(銀)女子200m背泳ぎ(銅)白井璃緒選手
- eスポーツ Identity V 第五人格(銀)神谷凌選手と日本代表
- 飛込 男子10m高飛込(銀)玉井陸斗選手
- 柔道 女子52kg級(銅)藤城心選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(銅)楢﨑智亜選手
- スポーツクライミング 男子ボルダー(金)安楽宙斗選手
- 柔道 男子60kg級・女子48kg級(金)近藤隼斗選手・近藤美月選手
9月30日の取材
- eスポーツ PUBG MOBILE(金)タイ代表
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)中西貴映選手
- バドミントン 女子ダブルス(銅)女子団体(銀)岩永鈴選手
- ハンドボール男子(銅)水町孝太郎選手
- 陸上 女子4×100mリレー(銅)御家瀬緑選手
- 陸上 女子200m(金)女子100m(銀)シャンティ・ペレイラ選手・シンガポール
9月29日の取材
- eスポーツ NARAKA: BLADEPOINT(銀)タイ代表
- 競泳 男子200m背泳ぎ(金)西小野皓大選手
- クラッシュ 男子81kg級(銅)大吉賢選手
- 陸上 女子マラソン競歩(銅)梅野倖子選手
- 陸上 女子5000m・10000m(銀)1500m(銅)田中希実選手
- 卓球 女子団体(銀)長﨑美柚選手
- 卓球 女子団体(銀)面手凛選手
- 卓球 女子団体・女子ダブルス(銀)女子シングルス(銅)早田ひな選手
9月28日の取材
- 競泳 男子200m個人メドレー(金)松下知之選手
- アーティスティックスイミング デュエット・チーム(銀)比嘉もえ選手
- BMXレーシング男子(金)中井飛馬選手
- 総合馬術 団体(銀)個人(銅)大岩義明選手
- 陸上 女子やり投(銅)武本紗栄選手
- 陸上 女子やり投(銀)北口榛花選手
- 射撃 男子10mエアピストル団体(銀)インドネシア代表
- eスポーツ ポケモンユナイト(金)佐藤博希選手
9月27日の取材
- eスポーツ 対戦格闘団体戦(銀)樋口孝治郎選手・中山大地選手・澤田彰仁選手/ぷよぷよ(銅)タナラック選手・タイ
- バスケットボール女子(銀)常田亜美選手
- カヌー 混合カヤックペア500m(銅)井上暉央選手・福田りん選手
- フェンシング女子フルーレ団体(金)辻すみれ選手
- BMXフリースタイル男子パーク(金)中村輪夢選手
9月26日の取材
- バスケットボール3×3女子(金)堀内桜花選手・山本遥香選手
- 体操女子団体(銀)岸里奈選手・中村遥香選手
- フェンシング男子フルーレ 個人・団体(金)飯村一輝選手
- 陸上 女子七種競技(金)田中友梨選手
- 武術太極拳(銀)孫家閎選手・チャイニーズタイペイ
よくある質問(FAQ)
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田口久乃選手・西本愛実選手はどんな選手ですか?
新体操団体の日本代表「フェアリージャパン」のメンバーです。田口選手は千葉県出身の20歳で主将、東京女子体育大学に在学しています。西本選手は愛媛県出身の19歳で、国士舘大学に在学しています。
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アジア大会の新体操 団体総合の結果は?
2026年10月3日、名古屋市総合体育館で行われた団体総合決勝で、日本は52.500を記録して銀メダルを獲得しました。金メダルは中国(55.300)でした。
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このインタビューはどこで行われましたか?
2026年10月4日、久屋大通公園のONE ASIA WORLDで開かれたメダリストセレブレーション(最終日)のステージ後、メディア向けの囲み取材で行いました。
取材情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取材日 | 2026年10月4日(日)10:15ごろの登壇後 |
| 競技・種目 | 新体操 団体総合 |
| 結果 | 銀メダル |
| 取材した選手 | 田口久乃選手(主将)・西本愛実選手 |
| 会場 | ONE ASIA WORLD(久屋大通公園)メダリストセレブレーション |
| 地図 | Googleマップで見る |
| 取材 | しゃちほこニュース |
※掲載情報は2026年10月4日時点のものです。選手のコメントは会場での囲み取材をもとに、読みやすいように一部を整えています。競技結果は大会公式サイト、JOC、各競技団体の発表などを参照しました。